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KAKEAI

1on1を改善させるクラウドシステム

働き方改革やコロナ禍による労働環境の大きな変化によって、上司と部下の意思疎通の難しさは増す一方だ。そうした状況を背景に、1on1をサポートするシステム「Kakeai」(カケアイ)が注目を浴び、大企業を中心として導入する企業が増えている。これまで当事者の属人性に頼っていた1対1のコミュニケーションを、カケアイはどのような仕組みで支援しているのだろうか。
株式会社KAKEAI
代表取締役社長 兼 CEO
本田 英貴

 「コロナ禍によるリモート業務の増加など、働き方が大きく変わる中、1on1のコミュニケーションをサポートするクラウドシステム『カケアイ』に注目される方が増えています。2020年1月に比べて、2022年6月には問い合わせ件数は約100倍に増えました」と話すのは、代表取締役社長兼CEOの本田英貴氏だ。

 リモート業務には慣れたものの、求心力の低下が課題となっている企業や組織は多い。離職やメンタルヘルスの問題もあり、現場の1対1の接点を強化していく必要性を実感している企業トップも多い。従業員の支援業務や進捗管理はできても、踏み込んだコミュニケーションが課題だと感じているマネージャーも少なくない。さらに現場のメンバーからは、リアルなコミュニケーションと比べると考え方や仕事の進め方のコツを掴む機会が減ったことで、仕事の手戻りが増えているとの声が上がる。

上司に期待する対応を選ぶことで
問題の核心に素早く到達できる

 カケアイを使った1on1の準備は、日程と話題を決め、上司に期待する対応を選び、必要があればメモを残すだけだが、この中で重要なのが期待する対応の選択だ。「従来の1on1では、話を聞いてほしいだけなのに、上司が具体的なアドバイスをするケースもよくありました。よかれと思っても、それでは部下のためにならないのです」と本田氏は説明する。カケアイでは、アドバイスが欲しい、話を聞いてほしい、一緒に考えてほしいなど、希望を選択肢から選ぶだけで、この課題を解決できる。

 設定が終了すると情報が上司に送信される。上司にとっては、話題はもちろん、期待される対応が前もって分かれば話がスムーズに進む。また、事前に意識すべき点も伝えられる。そして1on1が終わり、満足度が入力されると、上司や経営層に改善のポイントやヒントがフィードバックされるという流れだ。

 カケアイを導入した営業部署は、利用しない組織に比べ、売上・離職率ともに2~3割の差が出たという。労働環境が急速に変化し、今後コロナ禍が収束してもリモート環境での業務は続いていくはずだ。それだけに、こうしたツールはより欠かせないものとなっていくだろう。

直属の上司以外とも1on1が可能なKakeaiのサービス画面

お問い合わせ

株式会社KAKEAI
マーケティング部
TEL : 03-6721-1176