成長を加速させる物流システムを、柔軟・迅速に構築できる「LogiWorks」株式会社ワイ・ディ・シー

グローバル化やネット販売(オムニチャネル化)の拡充に対応した物流の構築が喫緊の課題となっていることへの一つの回答として、2020年1月にリリースされたのがワイ・ディ・シー(YDC)の統合物流ソリューション「LogiWorks」だ。YDCは1997年から良品計画のシステム構築や運用支援を担ってきた。「LogiWorks」は、この間に良品計画がグローバル化、オムニチャネル化などを推進したのに併せて蓄積されたノウハウをベースに、課題解決のための新たな機能を併せ持つソリューションだ。

「LogiWorks」はLMS(統合物流管理)、WMS(倉庫管理)、情報分析などのソリューションを提供するが、具体的には、 ①全体最適のための「拠点情報の一元管理」でオムニチャネルを、②事業環境の変化に即応できる「コネクティッドモジュール」グローバル方式を、③物流改善につなげる「情報分析機能」を備えて提供する。

「拠点情報の一元管理」とは、全ての倉庫や店舗、ネット通販などの統合的な在庫管理を実現する。ネット通販を含むリアルタイムな在庫の引当や、リードタイムを見越した在庫とリソースの最適な配置により、販売機会損失を大幅に削減する。拠点情報の一元管理が、いわゆる「巣ごもり消費」の急増による荷動きの変化にも柔軟に対応できるものとなる。

「コネクティッドモジュール」は、発注管理や在庫管理などの業務カテゴリーで10程度、機能単位的には約100あるLogiWorksの各種機能のうち、必要とする機能だけを選んで現状のシステムに組み込めるものだ。ビジネス状況の変化に応じて、必要とされる機能を必要とされる時に既存システムに制限されることなく迅速に装填できる。YDCによれば、コネクティッドモジュールはYDC独自の技術で、ある導入企業では、海外進出先1カ国の物流システムを2カ月で構築した実績がある。

必要な機能を組み込める「コネクティッドモジュール」
LogiWorksのモジュール群から必要な機能を選択、既存のシステムに組み込める。ビジネスの変化に対応した機能の拡充・追加が可能で、海外展開でもその地の商流に合わせスピーディな導入ができる。

「情報分析機能」は、LMSやWMSなどの各システムの情報を基に現状を定量的に可視化して分析する機能だ。導入企業の狙いを支援するKPIを設定することで実態が可視化され、ギャップをトレースすることで原因や見直すべき課題が明らかになる。その上で最適化策の検討が具体的で内実のあるものになる。例えば、WMSで倉庫内の滞留在庫の実態と日毎の入荷の変動をトレースすれば滞留在庫の圧縮策を検討できる。

課題を可視化し、最適化をはかる「情報分析機能」
これまで経験や勘を頼りにしてきたものが、LMSやWMSの情報を可視化することで現状を定期的に把握、分析。分析評価に基づいた業務プロセスの改善が可能に。将来的にはAIによる最適化も視野に。

 システムの構築は、可視化のフレームワークを活用して物流のあるべき姿を探り、その上で要件(機能)を定義していくものである。つまり「LogiWorks」が提供する各種の機能は、物流システムの構築の“循環創造”を支援するものとなっていることが分かる。