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新型コロナウイルスの影響で、テレワークが急速に普及している。そんな中、e-Janネットワークスが提供するリモートアクセスサービス「CACHATTO(カチャット)」は、中央官庁や電力会社、鉄道会社など、高度なセキュリティを求める巨大な組織から中小企業に至るまで、累計で1,300社65万ユーザーを突破する人気を集める。同社自身がテレワークの最先端を実践し、そのノウハウをサービスの向上に生かしているという。CACHATTOの特徴や、それがもたらす仕事とオフィスの変化などについて聞いた。

コロナ禍の影響で問い合わせが殺到
新規顧客が2カ月で昨年の1年分増加

e-Janネットワークス株式会社
代表取締役
坂本 史郎 氏

「コロナ禍の影響で、驚くほど環境が変化しました」(e-Janネットワークス代表取締役の坂本史郎氏)。同社は長年にわたり、社会にテレワークの必要性を啓蒙する立場にあった。しかしコロナ禍以降、逆に顧客側からの問い合わせが殺到。わずか2カ月間で、昨年1年分の新規顧客を迎え入れたという。

テレワークの拡大にともない、求められる機能も大きく変化した。従来の利用者は主に管理職で、外出先から書類を閲覧、承認したいという要望が多かった。しかし、コロナ禍以降は、全従業員が遠隔地で日常業務をこなせるレベルの内容が求められている。その結果、メールやファイルサーバーへのアクセスだけでなく、会社のパソコンを遠隔地から自在に操作できる「リモートデスクトップ」の需要が高まった。

また、従来は従業員が私物の端末を仕事に使用したり、社内のネットワークに接続することを拒む企業が多かったが、コロナ禍以降は企業が支給する端末だけでなく、従業員の私物の端末でも仕事ができる環境が望まれている。テレワークの対象者が全従業員に広がり、企業が全社員に端末を支給することが非現実的となってきたからだ。

こうした様々な変化を受け、テレワークに求められる自由度が高まる一方で、セキュリティの水準は維持したいという相反する要望が従来以上に強くなっている。その中で、これらの要望に応えるCACHATTOの優位性はますます注目を集めている。

VPNの導入も不要
導入の容易さと高度なセキュリティが魅力

CACHATTOの第一の特長は、導入が容易なことだ。CACHATTOサーバーを社内のネットワークに接続するだけで、パソコンやスマートフォン、タブレットほか、様々な端末を用いてのテレワークが可能になる。ファイアウォールの設定を変える必要はないし、VPN(仮想施設網)を設置する必要もない。

テレワーク実施時にPCから接続するためにはスマートフォンを用いる。PCの専用アプリに表示されるバーコードを、あらかじめCACHATTOで本人を認証済みのスマートフォンで読み取れば、ログインにおける認証処理が自動で行われ、そのPCが使用可能となる。

第二の特長は、高度なセキュリティだ。使用を終えた端末からは一切のデータが消去され、何の痕跡も残さない。また、画面のスクリーンショットも制限されるため、画像形式でデータが盗まれる心配もない。

また市場にある一般的なテレワークでは、外部の端末からVPNを介して社内のネットワークに接続するスタイルが主流だ。しかし、CACHATTOの仕組みは、それとは全く異なる。

CACHATTOの仕組み。端末と社内のネットワークの間に直接の接点を作らず、構造的に堅固なセキュリティを確保。
オンプレミス型とクラウド型の両方に対応する。

社外との通信はCACHATTOサーバーが一括して行い、あらかじめ許可されたアプリケーションやデータへしかアクセスしない。さらに、CACHATTOサーバーと外部の端末を直接つなぐことはせず、クラウドサービスとして提供されているCACHATTOアクセスポイントを介して交信する。CACHATTOアクセスポイントが利用者の端末からの通信とCACHATTOサーバーからの通信を中継することで、VPNを介さずともセキュリティを担保したテレワークを実現する。

つまり、外部の端末と社内のネットワークの間に直接の接点を作らないため、悪意を持った者が攻撃しようにも、理論的に難しい構造になっている。このように、構造的に堅固なセキュリティを有していることが、中央官庁や電力会社に採用される決め手となった。自社内で運用するオンプレミス型と、管理が楽なクラウド型の両方に対応している。

