Part 03 新しい暮らしを創造する

伊藤忠紙パルプ株式会社

原紙から製品まで扱う
紙と紙製品の専門商社

環境負荷への配慮と市場のニーズを反映した
開発を理念に
グループで紙のオペレーションを
担う伊藤忠紙パルプの強みは、
グローバルネットワークを駆使した
海外展開とバリューチェーン。

時代の変化に対応する
新たな領域への取り組み

1972年に伊藤忠商事の紙パルプ部門から独立して設立された伊藤忠紙パルプは、紙と紙製品の国内販売と輸出入・三国取引を主に手掛ける企業だ。

押谷賢一代表取締役社長は、伊藤忠グループにおける事業展開のメリットは、グローバルネットワークだけでなく、「ファミリーマートをはじめとして、食料品や繊維などの生活消費雑貨が強いグループには、紙と親和性のあるお客様が多いこと」だと言う。さらに、原紙から加工、紙製品までバリューチェーンで顧客の要望に対応できる体制も大きな強みだ。例えば、紙包装では「原紙→包材機能付加→印刷加工」までをトータルコーディネートする。

扱う商品は、カタログや雑誌など情報関連商品とコピー用紙などの事務関連商品、食品パッケージなどの包装関連商品、エアーキャップ封筒やラベルなど物流関連商品、小売店舗で使用されるリーテイル商品、紙製品や段ボールなどに使用される紙・板紙商品と幅広い。しかし、その中にはペーパーレス化が進む情報関連商品など、時代の構造として、追い風が吹いていない分野もある。

そうした中で伊藤忠紙パルプが力を入れているのは、時代の変化に合致した新たな商材の開発と、海外における販売体制の強化だ。

その一環として上海伊藤忠商事有限公司へ2人、伊藤忠ベトナム会社へ1人の社員を派遣して海外での営業力を強化している。

上海では近郊にある印刷加工会社に出資して、宅配業者が使用する三層ラベルの販売、原紙の供給、管理も行っている。

「日本で宅配便の年間取扱量は約40億個ですが、中国ではその10倍。紙の供給源であると同時に販売先としても大きな期待を持っています。この海外展開は、ホーチミンを基点として、ASEAN諸国にも広げていきたい」(押谷社長)

紙のスペシャリストとして
顧客の課題を解決

(左)伊藤忠紙パルプには伊藤忠商事に出向して伊藤忠ベトナム会社に配属されて活躍する人材もいる。写真は現地の取引先と商談中の様子。ベトナムでの仕事のやり方や生活習慣にも慣れ、余裕が感じられる。このように伊藤忠紙パルプは伊藤忠グループの海外ネットワークをフル活用し、原紙から最終紙製品まで多様な商材をグローバルに展開したいと考えている。(右上)上海伊藤忠商事有限公司に出向している伊藤忠紙パルプの社員。写真は製造に立会い、品質を確認している様子。(右下)中国全土で近年急激に広がるネットショッピングに対応すべく、宅配業者が使用する三層ラベルの販売、原紙の供給、管理に注力。その膨大な市場ゆえに、今後販売先として大きな期待が寄せられる一方、若手社員の活躍の場として、優秀な人材の確保は急務となっている。

スペシャリストたちの
商社の枠を超えた挑戦

現場で求められているのは、常に改革の意識を持って挑戦を続ける人材だ。

ロジスティクスサプライ部ロジスティクスサプライ第二課リーダーの末藤寛子さんは、2006年入社の中堅スペシャリスト。幅広い商品を扱えて開発にも携われる商社への就職を希望していて、環境問題に興味を持っていたことから、伊藤忠紙パルプへの入社を決めたという。現在は、物流関連で使われる紙製品の販売を担当、国内で生産されたものと、中国から輸入した製品を扱っている。

紙のスペシャリストとして顧客の課題を解決してきたが、現在は物流関連で新規分野の開発を進めているという。

「ペーパーレスに嘆いていても始まらないので、その先にある紙の新技術を取り込む挑戦を始めています」(末藤さん)

国際営業部国際営業課に所属する田村純也さんは、17年入社の若手で、1年目は海外のメーカーや代理店への営業サポートを担い、2年目からは台湾と韓国向けの加工原紙分野の営業担当を任されている。

「商社には興味があったのですが、紙を扱う会社だと聞いて、将来性が気になりました。でも、説明会で紙が持っている可能性を聞いて、夢が持てる仕事だと思いました」(田村さん)

今後は、海外駐在も経験してもっと広く世界にチャレンジしていきたいと言う田村さんの表情には希望が溢れていた。

(右)「紙を扱う商社だからこそ、地球環境に配慮した『環境負荷のより少ない』『リサイクルしやすい』商品の開発を行いたいです」と末藤さん。(左)「紙を製品に加工する時には、様々な工程が存在します。伊藤忠紙パルプでは部分的な手配にとどまらず、最終製品とその総コストを踏まえた上で原紙の提供からユーザー納品まで、顧客の要望に合わせ総合的に紙の物流にかかわっています」と田村さん。

注目トピックス

2018年度から新人事制度を導入
伊藤忠紙パルプでは、「全社員活躍企業」に向けてマネジメントを担う総合職とは別に、専門能力を最大限に発揮できるエキスパート職掌を新たに設定し、また事務職掌には、新たなチャレンジフィールドを設け活躍の場の拡大を図っている。
また、従来とは一線を画した外部研修の導入で研修の充実化を図るなど、全社員が各々のポジションで、さらにモチベーションアップし、成長へとつなげられる環境を整えている。
代表取締役社長 押谷賢一氏

■ COMPANY PROFILE

本社
〒103-8415 東京都中央区日本橋本町2-7-1
野村不動産日本橋本町ビル8F
設立
1972年1月11日
資本金
5億円
売上高
805億円
従業員数
150人

■ RECRUIT INFORMATION

募集職種
総合職
給与・賞与
総合職:大卒 月給214,000円
■昇給 年1回(4月) 賞与 年1回(1年分を1回にまとめて6月に支給)
勤務地
東京、大阪、名古屋
勤務時間
9:00~17:15
休日・休暇
完全週休2日制(土・日)
祝日、年末年始(2018年度年間休日121日)
福利厚生
【制度】各種社会保険、退職年金制度、厚生年金基金、財形貯蓄制度、弔慰金、借り上げ社宅・独身寮
【休暇制度他】年次有給休暇(初年度14日、最高20日)、育児休業制度、育児短時間勤務制度、介護休業制度、介護短時間勤務制度、リフレッシュ休暇制度
採用予定人数
3~5人(未定)