第29回「地球環境大賞」経済産業大臣賞はセイコーエプソンが受賞
最小限の環境負荷を実現する「インクジェットイノベーション」が評価される

地球温暖化防止など環境活動に積極的に取り組み、成果をあげている企業や団体などを表彰する「地球環境大賞」が発表された。セイコーエプソン(以下 エプソン)は、「最小限の環境負荷を実現する『インクジェットイノベーション』を推進」する取り組みが評価され、第29回地球環境大賞「経済産業大臣賞」を受賞した。

地球環境大賞とは

地球環境大賞は1992年、「産業の発展と地球環境との共生」をめざし、産業界を対象とする顕彰制度として、公益財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパンの特別協力を得て創設された。地球温暖化防止や循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、環境保全活動・事業の促進や、21世紀の社会システムの探求、地球環境に対する保全意識の一段の向上を目的としている。

(主催:フジサンケイグループ、後援:経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、一般社団法人日本経済団体連合会)

最小限の環境負荷を実現する「インクジェットイノベーション」

エプソンは、環境配慮型商品の開発や環境負荷低減を目指した活動を積極的に推進している企業のひとつであり、これまでも数多くの環境配慮型商品や活動がさまざまな環境アワードを受賞してきた。今回の地球環境大賞「経済産業大臣賞」受賞に関しては、熱を使わずインクを吐出する独自のマイクロピエゾ技術を基盤に、最小限の環境負荷で社会に必要な機能を提供するインクジェットイノベーションを推進する取り組みが高く評価された。具体的な成果として、高速ラインインクジェット複合機<LX>シリーズは、従来のレーザー複合機に比べ、高速印刷と消費電力大幅削減を両立したことも評価が高い。エプソンは2018年度のビジネスインクジェットプリンターにおける環境負荷削減貢献量を二酸化炭素換算で8909㌧-CO2eと算出。2018年度にはヘッドの基幹要素の生産能力を3倍に高め、オープンイノベーション戦略により応用分野を広げ産業構造の革新に取り組み、持続可能な社会形成へと歩みを進めている。

エプソンの環境への取り組み

エプソンは2008年に、2050年をゴールとした「環境ビジョン2050」を策定し、その実現に向け活動を展開していたが、その後、国際的に持続可能な社会の実現に向けた動きが加速し、企業としての取り組みも新たな標準や目標に向け変化が求められるようになったことなどを受け、2018年に環境ビジョン2050を改定した。ビジョンの実現に向け、独自のマイクロピエゾ技術を基盤に、環境負荷を徹底的に低減した商品・サービス、さらにはプロセスを提供するインクジェットイノベーションを推進し、社会課題の解決に向き合っている。

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