「一人ひとりのウェルビーイングは異なり、各人の状況を正確に把握する必要があります。そのマネジメントに欠かせない情報を自動的に提供するのがTeamSpiritです」と話すのは、チームスピリットの荻島将平氏だ。
TeamSpiritは、勤怠管理や工数管理、経費精算など、日常業務で使う複数の機能を1つにまとめたクラウド型のベーシック業務DXシステム。その特徴は、幸福度の高い組織づくりのために、従業員の必須作業を徹底的に効率化するとともに、そこへ自動的に集まるデータを活用し、業務のDX化を進められることだ。例えば、TeamSpiritに集められた従業員の勤怠データはダッシュボード機能を用いて可視化され、各人の有給休暇取得義務などの状況を把握、取得を促すなど就業状況のDXが可能だ。このように「従業員の働き方の状況を可視化、分析することで業務のDX化を進めるとともに、ウェルビーイングや人的資本経営につなげられます」と荻島氏は説明する。
ウェルビーイングの取り組みで
従業員のパフォーマンスを向上
また、従業員が入力した勤怠管理と工数管理のデータを活用し、その人が何時間働き、その作業内訳はどうだったのかなどをリアルタイムに可視化。その可視化されたデータを基に現場のマネージャーと従業員が作業内容を確認しながら建設的に話し合うなど、1on1や日々の対話を通じてウェルビーイングな状態をつくり出し、従業員のパフォーマンスを向上させる例は少なくないという。
ある企業では、TeamSpiritのレポート機能により、従業員の勤務状況を容易に把握できるようになり、集計作業と時間を大幅に効率化。そして、ダッシュボードで得られた情報を基に、超過勤務などの問題が発生する前に従業員のケアを行うなど、必須業務のDXとウェルビーイングを意識した経営を進めている。「まず、必須業務の効率化を図り、そこから得られるデータを活用することで一人ひとりの働き方が変わります。TeamSpiritを通じ、従業員の幸福度を高め、ウェルビーイングを実現する組織マネジメントを支援します」と荻島氏は言葉に力を込めた。