IT活用から経営課題の改善までワンストップで解決できるパートナーへ IT活用から経営課題の改善までワンストップで解決できるパートナーへ

  • 株式会社オプテージ
  • 代表取締役社長
  • 荒木 誠

1987年京都大学大学院工学研究科情報工学専攻修了。1987年関西電力入社。2016年関西電力執行役員IT戦略室長、2017年ケイ・オプティコム(現オプテージ)代表取締役副社長執行役員、2018年6月同・代表取締役社長就任。

ワンストップサービスで顧客の成功を支援ワンストップサービスで顧客の成功を支援

本社ビル(大阪)

 2019年4月、関西電力グループのケイ・オプティコム、関電システムソリューションズ、関西電力のIT部門が統合再編し新しい情報通信会社「オプテージ」が誕生。事業再編の狙いは、グループ内の情報通信基盤とネットワークを集約し効率化することに加え、情報通信事業を強化することである。同社の荒木社長は、「現代の企業にとって業種を超えた競争の拡大や働き方改革に対応するためには、デジタル技術の活用とこれによる事業変革が不可欠となります。もはや情報システムと通信システムを切り離してのサービス提供は時代遅れであり、お客さまはそれらが一体となったソリューションサービスを求めておられます。再編によりコンサルティング、アプリケーション、プラットフォーム、ネットワークやセキュリティに至るまで、トータルソリューションが提供できるようになり、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に支援する陣容が整いました」と語る。

同社の市場調査分析からは、情報システムと通信システムの担当部署が同一である中堅企業が多いことが分かり、このような顧客からは「アプリ、セキュリティからネットワークまでまとめて相談できるのでありがたい」との声が聞かれるようになった。

「事業再編により最上流のコンサルティング部隊が加わったことで、『うちの会社がこれからも成長し続けていくため、どのようにDXを進めるべきか』といった漠然としたご相談にも対応できるようになりました。ワンストップでサービスを提供すると同時に、個々の技術分野においても強みを発揮するべく、IoTやAI、データアナリティクスなどの専任部隊の育成と、それらを融合したソリューション開発も進めているところです」と荒木社長。

コンサル、セキュリティなど専門人材が結集コンサル、セキュリティなど専門人材が結集

事業再編にあたって「What's next?」というコーポレートスローガンを策定。これには「お客さまの期待を超えて、求められたその先を提案していく」という意味が込められている。オプテージとしての文化醸成を目指し、社員の意識改革に努めた。また、再編に先立ち、営業職は双方の情報システムと通信システム商材を改めて学習し、この2つを掛け合わせて顧客に提案する「クロスセールス」に着手。この試みは、パソコンのライフサイクルマネジメント、mineoと閉域ネットワークの接続(VPN-SIM)によるセキュアな通信環境に加え、クラウドサービスを一括で容易に導入できる「テレワークソリューション」などを生み出し、順調に成果を出している。

再編後は各部門からメンバーを選抜し、5Gやクラウドワーク、DX推進、マルチクラウドなど、テーマごとに専任チームを編成。DXについては、社内の業務効率化と併せて商材化を進めている。

再編後新たに提供を始めたサービスについて荒木社長は、「労働力不足が深刻化する中、人材確保や多様化する顧客ニーズへ対応できる高度なスキルの維持向上を課題として抱えるコンタクトセンターに対し、その課題解決のため、定型業務の自動化による省人化・省力化を進める『AIチャットサービス』の提供を開始しました。当社コンシューマ事業で長年培ってきたコンタクトセンターでの運用ノウハウを生かし開発したものであり、導入企業の顧客満足度向上に貢献できるサービスだと考えています。また、育児や介護で家を離れられない方々のスキルを活用できる『クラウドワーク』という考えのもと、『クラウド通訳』サービスの提供も開始しています」と説明する。

さらに、今後は成長戦略の一環として5Gにも注力。移動体通信事業者が提供する5Gサービスとは異なり、企業・自治体が地域限定で利用できる「ローカル5G」事業も視野に入れている。オプテージでは5Gラボを自社内に4月中に開設し、実証実験を開始する予定である。今後は、移動体通信事業者が設置する基地局などのインフラ構築支援を行うと同時に、「ローカル5G」環境の構築支援にも乗り出す考えだ。

「当社の強みは、電力会社の情報システムを安定的に運用してきた実績に加え、情報と通信のトータルソリューションにあります。それは、課題の抽出から運用・改善まで“常にお客さまと共創するワンストップ”と、コンサルティングやシステム開発、クラウドなど“幅広いサービス領域でのワンストップ”、これら2つを掛け合わせた『ワンストップX(クロス)ソリューション』が、最大の強みだと考えています。決して主役はプロダクトではありません。『“お客さま起点”で考える』を忘れずに、お客さまの課題を出発点として向き合っていきます」

 2019年中期経営計画では、ソリューション領域の売り上げを、10年間で60億円から400億円以上に拡大するという目標を掲げた。事業再編から約1年、「今年はシナジーを最大限に発揮していく年」と荒木氏は語る。

オプテージは、2つのワンストップサービスを掛け合わせた「ワンストップX(クロス)ソリューション」でお客さまをサポートする

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