Creating Together

 

Vol.9トップ対談:杉浦友彦氏×小林大介氏 すべてがつながる時代に
電通デジタルが
企業に提供できる価値

グローバルな
プラットフォーマーとの
強固な連携で実績を重ねる

——電通グループの一員として、電通デジタルの強みはどこにあるのでしょうか。

小林電通グループにおいて、国内では電通と電通国際情報サービス(ISID)、そして電通デジタルが事業規模上位3社となっています。電通はマス広告にとどまらず顧客企業の事業変革コンサルティング事業を強化しており、電通デジタルとの連携も増えています。またシステム開発企業のISIDも含めて、マーケティングシステム基盤の構築において「Dentsu DX Ground」という横断組織を作るなど、グループのアセットをフル活用してのサービス提供に注力しています。

 電通グループのもう一つの強みはグローバルのネットワークであり、グローバルのメガプラットフォーマーと強固なアライアンスを結んでいます。当社とプラットフォーマーが共同でユーザーデータの適切かつ効果的な活用方法を研究するなど、Win-Winの関係を築いています。このパートナーシップは、デジタルマーケティングの分野で非常に大きな競争力になっていると思います。

杉浦すでに多くの実践知を積み上げていることも強みです。我々は、マーケティングの「実行」、すなわち最終的に生活者の心を動かすクリエイティブの制作、広告やウェブサイト、ソーシャルメディアの運用など、愚直なまでのPDCAサイクルを、およそ1000社のクライアントに対して提供しています。一方では、すべての企業が次世代のマーケティングを完璧に回しているわけではありません。登るべき山は同じでも、企業によって山の尾根まで来ているところもあれば、まだ1合目、2合目のPoCというお客さまもいます。当社は過去の経験から、それぞれのステージですべきことをアドバイスし、確実な成果を出しながら共に登っていくことができます。

——マーケティングのデジタル化に課題を感じている企業に、メッセージをお願いします。

杉浦当社は、企業がマーケティングをデジタル化し、DXを本当に実現させようと考えたときに、最も本質的な問題の解決に向き合えて、最終的な事業成果を創出できる存在でありたいと考えています。本質的な問題とは、真の顧客理解であり、心を動かすクリエイティブであり、それを支える持続的なデータ基盤の構築。それは自社接点のみならず外部のプラットフォーム経済圏までを接続し、購買とマーケティングROIの最大化まで責任を持つ、ということだと考えています。これらをバラバラに検討していても、答えは出ません。これは長期戦になりますが、粘り強く伴走できるパートナーとして、常に力を蓄えていきたいと考えています。

小林今はどの企業もDXに非常に力を入れており、それを支援するパートナー企業もさまざまで、それぞれ異なる強みを持っています。その中で我々は、企業が市場や顧客に対して新しい体験や価値を提供していく、いわば「顧客価値創造型DX」の実行パートナーとして、最初に指名される存在になりたいと考えています。

杉浦友彦氏×小林大介氏