日経ビジネス電子版 Special

あらゆる企業の課題解決に貢献する
コンサルタントの活躍を支援

高まるDXのニーズに応えられる
ハイエンド人材の
支援、紹介を推進

同社が手がける事業には大きく分けて2つあり、1つが正社員の採用や転職を支援する「人材紹介事業」、もう1つがフリーランスのコンサルタントのプロジェクト活用や独立を支援する「フリーコンサル事業」である。

企業が抱える課題を解決する方法として、同社では正社員の紹介、フリーランスのコンサルタントの複合ソリューションを提供することで、スピーディーな課題解決と変動費化を可能としている。そして、対個人向けのサービスとしては「生涯のキャリアパートナー」を理念に継続的なキャリア支援を行っている。一般的に、転職エージェントとの関係は転職前後だけのわずかな期間で終わる場合が多いとされる。しかし、同社では登録者のキャリアプランに沿う形で支援を継続することで、転職紹介にとどまらず独立や副業を含めたコンサルタントのキャリアプランを提案している。

■人材紹介事業
・コンサルティングファーム向けサービス
 現役コンサルタントの4人に1人が登録する国内最大級のコンサルタント採用・転職支援サービス。同社では創業から20年で約7万5,000名の転職志望者を支援してきた。特にマネージャー以上の採用や転職支援に強みをもっているという。

・事業会社向けサービス
 同社のグループ企業であるケンブリッジ・リサーチ研究所(CRI)によるCxOなどの経営層やデジタル・DX系人材など、高度かつ専門性の高いハイエンド人材の採用・転職支援サービス。CRIが60年余りにわたって培った人材ネットワークとサーチ能力により、業界、業種の枠を超えたハイエンド人材を紹介することでビジネスの成長を支援する。また、同社とのグループ間連携によるコンサルタントの事業会社向け転職支援にも強みをもっている。

■フリーコンサル事業
 独立しフリーランスとなったコンサルタントによる経営・事業課題の解決支援。フリーランスを活用することにより、リーズナブルにプロジェクト推進を行うことが可能となる。また、コンサルタントの独立(フリーランス)支援も行っており、スキルシェアリングを推進している。

あらゆる企業でDXへの取り組みが本格化するなか、同社が扱う案件の多くはデジタル、IT系となったことで、コンサルタントの役割も「DX、ITへのアドバイス」が中心となっている。山尾氏は「最近の経営課題のトップとしてはDXが挙がるのが現状です。これに対応できるIT人材へのニーズは今後も高まると思います」と指摘する。

図2 アクシスコンサルティングは、コンサルタント人材を中心としたハイエンド人材領域でサービス提供を行っている

図2 アクシスコンサルティングは、コンサルタント人材を中心としたハイエンド人材領域でサービス提供を行っている

コロナ禍を機に変化した
コンサルタントの
「働き方」

精力的にクライアントの経営課題解決に取り組むコンサルタント。従来のコンサルタントの仕事の進め方といえば、クライアントと何度も対面で会って、ヒアリングのなかから相手の要望や意向をくみ取ったうえでプロジェクトを遂行していく存在であったが、コロナ禍でプロジェクトのあり方もその進め方も一変した。プロジェクトの進行はオンラインの進行が中心となり、いまやオンライン上でのやり取りだけ完結することも珍しくない。

そして、プロジェクトワークの変化は、プロジェクトにかかわるコンサルタントにも大きな変化を及ぼしている。

アクシスコンサルティング株式会社 代表取締役社長 山尾幸弘 氏アクシスコンサルティング株式会社 代表取締役社長 山尾幸弘 氏

山尾氏は次のように語る。「コンサルタントの働き方は、ここ数年で大きく変わりつつあります。従来はクライアントの社内に“プロジェクトルーム”をつくり、そこに出向いて業務を行うケースが一般的でした。ところが、コロナ禍でリモートワークが進みましたので、出勤せずに在宅勤務でプロジェクトを進めていくケースが増えています」。

そして、コンサルタント自身のキャリアも多様化が進み、組織に属さずフリーランスとして活動するコンサルタントも増えている。特にコロナ禍でプロジェクト進行がオンライン中心となったことで、距離や場所を問わずにクライアントや案件を担当できることもフリーランスのコンサルタントにとっては追い風だ。また、最近では大手コンサルティングファームが副業を認める動きも出てきているなど、コンサルタントの働き方は今後も進化していくだろう。

図3 副業・フリーランスの急増により、企業側も優秀な社外人材の活用を模索している

図3 副業・フリーランスの急増により、企業側も優秀な社外人材の活用を模索している

人的資源から人的資本へ
「あらゆる課題は人で解決する」

「今後、人的資源ではなくヒトの持つ能力を資本としてとらえた人的資本(Human Capital)という考え方が主流になると考えています。」と山尾氏は語る。そのため同社では、多様化する顧客ニーズへの対応力を強化するとともに、コンサルタントがさらに活躍できる環境の構築をめざし、新たな取り組みを積極的に進めている。フリーコンサル事業は、フリーランスのコンサルタント向けキャリア支援、案件紹介サービス「フリーコンサルBiz」を提供している。

一般的にコンサルティングファームへプロジェクトを依頼できる企業としては、いわゆる各業界を代表する大手企業が中心となってくる。しかし、同社では企業規模に関係なくコンサルティングサービスを利用できるよう、フリーランスのコンサルタントの活用が可能な仕組みを構築した。仮に予算に制限がある場合はコンサルタントの稼働日数を調整することにより、企業規模を問わずどのような企業でもコンサルティングファーム出身者のサービスを受けられる価格帯を実現している。

コロナ禍の混乱を経て「ニューノーマル」の時代を迎えるなか、今後の展開について山尾氏は「経営課題の解決は、すべての企業様にとって最重要のテーマです。当社のコンサルティングサービスは中堅、中小企業の方々にも積極的にご活用いただけるサービスとなっており、今後は正社員の紹介やフリーコンサルBizに加えて、副業支援についても強化を進めます。ぜひ、コンサルティングによる課題解決が身近になる世の中を実現していきたいと思います」と語る。また、「人的資本の考え方が進むと、高度プロフェッショナル人材であるコンサルタントが担う役割は、今後ますます大きくなると思います。当社はBtoP(Business to Person)の視点があり、あらゆる課題は人で解決できると信じています。さらに様々な業界、様々な規模のお客様に向けたサービス提供を通じて、社会の持続可能な成長に貢献したいと願っています」と山尾氏は今後の抱負を語る。

高度なスキルをもつコンサルタントが“身近なアドバイザー”となり、必要なとき、必要な部分をサポートする世界。同社がめざすサービスは、日本のビジネスシーンに大きな変革をもたらすことは明らかだ。「少々敷居が高い」と感じる方も、積極的な活用を検討してみてはいかがだろうか。

アクシスコンサルティング株式会社 代表取締役社長 山尾幸弘 氏アクシスコンサルティング株式会社 代表取締役社長 山尾幸弘 氏
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