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~令和を彩るヒット商品の裏側に迫る~ 製薬会社の技術と豊富な栄養をこの1本に リニューアルしたバランス栄養食

日本に栄養調整食品市場を創り出した『カロリーメイト』。2019年10月にはドリンクタイプが『カロリーメイト リキッド』として36年ぶりの大幅リニューアルを果たした、その歴史と理念に迫る。

揺るぎのない医療目線の製品で健康ライフを創る

開発の背景
医薬品などの「医療関連事業」と、健康の維持・増進をサポートする製品を提供する「ニュートラシューティカルズ関連事業」を両輪とする大塚製薬。「ニュートラシューティカルズ関連事業」は、ポカリスエットやカロリーメイトなど、医療関連のノウハウを生かし科学的根拠に基づいた製品開発を行っている。

 1983年にデビューしたカロリーメイトは、栄養調整食品市場を生み出し、今なお市場をけん引している。ブロックタイプがおなじみの方も多いだろうが、実はドリンクタイプも同時発売。その起源は、医療用の濃厚流動食「ハイネックス-R」に由来する。消化機能が低下し、通常の食事が摂れない患者のために製品を作る。医師や栄養士と体に必要な栄養について研究を重ね、栄養が豊富で消化吸収がよい濃厚流動食が誕生した。医療従事者から評価され、多くの施設で採用されたこの製品を、健康な人の食生活を支えるために応用できないか。その想いで製品化を目指したのがカロリーメイトのドリンクタイプだ。

 しかし、1缶の中に豊富な栄養を詰め、普通では混ざり合わないその成分を均一にする開発は困難を極めた。栄養成分がリッチになるほど、各成分の味や風味がケンカをし、おいしさの実現はより難しくなる。この課題を逐一克服し、1缶で体に必要な5大栄養素がバランスよく、手軽に摂れる画期的な製品としてカロリーメイトのドリンクタイプが誕生した。

36年ぶりに大幅なリニューアル

 そして2019年10月には、発売以来、最大の大幅リニューアルとなる「カロリーメイト リキッド」を発売。大塚製薬プロダクトマーケティングマネージャーの岩﨑央弥氏は、その目的をこう語る。

 「液体による栄養補給のニーズが高まり、様々な製品が活用される一方で、特定の栄養素の摂取に偏り、栄養バランスが崩れてしまっているという新たな問題も生まれています。カロリーメイト リキッドは、食事を補助して栄養バランスを整え、現代人が抱える栄養課題に向き合い、体の土台をつくっていく製品です。忙しい朝のバランスよい栄養摂取にも向いています」

イメージを刷新する新フレーバー
サラッとした飲み心地に

カロリーメイト リキッド/●5大栄養素がバランスよく ●1日に必要なビタミンの約半分* ●タンパク質10gを含有 ●体に優しい液体タイプ  *「栄養素等表示基準値」より
カフェオレ味に加え、フルーツミックス味、ヨーグルト味といった爽やかな味が新登場。現代人の食生活によりマッチする味にこだわり生まれ変わった。いつもの朝食に加えてもさらっと飲め、栄養バランスも整えられるので、忙しい朝に嬉しいアイテム。
カロリーメイト リキッド
(200ml)200円(税抜)