Part 04 豊かで多様な生活をリードする

伊藤忠飼料株式会社

安全・安心な
飼料・食品で
国内の畜産を守る――

安全・安心な畜水産の飼料づくりだけでなく、
食品の加工、流通・販売にいたるまで
一貫して携わる、
飼料メーカーの枠にとどまらない
総合食品企業。

飼料の製造・販売だけでなく
食品の販売も手掛ける

伊藤忠飼料の主力事業は、畜産物の配合飼料を製造・販売する「畜産飼料事業」、水産物の配合飼料を製造・販売する「水産飼料事業」、繁殖に用いられる種豚や種鶏を生産する「種畜事業」、そして、飼料にこだわって卵をつくる「鶏卵事業」の四つからなる。年間売上げのうち飼料販売は6割程度、残りの4割はもう一つの柱である鶏卵や豚肉などの畜産食品事業が占める。

「『畜水産事業を通じて広く社会に貢献する』という企業理念をモットーに、飼料の製造・販売を中心に、おいしくて安全・安心な鶏卵・豚肉などの食品も食卓へお届けしている“総合食品企業”です」と語るのは藤嶋照夫代表取締役社長だ。

「飼料メーカーでありながら、食品の流通・販売まで行っています」と藤嶋社長が言うように、社名から連想する「飼料メーカー」にとどまらない事業を展開する。

「私たちは鶏卵や『燦然』という名のブランド豚肉を販売しています。当社の飼料で育て、食品として加工し、流通・販売する、いわゆる6次化モデルのビジネスです。食品の流通・販売まで手掛ける飼料メーカーはそう多くはありません。それが可能なのは、食品に強い伊藤忠商事のグループ力が背景にあります。卸売では日本アクセス、消費者への販売はファミリーマートと協業できる。グループシナジーを活かせる点は強みです」

未来に向けて、AIやIoTの取り組みにも積極的だ。その一つが、豚の体重を画像から推定する「デジタル目勘」。豚は出荷時の体重で価格が決まるため、適切な体重管理は非常に重要であるが、1頭ずつの体重測定には手間と時間がかかり、養豚農家の負担は大きい。これを、AI関連技術で画像から簡単に計測し、農家の生産性に寄与するサービスだ。現在、NTTグループのNTTテクノクロスと共同開発中である。

同社は、こうした畜産農家の利便性を高めるサービスを提供することで、最終的には飼料製造・販売につなげていきたい考えだ。

動物たちの成長に
喜びがある

(上)渡部さんと共に話を聞かせてくれた飼料事業統轄部の土居さんによると、充実した福利厚生は「学生時代の友人がうらやむほど」だという。(左下)服部さんは研究所内の豚や鶏の世話だけでなく、デスクワークもこなす。(右下)研究所ではより良い飼料を目指し、地道な研究が続けられている。

幅広い視点を持った
人材の育成に注力

「当社には、ポテンシャルが高い若い人が多い」と語る藤嶋社長は、飼料業界だけにとどまらず、流通や販売など多方面で活躍できる総合的な能力を持つ人材を育てたいと考えている。飼料の製造・販売が主力なため、農学部、獣医学部といった理系出身者は多いものの、文系出身者も積極的に採用している。多様な人材を採用することで、社内が偏った発想に陥らないように留意しているからだ。

入社後は、約3カ月にわたって農場や研究所などで研修を行い、座学と実習で基礎的な専門知識を身につけられるため、入社時に専門知識がなくても心配する必要はない。実際、多くの文系出身者が活躍している。

「飼料メーカーでありながら総合食品企業でもある我々の特徴を活かして、様々な分野で活躍できる人材になってほしい。そして、今後は、もっと女性が活躍できる会社にしたいとも考えています」

その藤嶋社長の言葉を裏打ちするような女性社員が、2016年入社で財務経理・リスク管理部に所属する渡部葉月さん。農学部で飼料の研究をしていた渡部さんが、この会社に入社を決めた理由は「飼料メーカーでありながら消費者に近い点が魅力」なことだった。

「支払い予定や回収予定を見極めながら、計画を立て、十億円単位の金額を動かすこともあります。最初は額の大きさもあって怖かったのですが、設備投資に巨額な資金が必要であることなど、違った側面から飼料を見ることができ、とても勉強になっています」

畑違いの仕事に当初は不安もあったというが、伊藤忠グループの企業を集めた財務経理研修や、自己研鑽に積極的に取り組むなど、今では大きなやりがいを感じているという。

渡部さんは、前述の配属によってより広い視野を持てるようになった。こうした人事施策も、藤嶋社長が言う“総合的な人材育成”の一環だ。

豚や牛、鶏がたくさん!
那須高原の研究所

栃木県那須塩原市の12.6ヘクタールの広大な敷地に伊藤忠飼料の研究所がある。多くの豚や牛、鶏を飼育し、理想的な畜産飼料や、おいしい畜水産物を開発するための研究・開発が行われている。

「獣医師の資格を持っていますが、同じバックグラウンドの人だけでは、似たようなアイデアしか出てきません。文系出身の先輩のモノの見方に驚かされることは多いですね」と語るのは櫻井夏実さん。現在、研究所の予防衛生チームで、畜産食品の安全性に関する検査や家畜や家禽の健康管理に関する業務を行う日々だ。

一方、同研究所には営業職から研究所にやってきた研究技術チームの服部啓太さんのような人もいる。

同研究所で飼料開発や顧客への技術支援などを行う服部さんは、学生時代には牛の研究をしていたものの、鶏や豚についての知識はなかったが、この研究所に来て、一から学んだという。

「飼料の栄養素を変えたりしながら、思い通りに動物たちが成長した時は嬉しいですね」(服部さん)

国内の畜産を守る――これは同社の使命だ。そのために伊藤忠飼料は若い力を必要としている。

求ム!次代のスペシャリスト

スペシャリティーを
持つ
総合的な人材を
育てたい

代表取締役社長 藤嶋照夫氏

■ COMPANY PROFILE

本社
〒136-8511 東京都江東区亀戸2-35-13 新永ビル7・8F
設立
1961年2月1日
資本金
19億1,000万円
売上高
801億円
従業員数
242人

■ RECRUIT INFORMATION

募集職種
総合職(飼料事業部門・食品事業部門・研究技術開発部門・管理部門・獣医師)
給与・賞与
大学院了:月給233,800円(2018年4月実績)
大学卒:月給223,200円(2018年4月実績)
■昇給 年1回 賞与 年2回
勤務地
八戸、北上、那須塩原、東京、名古屋、姫路、宇和島、北九州、鹿児島など ※上記、勤務地転勤あり
勤務時間
9:00~17:45(事業所によって、8:00~16:45、8:30~17:15)
休日・休暇
完全週休2日制(土・日)、祝祭日、夏季休暇(3日間)+8月15日、年末年始(5日間)、慶弔休暇、年次有給休暇等
福利厚生
社宅制度、企業年金制度、勤労者財産形成積立制度、永年勤続表彰制度あり
採用予定人数
10~15人程度