新市場戦略 デジタルクリエイタープロダクションのパイオニア クリエイティブな発想と人間力で多様なデジタルサービスを実現 株式会社エクストリーム 新市場戦略 デジタルクリエイタープロダクションのパイオニア クリエイティブな発想と人間力で多様なデジタルサービスを実現 株式会社エクストリーム

優れたクリエイターとエンジニアのプロダクション企業として、最適な技術を顧客に提供するエクストリーム。
躍進を続ける同社の戦略を聞いた。

2018年、台湾・香港・マカオでセールスランキング1位、中国で同2位を記録し、アジア圏総ダウンロード数1000万を突破したスマホゲーム「ラングリッサー」。その知的財産権(IP)を持ち、ライセンスを提供しているのがエクストリームだ。

2014年に東証マザーズに上場した同社は、「デジタルクリエイタープロダクション」と銘打つ。「映画は脚本家や俳優など、各分野のスタッフを集めて作ります。ソフトウエアも優れた技術を持つクリエイターやエンジニアがプロジェクトごとに参画し、開発を成功させていくようにしたいと考えました」とエクストリーム 代表取締役社長 CEOの佐藤昌平氏は言う。

ゲーム開発で培ってきた
感覚に訴える発想に強み

エクストリームの事業は、ソリューション事業、受託開発事業、コンテンツプロパティ事業の3つ。

ソリューション事業はBtoBビジネスで、クリエイターやエンジニアが顧客企業に常駐して最適な技術を提供する。受託開発事業は社内で開発を行い、顧客に納品するBtoBモデルだ。一方、コンテンツプロパティ事業はBtoCで、「ラングリッサー」をはじめとする「メサイヤゲームス」のIPを保有し、それらを利用したゲームサービスやライセンスサービスを行う。

上場時、BtoBビジネスの売上は、ゲーム事業が9割を占めていた。2019年3月期には非ゲーム事業がおよそ5割を占めるまでになってきている。

非ゲーム系が増えた要因には、SNSの浸透やデジタルサイネージの普及、CtoCビジネスの成長など、新しいビジネススタイルの定着がある。これらのサービスは、視覚だけで感覚的にユーザーに情報を伝える必要がある。

そこでエクストリームの持つ、目から入ってくる情報をクリエイトするという、ゲーム開発で培ってきた技術が優位性を持ったのだ。

ゲームはUI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)に優れている。プレイした時、自然に楽しめるように開発するからだ。

「私たちはゲーム開発で築き上げてきた、視覚的、感覚的なユーザビリティを構築するノウハウを蓄積しており、それがスマホアプリやWebサービスなど、幅広い領域のシステム開発に生かされているのです」(佐藤氏)

人こそが財産
人間力を鍛える人財育成

エクストリームは人間力を持ったクリエイティブ集団でありたいと考えている。社員は、「多くのユーザーが喜んで使うサービスを開発したい」という熱い思いを持っている。その思いを顧客企業やユーザーに伝えるには、相手と豊かにコミュニケーションする力が欠かせない。

人間力強化のために、新卒社員は月ごとに設けたテーマについて調査し、週1回社長に発表する勉強会を行っている。社会性や汎用的なビジネススキル、技術力や発想力を磨き、ゲーム開発やシステム開発、Webデザインやゲームデザインなど、エクストリームが展開する幅広いジャンルの開発で成長し続けていくための人間力を磨く。

ほかにも、トレンド技術に関する勉強会を定期的に開催したり、社内SNSで新しい技術の共有などを行い、社員の能力開発に力を入れている。

社内の人財インキュベーション施設「Co-CORE(ここあ)」

社内の人財インキュベーション施設
「Co-CORE(ここあ)」

エクストリーム社員がお互いの技術や情報を共有するスペース。Co(会社)のCORE(中心)の場所であり、Co(個)がCORE(会社の中心)であるというエクストリームの理念が込められた、アイデア創出の場だ

日本人の発想力に優位性
アジア圏をつなぐかけ橋に

中華圏での大ヒットを受け、2019年には日本と韓国でも「ラングリッサーモバイル」のサービスが始まる。既に欧米ではリリースされており、今後も世界展開を進めていく予定だ。併せて、デジタルクリエイターのグローバルな潮流の創出にも取り組む。佐藤氏は「日本人の発想力は世界的にも優位性があります。アジア圏を中心に、世界にまたがるデジタルクリエイタープロダクションとして、グローバル展開を推進したいと思います」と語った。

The voice of the person in change
株式会社エクストリーム代表取締役社長CEO 佐藤 昌平氏 株式会社エクストリーム
代表取締役社長CEO
佐藤 昌平氏

ソフトウエア産業に貢献するIT業界のプロダクション

日本で初めて「デジタルクリエイタープロダクション」を標榜したのは当社だと思っておりますが、競合が増えることを願っています。クリエイターやエンジニアが切磋琢磨し、豊かな発想でソフトウエアやサービスを作っていくことで、日本のソフトウエア産業の発展に寄与していきます。

株式会社エクストリーム
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-11-1
メトロポリタンプラザビル21階
https://www.e-xtreme.co.jp/
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