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日本の住環境に合わせて開発された小型軽量クリーナーが掃除の負担を軽くする

コードレスクリーナーの進化を象徴する「Dyson V8 Slim」。ダイソンならではの吸引力、集塵力はそのまま、大幅に小型軽量化された本モデルは、日本の住環境に合わせて開発されていた。

軽量化と集塵力の両立という課題の解決を実現

ダイソン最軽量※1のコードレスクリーナー
約40%も小型軽量化された新スリムソフトローラークリーナーヘッドを搭載。パイプ部分も細く短くすることで、全体重量2.15kgという軽量化を実現している。全体に小型化しながら、毎分最大10万7000回転を誇るダイソン デジタルモーター V8を採用し、パワフルな吸引力は最長40分間※2継続。床から天井まで、さまざまな場所を1台で掃除できる。
Dyson V8 Slim
オープン価格
※1 ダイソンV7、V8、V10、V11コードレスクリーナー比。
※2 モーター駆動ではない付属ツールを、通常モードで使用した場合の最長運転時間。

 ここ数年、掃除機市場の大きなトレンドとなっているのが、コード付き掃除機からコードレスへのシフトである。要因は、コードレスクリーナーの高性能化だ。以前はパワーに不満を持つ人も多かったが、コードレスならではの機動性とパワフルな吸引力を両立させるモデルの登場や、長時間バッテリー駆動モデルの登場で、販売台数を伸ばしている。その先駆者となっているのが、ダイソンである。

 ダイソンの名を世に広めた最初のサイクロン掃除機は、そもそも掃除機の吸引力が使っていくうちに低下するという課題を解決するための、ある種の発明としてこの世に生まれた。

 ──課題をテクノロジーで解決する。ダイソンの「その哲学は、開発されるすべての製品に貫かれています」と、同社エンジニアのジェームス・シェール氏は語る。ダイソンのエンジニアは、開発したものが使われる環境を実際に見て、使う人の声を聞くというのが創業当初からの基幹部分である。そして今回、課題として挙げたのが日本の住環境だった。

 「当社のエンジニアが日本各地のお宅を実際に訪ね、掃除の仕方やクリーナーの使い方を調査していくなかで、日本の消費者が今のコードレスクリーナーに満足しているわけではないと感じました」

 そこで抽出された課題を解決するために開発されたのが、「Dyson V8 Slim」である。ジェームス氏によれば、日本の住環境に最適化するための最大の課題は、高い吸引力と集塵力を持ちながら、小型軽量を実現することだった。なかでも、最も苦労したポイントが、クリーナーヘッドの小型軽量化だったという。

軽量化と強い吸引力を両立した市場を開拓

【開発の背景】市場の不満を解消して
新規市場を開拓

コードレスクリーナーに関して、消費者は「吸引力は強いけれど重い」「軽いけれど吸引力が不安」という印象を抱くことが多いという。その不満を解消するために、アイデアとテクノロジーを凝縮させ、「軽いけれどパワフル」なコードレスクリーナーで新規市場を開拓した。