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サイバーイニシアチブ東京2019レビュー / CYBER INITIATIVE TOKYO 2019

CYBER INITIATIVE TOKYO 2019

ServiceNow Japan

講演タイトル

高度化・複雑化するセキュリティ運用業務、自動化で運用人財をサポートするには

自動化でセキュリティ部門の
働き方改革を実現する

高山勇喜氏 ServiceNow Japan 執行役員 プロダクトソリューション統括本部 統括本部長
高山勇喜
ServiceNow Japan 執行役員
プロダクトソリューション統括本部
統括本部長

日本企業にとって、働き方改革の推進は喫緊の課題である。長時間労働の是正やテレワークシステムの導入などに取り組んでいる企業は多い。

ただし、これらの改善策は、業務を抜本的に効率化するものではない。特にセキュリティ運用部門は、限られた人材で高度化・複雑化するサイバー攻撃に対峙しなければならず、過重労働気味だ。ある調査によると、SOC(セキュリティ・オペレーション・センター)のスタッフは、1日の労働時間の69%をアラート対応に費やしているという。

ServiceNow Japanの高山氏は、「セキュリティ運用業務の改革は、その特性を把握したうえで検討すべきだ。煩雑な連絡や報告業務はすべて自動化して、インシデント分析など、本来の業務に集中できる環境を構築する必要がある」と指摘する。

同社が提供するソリューション「ServiceNow Security Operations」は、セキュリティインシデントやランサムウエア、フィッシングメールといった脅威に自動対応する機能を提供するものだ。複数のセキュリティベンダーが検知・収集した脅威情報をスコアリングし、実際の脅威について自動でリスク評価する。高山氏は、「セキュリティ運用部門は、リスク評価の深刻度に応じて対応すればよい。インシデントの対応状況はリアルタイムにダッシュボードで共有されるため、対応後のリポート作成も不要だ」と説明する。

ServiceNowの創業理念は、「テクノロジーの力を活用して仕事の複雑さを軽減し、人々により良い働き方を提供する」である。高山氏は、「エラーを起こさないのが当たり前とされるセキュリティ運用部門にとって、自動化による業務効率の改善は、最も効果的な働き方改革になる」と強調した。