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プロ野球「パ・リーグ」のノウハウを生かし、海外スポーツへの協賛を成功へと導く|パシフィックリーグマーケティング 株式会社

有名スポーツチームへの協賛は、海外でのブランディングに極めて効果的だ。
プロ野球の経験とノウハウを生かし、初めての企業でも安心して相談できる「スポーツ界の総合商社」を目指す。

市場への浸透力と
プレミア感が魅力

ビジネスをグローバルに展開しようとするとき、多くの企業が直面する課題がある。それは、海外の消費者や企業に対し、いかにして自社のブランドや商品を浸透させるかだ。しかも、単に認知度を上げるだけでなく、自社ブランドのプレミア感をしっかり演出したいとなると、ありきたりの広告手法では難しい。

そうした企業にとって、海外の有名スポーツチームへの協賛は、魅力的な選択肢となる。人気チームに協賛すれば、市場への強力な浸透力が得られると同時に、チームのブランド力を生かして自社ブランドのプレミア感を演出できる。

とはいえ、経験のある企業ならともかく、初めて挑戦する企業にとっては、ハードルが高く感じられるのも事実だろう。

パシフィックリーグマーケティング株式会社
事業開発本部
事業開発部
ディレクター 兼 キャリアアドバイザー

菅原 右敦氏

プロ野球のパシフィック・リーグ6球団の共同出資により、2007年に創設されたパシフィックリーグマーケティング(以下、PLM)は、そうした企業を支援するため、海外のスポーツチームへの協賛を代理店としてサポートしている。

「当社には豊富な経験とノウハウがあります。初めての企業でも、海外スポーツへの協賛を身近に検討していただけます」(事業開発本部 菅原右敦氏)

日本では、プロ野球がスポーツ界最大の市場であり、数多くの企業が、企業名や商品の認知度を高めることなどを目的とし、球団に対して協賛をしてきた。PLMは、そうしたノウハウや、豊富なデータ資産を活用した戦略によって海外での協賛を成功へと導く。

NBAのリーチ力と
ファン層に注目

同社は「スポーツ界の総合商社」を目指し、ロサンゼルス・ドジャースを含むMLB球団などとのパイプを生かしながら、代理店として日本企業を幅広くサポートしている。

その同社がいま最も注目しているのは、米国4大スポーツのひとつとして世界的な人気を博すNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)だ。

NBAの試合や関連番組は北米だけでなく、世界215の国と地域において、50言語で放映されている。米国人以外の選手が多いのも特徴で、その国籍は40カ国を超える。このため、北米だけでなく、中国やフィリピンなど、アジア圏にも根強いファン層を持つ。グローバルなコンテンツとしての魅力は米国4大スポーツの中で最も高く、世界市場へのリーチ力も強い。

米国のNBAチーム、ヒューストン・ロケッツ(テキサス州)のコーポレート・ディベロップメント バイスプレジデントを務めるジョン・クローリー氏によれば、台湾系米国人のジェレミー・リン選手や中国人のヤオ・ミン選手が活躍したことで、アジア圏に大きなファン層が築かれたという。

ヒューストン・ロケッツ
コーポレート・ディベロップメント バイスプレジデント

ジョン・クローリー氏

「この20年間で、当チームのスポンサー企業はアジア圏に大きく広がりました。日本企業もいます。例えば、トヨタ自動車との提携はもう16年に及び、現在もなお、良好な関係が続いています」(クローリー氏)

同氏は、PLMとのパートナーシップを機に、今後、来日回数を増やしていく考えだ。「当チームへの協賛で確実な成果が得られるよう、日本企業を丁寧にサポートしていきたい」と話す。

また、NBAへの注目が高まっているもうひとつの理由は、ファン層にある。ミレニアル世代と呼ばれる、デジタルに精通した若い世代への訴求力が、米国4大スポーツの中で最も高いのだ。代表的なSNSであるTwitterとInstagramの合計フォロワー数で見ると、メジャーリーグの約1400万人に対して、NBAは約6700万人と格段に多い。流行や時代の動きに敏感な若い層に熱く支持されている。

「デジタルネイティブな若い世代への影響力と、北米やアジアを含めたグローバルなリーチ力。その2つを掛け合わせることで、各社の経営課題に応じた様々なマーケティングが可能になります」(菅原氏)

B2CとB2B双方の
ビジネスに利点

NBAへの協賛は、どのような企業やビジネスに向いているのだろうか。

「B2CとB2B、双方のビジネスに利点があります」と菅原氏。まず、スタジアム内のデジタルビジョンや選手のユニフォーム等への露出は、B2CとB2Bを問わず、あらゆる企業にとって有効なブランディング戦略となる。

加えて、B2Cの企業であれば、例えばスタジアム内のデジタルビジョンを使ってゲームをしたり、観客に商品を配布するといったプロモーションが可能だ。また、B2Bの企業なら、顧客やパートナーをスタジアムの特別席に招待するというような接遇を、様々な目的や用途で活用できる。

「当社はアメリカのサポートスタッフを通して各チームとの連携を密に取っているため、常に最新の動向をキャッチアップできることが強みです」(菅原氏)。今後、NBAへの協賛を図る日本企業を着実に増やし、成功事例を重ねていきたい考えだ。

The voice of the person in charge

プロ野球での経験とノウハウを生かし
海外スポーツへの協賛を戦略から支援

海外でビジネスを展開する日本企業にとって、企業名や商品のブランディングは難しい課題のひとつです。有名なスポーツチームへの協賛は、グローバル市場への浸透力やブランディングなどの面で、極めて効果的な選択肢となります。当社はアメリカでの現地視察を通して、看板掲出だけにとどまらない、スタジアム内の演出やホスピタリティも含めた総合的なスポンサーシップを提供しています。

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