90年以上続く爽快なおいしさ 90年以上続く爽快なおいしさ 「品質重視」を貫くDNAと新たなチャレンジ リニューアル1カ月で見えてきた!激戦市場における人気の理由を品田英雄が分析新しい「キリンレモン」の人気の理由を探る!! 脇山正大氏 キリンビバレッジ株式会社 マーケティング部 ブランド担当主任 品田英雄日経BP総研 上席研究員

提供:キリンビバレッジ株式会社

ブレないブランドポリシーと進化の歴史が裏付けるロングセラーブレないブランドポリシーと進化の歴史が裏付けるロングセラー

品田 「キリンレモン」が誕生したのは、1928年。当時はどんな飲み物だったんですか?

脇山 子供から大人までのお客様の健康を願ってこだわりを持って開発した商品だと聞いています。着色料は使用せず、無色透明であることをアピールするために、原料の調達が難しくコストも高い当時は珍しい無色透明の瓶という容器にもこだわり、バックラベルにも「絶對ニ人工着色ヲ施サズ」と記載されていました。

品田 「絶對ニ人工着色ヲ施サズ」ですか。今でも大変な努力が必要なことを92年も前から始めているのは凄いですね。そのDNAをブランドポリシーとして今も引き継がれているわけですね。

脇山 発売当初からのこだわりである「着色料」不使用というDNAは現代のキリンレモンにも受け継いでおります。もともと持っていたDNAを今の時代にも活かしていくことがブランドポリシーとなっています。

品田 当時の開発者の思いを受け継ぎながら、進化を重ねてきた「キリンレモン」。今回のリニューアルで最も気をつけたことは何でしょう?

脇山 キリンレモンブランドの品質・健康のDNAを守り抜くことですね。ただ、時代が変わればお客様の嗜好やニーズも変化していきますので、その時々の不満を解消し、どんな時でもお客様から求められる商品へと進化していくことが大事な使命と考えています。日々お客様の声に耳を傾け、絶えずそうした進化を続けてこられたことが、90年を超えるロングセラーにつながったのだと考えています。

無糖炭酸水市場にも参入! 「キリンレモン」の新たなる挑戦「無糖炭酸水市場にも参入! 「キリンレモン」の新たなる挑戦

品田 炭酸市場における今後のキリンレモンブランドの戦略について教えてください。

脇山 成長が著しい無糖炭酸水市場に、いよいよ「キリンレモン」も参入します。6月に発売する「キリンレモン スパークリング 無糖」という商品です。長いキリンレモンブランドの歴史の中で初めてのチャレンジとなります。

品田 それはビッグニュースですね。開発背景を教えていただけますか。

脇山 無糖炭酸市場が伸びているなか、現状のレモンフレーバーの無糖炭酸水のレモンの味わいにお客様が満足していないことが分かりました。その点、90年以上レモンの味わいにこだわり続けてきた「キリンレモン」だからこそ、自信を持ってお客様が求める“レモンがおいしい無糖炭酸水”を開発できると考えたのです。

品田 「キリンレモン」から砂糖を抜いたような味わいということでしょうか。

脇山 目指す味わいはそこですが、単に砂糖を抜くだけではレモンの味や香りのバランスが崩れてしまうので、「キリンレモン スパークリング 無糖」は一から開発し直しています。試行錯誤の結果、90年前のキリンレモン味を生かしながら、先ほどお話しした瀬戸内レモンの“晴れ感”も採用し、切りたてのようなレモンのさわやかな味わいを純水と強炭酸で仕上げました。その結果いつものキリンレモンから砂糖を抜いたような狙い通りのおいしさを実現できました。無糖のスッキリ感を感じながらレモンの“味わい”を楽しんでいただけるおいしさとなっています。もちろん味覚だけでなく、パッケージや広告においても、「キリンレモン」の存在意義である“この国で暮らすみんなを元気にする”“パッと見るだけで明るくなる”、『晴れわたろう。』が実感できる仕上がりになっています。

品田 「キリンレモン」のリニューアルに続き、“無糖”というもうひとつ楽しみが増えました。最後に、今後の戦略的な目標をお聞かせください。

脇山 「キリンレモン」「キリンレモン スパークリング 無糖」で、前年比130%の売上を目指します。「キリンレモン」を今まで好評をいただいている20~30歳代女性から嫌われることなく、40〜50歳代のお客様や、新しく無糖炭酸水ユーザーのお客様に手に取っていただくことで、子供から大人までこの国で暮らすお客様に元気をお届けしたいと願っています。

品田 今日のお話を聞いて、長年大切に継承されてきた品質重視のDNAや、『晴れわたろう。』に込められたキリンビバレッジさんの熱い思いをひしひしと感じることができました。来る100周年に向けて、ますます私たち生活者を明るく元気にしてくれる「キリンレモン」の歩みに、これからも期待しています。