また、VPNはコロナ禍の際の利用集中で、つながらない、安定して利用できないといった拡張性に対する課題を表出させたが、CACHATTOはVPNを介さないことから、VPN利用に対する課題への対応策として導入を検討する企業も多かったという。

テレワークの浸透で変わるオフィスのあり方
ライフスタイルにも訪れる新しい波

e-Janネットワークスでは、緊急事態宣言が解除された6月以降も、全従業員のテレワークを継続している。その結果、興味深い変化が起きたという。全体の1割を超える従業員が、引越しを真剣に考え始めたのだ。

これまでは、オフィスへの通勤に便利な場所を自宅としてきた。しかしテレワークが進んだ結果、都心から少し離れても、広めの物件に移りたいと考える人が増えたという。仕事用の部屋や、自炊に向いた広いキッチンを求めての行動だ。ワークスタイルの変化が、ライフスタイルをも変えようとしている。

テレワーク定着後に訪れる、未来のオフィスの姿について語る坂本氏。

テレワークが進み、オフィスに人がいなくなった。このまま定着すれば、オフィスへの出勤は平均週2日程度に落ち着くと坂本氏は見ている。しかし、オフィスが不要になるかといえばそうではなく、「オフィスの役割が変わっていくと思います」(坂本氏)。

これからのオフィスは仕事の場ではなく、コミュニケーションの場になる。都心にオフィスを持つことの意味が薄れ、その代わり、従業員がアクセスしやすい場所に複数のオフィスを設ける。そうしたオフィス同士をICTで結び付け、緊密に連携し合うような形態が普及する。巨大な液晶パネルを使い、従業員がオフィスをまたいで自由に交流できる新しいコミュニケーションの在り方を坂本氏はイメージしている。

また、労務の考え方や給与体系も変わっていくだろう。現在の給与体系は、産業革命以来の時給制がベースになっている。基本的な拘束時間を設定し、そこに残業手当や休日出勤手当をプラスする考え方だ。これは、業務効率の高い人にとって不利な仕組みである。

テレワークが普及するにつれて、労働者を時間で拘束する考え方が合わなくなっていく。雇用のスタイルや労務関連の法律も、時代の変化に合わせて変わっていくと坂本氏は考える。

地方自治体から中小企業まで
あらゆる組織に安全なテレワーク環境を

CACHATTOはこれまで、中央官庁や電力会社、鉄道会社、生命保険、不動産会社など、比較的大きな組織に採用されてきた。しかし、最近では、地方自治体や中小企業などへ裾野が広がっている。

この動きをさらに加速させるため、同社はごく少人数の組織でも容易にテレワークの環境を構築できるサービス「NinjaConnect Telework (ニンジャコネクト テレワーク)」を今年6月から販売開始した。

NinjaConnect Teleworkの仕組み。社内のネットワークに小型のNinjaコネクターをつなぐだけでテレワークが可能になる。

弁当箱のような小さなボックス「Ninjaコネクター」を社内のネットワークにつなぐだけで、容易にテレワークの環境を構築できる。同コネクターはCACHATTOサーバーに似た機能を果たすレンタル式の機器で、10ユーザー当たり月額1万5000円から利用可能だ。テレワークへの敷居を大きく下げることだろう。

「一切のデータをローカルの端末に残さない」というCACHATTOの思想は、仕事のスタイルを変えるという。仕事を終えるときはデータを必ずサーバーに戻し、ローカルには残さない。これが習慣づけられることで、従業員は自分のデータをきちんと整理するようになる。業務効率とデータ保護の両面でプラスに働く。

「常に時代の先を見ていますが、先へ行き過ぎると人から相手にしてもらえません。お客様の要望を丁寧に聞きながら、時代の半歩先を歩む感覚で努力しています」(坂本氏)。良いものだからといって、無理に勧めるようなことはしない。同社は、あらゆる企業に安全性の高いテレワーク環境を提供し、顧客と歩調を合わせながら時代をリードしていきたいと考えている。

お問合せ

e-Janネットワークス株式会社


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テレワークプラットフォーム
「CACHATTO」

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中小企業向け
リモートデスクトップサービス
「NinjaConnect Telework」

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