日経ビジネス電子版 Special

あらゆる企業の
課題解決に貢献する
コンサルタントの
活躍を支援

ビジネスの世界で広く知られている「企業は人なり」という言葉。事業を成功に導くためには経営者をはじめ、関係するすべての「人」が創意工夫を重ね、力を発揮することが欠かせない。HR(ヒューマンリソース)事業を手がけるアクシスコンサルティング株式会社は「人が活きる、人を活かす」を企業理念として、新時代を担う高度な人材と、イノベーションを求める企業を支援している。これまでの取り組みや得られた成果、今後の展望を紹介する。

持続的なビジネス成長には
「人的資源」確保が不可欠

あらゆる企業にとって、人材確保は重要なテーマだ。最近ではITの発展やグローバル競争の激化といった環境変化に加え、「働き方改革」で示された多様なワークスタイルへの対応など、経営者が抱える課題は増加の一途をたどっている。アクシスコンサルティング代表取締役社長 山尾幸弘氏は、自社を取り巻く状況について「当社は2002年に創業し今年で21年目を迎えます。人材紹介業を軸(Axis)として、人間の能力を最大化・最適化・再配置することをめざし、さまざまな活動を続けてきました」と語る。

同社が創業した2000年代、日本企業ではまだ年功序列、終身雇用に基づいた働き方が主流であり、同社が提唱する「人的資源」の重要性はあまり認知されていなかった。「当社の創業前後から日本では少子高齢化が始まったことで、年を追うごとに社員の採用が難しくなり、いまでは人手不足が年々深刻化しています。また、グローバル化やITの発展により高度な専門性をもつ人材へのニーズが拡大し、人的資源を取り巻く環境は一変しました。さらに、最近ではコロナ禍によりリモートワークが普及し、出社して働くという原則が崩れるなど、ビジネスパーソンの働き方も根本から再構築を図る必要に迫られています」と山尾氏は語る。

アクシスコンサルティング株式会社 代表取締役社長 山尾幸弘 氏 アクシスコンサルティング株式会社 代表取締役社長 山尾幸弘 氏
アクシスコンサルティング株式会社
代表取締役社長
山尾幸弘 氏

ITの発展と普及とともに、大きな経営課題としてクローズアップされているDX(デジタル・トランスフォーメーション)。同社の顧客である大手コンサルティングファームでは、顧客企業に提案する経営戦略のほぼすべてにデジタルの要素が関係する状況となっている。しかし、その担い手となるIT人材は、全くといってよいほど足りていないのが現状だ。経済産業省の調査では、2030年に最大約79万人のIT人材が不足すると予測されている(図1)。同社では今後、デジタル、DX関連のコンサルティングへのニーズがますます高まることを意識して、DX推進を中心とした高度プロフェッショナル人材の紹介基盤を確立することで、社会課題の解決を支援する方針だ。

持続可能な地球環境と社会の構築に向けて必要なキーワード

図1 将来的なデジタル、DX関連の人材不足が深刻化すると予測されており、IT人材不足に向けた対応が急務となっている。
出典:平成28年 経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」