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テレワークの推進・普及をはじめとした、新しい労働環境の整備が火急の課題となっている。しかし、コストやノウハウの面でリソースが限られる中小企業にとって、セキュリティの確保は頭の痛い問題だ。HPのPC製品は、他社にない独自のセキュリティ・システムを内蔵し、そのPCを使っているだけで自然に強固なセキュリティ環境を構築できるという。その特長や製品の選び方などについて、デバイス事情に詳しいビジネス書作家の戸田覚が詳しく聞いた。

最先端のトレンドと時代性を備えたPC

ビジネス書作家
戸田 覚

戸田 最近はPCをオンラインで購入するユーザーが増え、メーカーごとの特徴や違いがわかりにくくなっているようです。HP製品の最大の強みとは何でしょうか。

松本 人口動態、世代の価値観、技術革新、グローバル動向など10年以上のスパンでゆっくりと、しかし確実に変わりゆくビジネス環境のトレンドを調査・洞察し、製品開発に生かしている点です。

その意味で、2020年は大きな転換点でした。幼少期からデジタルに触れて育った「ミレニアル世代」と呼ばれる若い人たちが、就労人口の50%を超えたのです。この世代の特徴は、いわゆる「イケてないもの」を極端に嫌うこと。イケてないデバイスを使わせる企業や組織に対して不満を持ちやすくなります。また、そのすぐ下の「Z世代」はその9割が環境に良くないものは買いたくない、と言っています。SDGsの目標に代表されるサステナブルな世の中を本気で志向する価値観を持っています。HPはそのトレンドを早くから把握し、法人向けのPC製品についてもデザイン性や環境性能にこだわって開発を進めてきました。例えば8割以上を再生素材で製造しているモバイルPCもありますが、これは形式的な取り組みではなく、経営戦略の中心に位置付けられるものです。

HP製品を選んでいただけば、常に最先端のトレンドと時代性を手にすることができます。製品がすぐに陳腐化することなく、長く使える上に環境への貢献もできるという事がメリットになります。

ミレニアム世代やZ世代が労働力の中心になるトレンドを踏まえ、デザイン性や環境性能にこだわった「Elite/EliteBook」シリーズ。

中小企業に人気の製品が備える3つの特長とは?

戸田 最近の中堅・中小企業ユーザーに人気がある製品には、どのような特徴が見られるでしょうか。

株式会社 日本HP
クライアントソリューション本部 ビジネス開発部
マネージャ
松本 英樹 氏

松本 大きく3つの特徴を求める傾向が見られます。「大画面でも軽い製品」「バッテリーが長持ちして回復が早い製品」「パフォーマンスの高い製品」です。

最近はディスプレイの表示領域が筐体の89%を占める製品が登場し、14インチと大画面でありながら重量は約1.3kgと軽量です。また、バッテリー駆動時間が17~18時間を超える製品も珍しくなくなりました。コンセントに10分間つなぐだけで、駆動時間を3時間以上回復できるノートPCもあります。

また、パフォーマンスに妥協したくないというご要望は、最近特に増えています。HPではインテルの第10世代「Core i7」を搭載した製品や、AMDの「Ryzen Pro Mobile 4000」シリーズを搭載した重量1kg未満のモバイルPCを含め、性能の高い製品を揃えています。

戸田 法人ユーザーに人気の価格帯としては、どの辺りでしょうか。

松本 法人ユーザーによく選ばれているのは、10万円を切る製品です。自治体が実施している中小企業向けIT補助金の上限額や、コロナ禍への対策で緊急退避的なニーズがあると思われます。

戸田 低価格帯といっても、御社の製品は他社に比べて性能や機能面でプレミアム感が高いように思います。やはり、スケールメリットの効果でしょうか。

松本 それは非常に重要なご指摘です。HPは毎年7000万~8000万台のPCを製造、販売する世界トップクラスのメーカーです。そのスケールメリットを生かし、世界中から優れた技術や部品を安く大量に確保できます。

同じ低価格帯の製品でも、他社製品と比べて性能や機能面で優れていると感じていただけるのではないでしょうか。

ハードウエア層で強固なセキュリティを確保

戸田 リモートワークでPCを使うようになると、セキュリティ対策が重要になります。中小企業が意識すべきポイントを教えてください。

松本 最近のコンピューター・ウイルスは、対策ソフトをかいくぐり、PCの内部深くに侵入するタイプが増えています。こうした脅威に従業員が1人でも引っかかると、ネットワークを介して会社全体がすぐに汚染されてしまいます。取引先に感染させたことが原因で、取引を停止されるような事例も見られます。

セキュリティ対策はノウハウやコストの面で負担が大きく、中小企業にとって頭の痛い問題なのも確かでしょう。しかし、HP製品を選んでいただくだけで強固なセキュリティ対策が可能になるのです。

戸田 御社のPCには、何か特別なセキュリティ機能があるのでしょうか。

松本 はい。当社のPCは独自のチップを内蔵し、ウイルスへの感染を検知した瞬間に正常な状態へと自己回復する仕組みが稼働しています。HP製品の優位性は、ハードウエアのレベルで高い安全性を確保している点にあるのです。これは世界最高レベルのセキュリティを要求する米国政府の調達ガイドラインもクリアしています。

戸田 HP製品を購入すれば、その仕組みが自動的に手に入るというわけですね。セキュリティ対策に悩む中小企業にとって、自動的に守ってくれるシステムはありがたいと思います。

松本 「HP Sure Start」という機能を内蔵するすべての製品が対応しています。ウイルス感染を検知した瞬間に自己回復が始まり、ユーザーは何も気づかないうちに終了します。

ほかにも、例えば女性に人気の機能として「HPプライバシーカメラ」があります。カメラを覆う物理的なシャッターです。朝イチのビデオ会議で顔を見られたくない時などに、うっかりカメラをONにしても映りません。

また、「内蔵プライバシースクリーン」は周囲に人がいる環境下で画面にフィルターをかけ、横から覗き見できなくする機能です。

大画面モニターがテレワークを快適に

戸田 テレワークの普及に際して、従業員は会社に何を期待しているのでしょうか。

松本 2020年11月、従業員300人以下の企業500社を対象に調査を行いました。在宅勤務を導入した企業の従業員を対象に、必要な機器や環境を詳しく聞いたものです。

今年11月に中小企業を対象に実施した調査。要望と導入の乖離が最も大きかったのは「画面が見やすいモニター」。

松本 従業員からの要望が最も多かったのは「軽量なモバイルPC」でした。また、要望と導入の乖離が最も大きかったのは「画面が見やすいモニター」です。

ノートPCの画面は長時間勤務には向きません。そんな時に活躍するのが大画面モニターです。

HPの大画面モニターは、ノートPCと1本のUSB Type-Cで簡単につなぐことができます。これが優れている点は、PCの画面を大画面に映し出すと同時に、モニター側からPCに給電できることです。つなぐだけでPCが自然にフル充電されているわけです。

USB Type-Cのケーブル1本で簡単につなげる大画面モニター「HP EliteDisplayE243d」。在宅勤務の負荷を大幅に改善できる

戸田 Type-Cなら、スマートフォンやタブレットの画面を映すこともできますね。HPのモニターが1台あると、便利に使えそうです。

HP製品の優位性は、デザインや性能もさることながら、PC自身に内蔵された強固なセキュリティ機能でしょう。セキュリティ対策にコストをかけられない中小企業にとって、PCを購入するだけで強固なセキュリティが手に入ることのメリットは大きいと思います。