日経ビジネス
Business Fashion Style 2019 Autumn & Winter

創業時から変わらない哲学 ダックス125周年の品格あふれるスタイル

創業時から変わらない哲学 ダックス125周年の品格あふれるスタイル

英国の名門、ダックスが今年創業125周年を迎えた。元は小さなテイラーとして開業しながら現在では英国ファッション界において革新的な役割を担うまでになり、英国王室から有名アーティストまで絶大な信頼を寄せられている。その礎となったのが創業時から変わらない「クオリティファースト(品質第一)」と「シーキングパーフェクション(完璧さへの追求)」の精神。それは時にストイックなまでに自身のパフォーマンスの高みを追求するアスリートのメンタリティにも通ずるものがある。

今回、ダックスの2019年秋冬コレクションのスーツとジャケットを着用いただいたのは引退間もない元サッカー日本代表の川口能活さん。「ピッチで100%の力を発揮できるよう常に準備はしていましたし、コンディションを保つための節制も怠りませんでした」とサッカー選手としての「クオリティファースト」を高いレベルで心がけていたそう。2001年から3年間、イングランドに本拠を置くポーツマスFCでもプレーした川口さんはダックスについての印象を「自分がイングランドの2部リーグでプレーをしていた時に、プレミアリーグから移籍してくる選手の多くがダックスのスーツを着ていました。自分にとっては高級ブランドであり、そのスーツを着ることはステータスのように感じていました」と語る。実際に着用してみて「見た目は美しくて、着心地もすごく良い。イングランドにいた頃にはダックスのスーツを着ることはできなかったので、それが叶いました。」と感想を話してくれた。川口さんにとってスーツとは、現役時代のユニフォームとはまた違う緊張感をもたらし、自分の気持ちをもう一段階高めてくれるものだそう。英国の伝統と品格を守り続けてきたダックスの美学が宿る正統派の一着は、これからも挑む男たちの気持ちを引き締めてくれることに変わりないだろう。

2万円で手に入る軽快なマッケイ製法の履き心地

遠目には無地のグレースーツのようで、グレー×ブラウンのオルタネイトストライプ柄。ブラウンは差し色として秋を感じさせながら、落ち着いたトーンなので正統派の白シャツともマッチする。大人のビジネススタイルは控えめのようで彩りの妙がある、そんな演出も大切にしたい。

スーツ17万円、シャツ2万4000円、ネクタイ1万3000円〔全てダックス/オンワード樫山 お客様相談室窓口 0120-58-6300〕ポケットチーフ、靴(スタイリスト私物)

2万円で手に入る軽快なマッケイ製法の履き心地

ネイビーのジャケットにはグレーのウインドウペンという定番ともいえる組み合わせ。シックさが際立つベーシックなジャケットスタイルも、シャツに千鳥格子柄を合わせれば表情に奥行きが生まれ、リラックス感もドレス感も漂うビジネススタイルが完成する。

ジャケット 8万9000円、シャツ2万4000円、トラウザーズ 3万9000円、ネクタイ1万3000円〔全てダックス/オンワード樫山 お客様相談室窓口 0120-58-6300〕ポケットチーフ、靴(スタイリスト私物)

Profile

川口 能活Kawaguchi Yoshikatsu

1975年生まれ。静岡県出身。1994年に横浜マリノス入団、95年にJリーグ新人王に輝く。1996年、日本年間最優秀選手賞。2001〜2003年はイングランドのポーツマスFCで、2003〜2005年はデンマークのFCノアシェランでプレー。国際Aマッチには日本人歴代4位となる116試合出場、2017年11月に Jリーグ通算500試合達成。

写真/渡邉 良平 モデル/川口 能活 ファッションディレクター&スタイリング/森岡弘(グローブ) ヘア&メイク/高取 篤史  文/向野 章範(STUDIO UNI) デザイン/STUDIO UNI
※本特集内の商品の価格表記は、すべて税抜きです。