バリューと感謝の共有が、組織を強くします新しい成果給“ピアボーナス”は組織を活性化させる血液です

株式会社マネーフォワード 代表取締役社長CEO 辻󠄀 庸介氏

企業のバックオフィス向けクラウドサービス、個人向けお金の見える化サービスなど多様な事業を展開。17年9月、日本のフィンテック関連のスタートアップでは初となる東証マザーズ上場を果たす。

PR:Unipos

組織に一体感を生み出す秘訣とは

企業の会計や給与計算、勤怠といったバックオフィス向けのクラウドサービスなどを展開するマネーフォワードは、2012年の創業から急激な成長を遂げ、17年9月には東証マザーズへの上場を果たした。個人向けの事業も好調で、家計簿を自動作成するサービス「マネーフォワード ME」の利用者は、すでに850万人を超えている。

ビジネスの成長に伴い、会社の規模も急拡大している。従業員数でいえば、この1年で約1.5倍に増えた。だが、そうした急拡大にもかかわらず、組織に大きな混乱は見られないという。

代表取締役社長CEOの辻󠄀庸介氏によれば、その秘訣は、会社のバリューやカルチャーが社員に浸透していることだ。同社のバリューは「ユーザーフォーカス、テクノロジードリブン、フェアネス(公平)」。カルチャーは「スピード、プライド、チームワーク、リスペクト、ファン(楽しさ)」である。

「複数の概念を、覚えやすいシンプルな単語で表現しています。同じカルチャーを皆で共有すれば、組織はおのずと動いてくれます」(辻󠄀氏)

バリューを浸透させる「ピアボーナス」

Uniposのタイムライン画面。称賛や感謝の報告が並ぶ。組織が目指す価値観が可視化され、共有しやすくなる

 

カルチャーの浸透を図るため、同社は様々な仕組みを採用している。例えば、全社員が参加する定例の朝会ではバリューやカルチャーに関する内容を扱う。また、3カ月に1回、同社の5つのカルチャーを最もよく体現している社員を各1名ずつ「Culture Hero」として表彰している。

「製品やサービスはコピーできますが、カルチャーは難しい。その意味で、企業の真の競争優位性はカルチャーにあると考えます」(辻󠄀氏)

そうした取り組みの中に、ユニークなものがある。「Unipos」がそれだ。

Uniposとは、社員がお互いへの感謝や称賛の気持ちを少額の成果給と共に送り合う「ピアボーナス」のサービスである。

「カルチャーの醸成にチームワークは不可欠ですが、その基盤となるのは相互へのリスペクトです。しかし、日本人は欧米人に比べて、そうした気持ちを伝えるのが苦手だと言われます。それを自然にできる仕組みだと聞き、すぐに導入しました」(辻󠄀氏)

辻󠄀氏は毎週土曜日の朝に週報を読み、その週に活躍した社員にUniposを通じて感謝の気持ちを伝えている。週末を感謝の気持ちで始めることは、辻󠄀氏にとって清々しい習慣になっているという。

感謝の共有が組織を強くする理由

 

この仕組みを導入したもう1つの理由は、「注目されにくい業務に携わる社員にも光を当て、称賛できること」(辻󠄀氏)だ。通常の表彰制度では、成果が数字につながる営業や開発部門が注目されやすい。しかし、Uniposなら、本社ではないオフィスや管理系の部署で地道に努力している社員にも、感謝の気持ちを伝えることができる。あらゆる「感謝」はタイムライン上で共有され、全社員に「見える化」される。

お互いへの感謝や信頼の気持ちが組織全体に循環しだすと、会社の雰囲気は見違えるように変わるという。「コミュニケーションを良くすれば、組織のアウトプットが劇的に向上します。Uniposは、組織を活性化させる血液や酸素のようなもの。価値ある投資です」(辻󠄀氏)

拡大を続ける同社の組織を1つにまとめているのは、カルチャーの共有と信頼関係の醸成だ。その火を絶やさぬよう、辻󠄀氏は今後も挑戦を続ける。

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