Part 02 技術で世界をつなぐ

サンコール株式会社

独自の技術が生み出す
ナノレベル技術の結晶

自動車の材料・部品に始まり、プリンターや
ハードディスクの
部品などで世界的シェアを誇る
サンコール。
一流メーカーがしのぎを削る京都で、70年以上
飛躍し続けるその魅力とは――。

営業・技術を両立する
熱い志を持つスタッフたち

「サンコールでは、営業と言えども素材や部品の技術的な知識が必要なんです」と語るのは、国際営業部海外営業課の岡田翔太さん(12年入社)。

2018年に設立された海外営業課で、中国や東南アジア各国の顧客に向けた輸出書類の作成や折衝にあたっている。

「お客様の要望は一定ではありません。当社の生産規模を超える数量の部品注文や難易度の高い要求が寄せられることは決して珍しくはありません。不測の事態が起こった時には、技術や製造現場のスタッフの協力が不可欠。そのためには、営業スタッフや技術スタッフが同じ“言葉”と“知識”で話し合い、解決策を模索していくことが大切です」(岡田さん)

サンコールでは、入社後1カ月間の社員教育によって全社員がビジネスの基礎から、製造現場で必要となる知識までを徹底して教育する。

同社ではその後も仕事を通して各分野のスタッフが連携する機会が多く、こうした経験が技術力とコミュニケーションの力を兼ね備えた人材づくりに貢献している。

「私自身、繁忙期には製造現場の手伝いをすることもありますし、自分が頻繁に扱っている部品を使った図面であれば10秒程度で読み取れます。こうしたスタンスは、技術職でも同じです。役職や部署を超え相手の立場に立って考え、時には泥臭いほどに一丸となって事にあたる。この姿勢がサンコールらしさではないでしょうか」と、岡田さんは笑って話す。

役職や部署を超え
一丸となって事にあたる

(上)岡田さんがヒアリングした要件を、関係スタッフと検討する。基礎的な技術力を全社員が備える同社ならではの風景だ。(左下)小さな製品の一つにも、ナノ単位の精密な技術が活かされている。(右下)産学連携で取り組むリハビリロボット。医療・介護分野をはじめ未知の領域へ果敢に挑戦する姿勢も同社の特徴だ。

世界シェアトップを誇る
優れた製品の数々

京都嵐山の麓にサンコールが誕生したのは1943年。伊藤忠商事をはじめ複数社の出資によって、航空機用の弁ばねの製造拠点として創業した。

京都で戦中から続く企業で、社員が一丸となって働くばねメーカー、と聞くと何やらローカルな老舗めいた印象があるかもしれない。しかしその実、同社は様々な産業の現場に革新をもたらす製品を数多く開発、提供し続ける精密塑性加工のトップランナーなのだ。

同社の姿勢は「重要技術をしっかり守り、ニーズに応じて新技術に展開する」こと。長年のばね製造で確立した技術を核に、柔軟なアイデアと市場ニーズを敏感に感じ取る目によって、産業界に革新をもたらす製品を生み出してきた。

一例を挙げると、自動車エンジン用の弁ばねは材料供給も含めて世界シェアの20%を誇り、近年ではHEV、EV車など環境に配慮した自動車の部品においても実績を伸ばしている。さらに、金属加工の技術を応用してつくられたプリンター用の紙送り用のローラーは、今日の高精細なインクジェットプリンターの進化に多大な影響を及ぼし、現在では世界中の60%ものプリンターで同社の製品が使われている。その他にもHDD用のサスペンション、医療介護用品など、その独自の技術と開発力を駆使して、近年新たな分野へと活躍の場を広げているのだ。こうした同社の発展は、素材の調達から開発、製造、販売までを自社で一括して行う体制に支えられている。

素材に関しては、製鋼メーカーと連携して、成分設計を行い同社だけの高品質な鋼材を調達している。これを元に社内で多彩な技術を持ったスタッフが開発を行うことで、自由なカスタマイズと製品製造・提供までのリードタイムの短縮を実現。さらに、日本のみならず中国、タイ、メキシコ、米国など世界各地の海外拠点を通じた供給体制で、優れた製品の迅速で安定した提供を行っている。

グローバルな市場で
さらに存在感を増すために

「これからの当社の課題は、よりグローバルな市場への進出です」と話すのは、常務取締役であり営業部門長の西室喜永氏。「今後さらなる発展が期待される東南アジアをはじめとした市場においては、自動車部品だけでなく、当社の扱うあらゆる製品がシェアを伸ばす可能性を秘めています。そのためにも、今は海外拠点の売上比率を上げ、また、海外企業向けの取引を拡大していくことが大切です。私たちは、伊藤忠グループと協業しながら販路拡大を目指すとともに、海外に向けてその才能を活かしていく人材を積極的に求めています」(西室常務)

同社ではこうした企業の発展を見据え、社内においても数々のサポートを行っている。一例では、若手社員がグループをつくり新たな技術を開発し提案するプロジェクトの取り組み。さらには、技術者による論文発表やプレゼンテーションなどの機会も用意されている。

西室常務は言う。「日々進化し続ける自動車業界や精密機械の業界で、グローバルな活躍を目指していくためには、常に一歩先を見据えた革新的な動きが必要です。現在私たちは、EVやHEVをはじめとした、環境対応車両に向けた製品開発に力を入れていますが、さらにその先に『どんな技術が必要となるのだろう』と考えているような人材は魅力的ですね。それぞれの持ち前のやる気やプライドを発揮して、グローバルな視点で仕事に取り組みたいと考える皆さんのために、私たちは活躍の場を用意して待っています」

精密かつ多彩な独自技術を持ちつつ、発展を遂げるサンコール。その社名が世界各国で轟きわたる日が来ることもそう遠くはないだろう。

求ム!次代のスペシャリスト

グローバルな視野で
未来を思う
総合力ある
ビジネスマンとなれ

常務取締役 西室喜永氏

■ COMPANY PROFILE

本社
〒615-8555 京都市右京区梅津西浦町14番地
設立
1943年6月
資本金
48億800万円
売上高
422億2,500万円
従業員数
568人(連結2,394人)

■ RECRUIT INFORMATION

募集職種
総合職(技術部門・営業部門・管理部門の基幹業務)
給与・賞与
大学卒:月給207,800円 修士卒:月給227,800円
■昇給 年1回 賞与 年2回
勤務地
当初配属地は、京都及び愛知地区の予定
勤務時間
【京都】8:00~16:45
【愛知】8:15~17:00他
休日・休暇
完全週休2日制(土・日)
年末年始、GW、夏期休暇、年間休日121日(閏年122日)
年次有給休暇、慶弔休暇、リフレッシュ休暇(勤続年数により付与)、介護・子の看護休暇等
福利厚生
【福利厚生施設】独身寮(京都のみ)、医務室、食堂(給食制度)など
【その他制度】企業年金制度、退職金制度、借上げ社宅制度、持株会制度など
採用予定人数
新卒13人(2019年度)