JVCケンウッド 代表取締役 社長執行役員
最高経営責任者(CEO)
江口 祥一郎

PROFILE

江口 祥一郎 [えぐち・しょういちろう]
1955年生まれ。佐賀県出身。早稲田大学商学部卒。1979年にトリオ株式会社入社(現当社)。入社後、アメリカ・欧州で通算18年間海外事業に従事。2008年のケンウッドと日本ビクターの経営統合後、車載事業の拡大に注力。2019年に代表取締役 社長執行役員 最高経営責任者(CEO)に就任。現在に至る。

業界最先端の事業を通じて
サステナブルな
社会づくりに貢献していく

 当社は「感動と安心を世界の人々へ」という企業ビジョンをすべての活動の根本に置き、事業を通じたSDGsへの貢献を目指しています。
 主力となるのはモビリティ&テレマティクスサービス(M&T)事業です。ここ数年で急成長しているドライブレコーダーやカーナビゲーション、車載用デバイスなどの製品をこの事業で手掛けています。2021年5月に策定した新中期経営計画「VISION2023」~「変革と成長」の重点テーマの1つがこのM&T事業の拡大であり、2023年度の全社売上目標3200億円以上のうち60%をこの事業が占める計画にしています。

テレマティクスサービス事業の
特徴・強みとは

 当社は長年培ってきた映像、音響、通信という3つの技術に加え、グループ内のデザイン会社を生かしたデザイン経営が強みであり、それらの強みが遺憾なく発揮されているのが当社のM&T事業と言えます。
 航空機のフライトシミュレーターにも採用される映像処理技術や、ビデオカメラで培ってきた撮像・光学技術がドライブレコーダーには生かされています。
 また、ケンウッド、ビクターというブランドを核に発展を遂げたのが音響技術で、車の中でハイクオリティなサウンドを楽しめるカー製品に生かされています。
 通信といえば、特に米州の警察・消防などで使われる業務用無線においては高いシェアを確保しています。過酷な状況でも高品質かつ確実なデータ通信を可能とする無線通信技術が通信型ドライブレコーダー他今後の“つながる車”に貢献します。
 これらの技術をベースに、デザイン経営でイノベーション力、ブランド力を向上させ、人々のモビリティライフに感動と安心を提供していくことを目指しています。

3つのビジネスモデルで
優位を保つドライブレコーダー事業

 ドライブレコーダー事業には3つのビジネスモデルがあります。①自動車メーカー/ディーラーを通じて販売するOEM事業、②量販店などを通じて販売するアフターマーケット事業、③損保会社などと協業するテレマティクスサービス事業です。現在、テレマティクスサービス事業ではMS&ADグループ様が販売する損保商品向けを中心に、通信型ドライブレコーダーを供給しており、累計で100万台以上出荷しています。最新モデルでは360°撮影が可能で、スマホタイプであるため取り外して持ち出しも可能で車外で車体の破損や道路状況なども撮影できることから、今後さらに拡大が期待できます。当社はこれら全方位の展開で優位を保ち、ドライブレコーダーで業界トップクラスのシェアを誇っています。今後はグローバルで事業拡大の余地があると考えています。

持続可能な社会の実現に向けて
JVCケンウッドにできること

 当社のカーナビゲーションは、逆走時にはリアルタイムに警告する「逆走警告」や、ドライブレコーダーとの連携により車両後方視界を確保する「バーチャルルームミラー」などの安心・安全に配慮した機能を搭載し、交通事故防止に貢献しています。またETC2.0車載器を介したITS(高度道路交通システム)との連携による渋滞緩和だけでなく、有料優先、道幅優先、信号考慮といったさまざまな条件で目的地までの経路を自由に設定できる「マイルートアジャスター」などによって、無駄な燃料を使用しないエコドライブを実現し、クルマが発する温室効果ガス削減につなげています。
 今後は、通信型ドライブレコーダーを搭載する車が日夜録画し続けた膨大な映像データを活用した、新たなIoTプラットフォームサービス事業を検討しています。たとえば、蓄積した映像をAIで解析し、道路や電柱の劣化を発見する道路診断サービスを道路管理者や電力会社に提供することもできます。
 このように、私たちJVCケンウッドは、事業を通じて交通事故防止や地球温暖化防止に加え、さまざまな社会課題の解決に挑戦することで、サステナブルな社会づくりに貢献していきます。
 JVCケンウッドのこれからにぜひご期待ください。

株式会社JVCケンウッド

株式会社JVCケンウッド

〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-12
https://www.jvckenwood.com

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