「水について、マニアックにこだわる消費者がたどり着く」と言われるアルカリイオン整水器。ではアルカリイオン水や酸性水、そして浄水を作ることができるアルカリイオン整水器とは、どのように生まれ、人々に選ばれているのか。パナソニック株式会社 アプライアンス社で、ビューティ・パーソナルケア事業部アクア商品部部長・上原健裕(うわはらたけひろ)氏に話を聞いた。

快適な生活の基盤として、普段から良質の水を取り入れることを意識している人は多いはずだ。一方で、自分に合った水を探していても、信用できる水が分からないという声もよく聞く。だからこそ、ブームに乗らず一貫してよりいい水に真摯に向き合ってきたという開発者たちからは、ニーズにマッチしたアルカリイオン整水器をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いがあるという。

水から不要な物質を除去してキレイにするという浄水器機能を備え、水素を含んだアルカリ性の飲用可能な機能水を作ることもできるアルカリイオン整水器は、どのような背景で生まれ、なぜ今注目されているのか。

ビューティ・パーソナルケア事業部アクア商品部部長・上原健裕氏は、その理由としてパナソニックが貫いてきた水関連商品の開発姿勢と、データやエビデンスによって得た信頼、さらに実際に購入した人が使って実感するという効果をあげる。

パナソニック株式会社 アプライアンス社
ビューティ・パーソナルケア事業部
アクア商品部 部長
上原 健裕氏

「水に関係する商品では、一昔前に訪問販売などで高額な機器を購入させられたなどのケースを見聞きしたり、水のブームを利用した飲料水の効果に疑問を持ったりしている方も多いんです。実際に浄水器などメーカーによっては玉石混交だった時代もありました。そんな中、パナソニックでは地道に機能水の研究開発を行うと同時に、その水の効果について裏付けをしながら、しっかりと認証を取ってきました。近年、水素が注目されましたが、私たちはこれまで通り、水素が含まれた水を手軽に家庭に届けるための製品開発に取り組んでいます」

アルカリイオン整水器は家庭用の医療機器

ではアルカリイオン水はどのように作られ、どのような効果を発揮するのか?アルカリイオン水とは、電気分解の電極反応で還元され、そのときに発生する水素を含んだアルカリ性の飲料が可能な水のことだ。「アルカリ性電解水」と同一で、こうした水を作ることができるアルカリイオン整水器は医療機器になる。

マイナス(-)側の電極には、水素ガスなどが多くなり「アルカリイオン水」が、またプラス(+)側では、水は酸性になり、酸素ガスなどが多くなって「酸性水」が生成される。※イラストはイメージ図。

胃腸症状の改善のほかにも、多様な使い方が

こうして発生する水素を含んだアルカリ性の飲料水、アルカリイオン水は、胃腸症状の改善(胃もたれや不快感をやわらげ、胃腸の働きを助けることで、お通じも良好になる効果)が確認されている。またアルカリイオン整水器からできる水は、飲用以外にも多様な用途がある。

お茶はもちろん、食後のうがいや、野菜のアク抜きや出汁取りに使用できるなどだ。

いろいろなシーンで用途に応じた水をカンタン・便利に使うことができる

パナソニックのアルカリイオン整水器は、機器のボタンの切り替えによってアルカリイオン水以外も簡単に水質が選べるため、弱酸性の水を選んでの洗顔や、浄水でミルクを作るなど、さまざまな選択ができる。

また、高い吸着性能の高いセラミック入り活性炭の採用と、その活性炭の能力を最大限に引き出すカートリッジの構造により、浄水としてもとてもすぐれた浄水能力を実現されているのも特筆すべきて点である。

その高性能浄水カートリッジでは、JIS指定13物質に加えて、浄水器協会規定の6物質も除去対象であり、カートリッジの交換目安は約2年。家族全員でキレイな水を長く使えることもパナソニック製品の強みである。

吸着性能の高いセラミック入り活性炭と、その活性炭の能力を最大限に引き出すカートリッジ構造により、すぐれた浄水能力を実現している

JIS規格指定13物質:游離残留塩素(カルキ)、2-MIB(カビ臭)、濁り、トリクロロエチレン、CAT(農薬)など全13物質
浄水器協会自主基準6物質:アルミニウム(中性)、ジェオスミン(カビ臭)、フェノール類、ベンゼンなど全6物質

キッチンでの”使いやすさ”へのこだわり

また上原氏はキッチンでの使いやすさや環境への配慮も、商品開発における大きなポイントになっているという。

「開発においては、普段の生活で使い勝手も重要視しています。水や電気の流れを研究することでデザインに関わるサイズも、高性能なままよりコンパクトになりました。最新機種(TK-AS46)では、これまでの機種(TK-AS30)と比較して、泡沫シャワーの節水配慮設計で約20%の節水、また浄水モード時“排水カット”では旧製品のTK-AS44と比較して約16%の節水が実現しました」

段差や継ぎ目の少ないスリークデザイン。サッとひと拭きで簡単にお手入れすることが可能(アルカリイオン整水器 TK-AS46) 医療機器認証番号 230AKBZX00075000
製品リンク:https://panasonic.jp/alkaline/products/tk_as46.html

上原氏は「多様なニーズや志向に応えるアルカリイオン整水器は、水にマニアックに向き合ってくださっている方が、最終的にたどり着いてくださっている」としながらも、一般的には、まだ認知度が高くないという。

そこで現在アルカリイオン整水器協議会では、7月11日(おなかにいい)の「アルカリイオン水の日」をきっかけに、より多くの人にアルカリイオンの水について認知してもらうための活動を続けている。さまざまなデータやエビデンスを広めることで、子育て中の親や働き盛りの年代、さらに高齢者にも水を選ぶことで健康で快適な生活ができることを理解してもらうことが狙いだ。

環境への配慮から問題になっているプラスチック製のペットボトルを必要としない、また一般的なボトルの交換が必要なウォーターサーバーより手間がかからない点からも、アルカリイオン整水器はこれからの時代の賢い選択になるはずなのだ。

できたての水素がたっぷり含まれたアルカリイオン水をマイボトルに入れて、新しい時代に合ったライフスタイルを実現してみてはどうだろうか。

たかが水ではない、未来の水

アルカリイオン整水器の製品化から30年以上。水を買うことが国内においても当たり前になった現代、これからの水と私たちの関わりにはさらなる変化があるのだろうか。

上原氏は、より健康でおいしい、そして手軽な価格で水が私たちの生活にとけこむことに加え、水関連の事業には、これからも無限の可能性があると断言する。

「これまで以上に、アジアを中心としたグローバルな展開はもちろんですが、たとえば水だけで手のきちんとした洗浄ができたら手荒れの心配もなくなり、家庭だけでなく介護の現場などでもニーズがあるでしょう。さらに今後はB to Bに向けた展開なども含め、より一層、技術開発が進んでいくはずです」

たかが水ではない。私たちの生命の源であり、そして生活のベースになる水の選び方について、汗ばむこの季節にじっくりと検討してみてほしい。

※JIS S 3201の試験法で規定された除去対象物質
※浄水器協会(JWPA)で定められた規格基準(JWPAS B基準)で規定された除去対象物質

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パナソニック株式会社

https://panasonic.jp/alkaline/