ものづくりの本質を追求し続ける齋藤氏が、「エルメスに通じるこだわりを強く感じる」と語るのが、「スコッチの王道」と呼ばれるバランタインだ。

バランタインは、1850年代に創業者のジョージ・バランタインが、グレーンウイスキーとモルトウイスキーの絶妙なブレンドによって生み出したブレンデッド・スコッチの傑作である。

以来、ジョージを初代とするわずか5人のマスターブレンダーが、その技術を200年近くにわたって継承。中でも「バランタイン 17年」は、スコットランド各地から取り寄せた酒齢17年以上の長期熟成原酒を40種類以上もブレンドし、格段に奥行きと深い気品のある味わい、香りを実現した最高傑作だ。

1970年代に初めてバランタインを知った齋藤氏は、その第一印象について、「格調高いウイスキーだと思いました。ボトルやエンブレムのデザインが非常に洗練されているのも印象的でしたね」と語る。

当時からバランタインは「スコッチの王道」と呼ばれていたが、齋藤氏は「40年以上もその称号が失われていないことに感銘を受ける。そこに、『エルメスらしさ』と同じように『バランタインらしさ』を守り続けたマスターブレンダーや職人たちのこだわりを強く感じる」と言う。

「ジョージ・バランタインの目指したものづくりが現在まで脈々と受け継がれている事実こそが、バランタインの価値だと思うのです。世の中が変わり、ウイスキーの飲み方が変わっても、つくり手も飲み手も『これぞバランタインだ』と納得する味わいや香りを追求し続けてきたことは、まさに『王道』と呼ぶにふさわしい取り組みだと言えるでしょう」

エルメスで妥協のないものづくりを見てきた齋藤氏は、それを成し遂げるのがいかに難しいのかを知っている。

「天候や熟成具合などによって毎年変わる原酒の出来を一つひとつ確かめながら、ブレンドを微妙に調整し、同じ味わいと香りを保ち続けるというのは並大抵のことではありません。それでも誰もが納得する味わいと香りに仕上がるのは、磨き抜かれた技術だけでなく、強い信念と情熱で『バランタインらしさ』を問い続けているからに違いありません」

齋藤氏にとって「バランタイン 17年」は一人で自分と向き合う時間にぴったりのお酒だという。「バランタインの深い味わいと香りは、思索を豊かにしてくれますね。誰かと気軽に愉しむときは、『バランタイン ファイネスト』でつくるハイボールがお勧めです。バランスの取れた香味が爽快に引き立ち、会話を弾ませてくれます」と齋藤氏は語る。

今世界は大きな変革期を迎えているが、齋藤氏は「大切なものとは何かを見つめ直すいい機会でもある」と話す。

家で過ごす時間が増えた今、今宵は気軽に愉しめる「バランタイン ファイネスト」で、大切な人との一時をゆっくり過ごしてみるのはいかがだろうか。

酒齢17年以上の長期熟成原酒が織りなす
絶妙のハーモニー

40種類以上のモルト原酒とグレーン原酒を歴代5人のマスターブレンダーたちが絶妙にブレンドし、その味わいを守り続けている。彼らの卓越した技術によって、奥行きの深い気品ある香りと繊細で複雑な味わいが生み出される。

エンブレムに秘められた
「スコッチの王道」の矜持

スコットランド4大地域の全土の味を愉しめるバランタイン。「スコッチの王道」を守り続けるバランタインの、創業から続く矜持は、ウイスキーづくりの4大要素である大麦、清流、ポットスチル、樽をモチーフにしたエンブレムに刻まれている。

スタンダード・スコッチのベストセラーとして世界中で愛され続けるバランタイン ファイネスト。スモーキー香や木香を強めて個性とするのではなく、どこまでも豊かでなめらかな風味を求めて40種類に及ぶモルト原酒をブレンドした。飲むほどに魅了される気品を備え、「スコッチの王道」と呼ばれるバランタインの味わいを気軽に愉しめるウイスキーとして人気を博している。