日経ビジネス電子版 Special

働きやすさある、
育つ。
PwCカルチャー

「やさしい、コンサル。」が意味するもの
PwCコンサルティング合同会社
「激務で厳しい。周りはライバルばかり」。そんな印象が強いコンサルティング業界だが、働き方の多様性を受け入れ、時代の変化に柔軟に対応している企業もある。それが、PwCコンサルティングだ。
掲げるメッセージは、「やさしさが生む、強さがある。」。シリーズ第2弾となる本稿では、同社のコンサルタント3人に、PwCの企業文化から生まれる価値と強さ、そこから生まれる働きやすさについて語ってもらった。

コンサル業界の当たり前に染まらない
PwCコンサルティング

——皆さんはPwCコンサルティングには中途で入社されたとうかがいました。簡単な経歴と転職のきっかけ、現在の業務内容を教えていただけますか。

神田 私は製造業チームでディレクターとして勤務しております。1997年に新卒で出版社に入社し、社内の基幹システム導入プロジェクトに携わりました。そこで外部コンサルタントの方々とご一緒したのを契機に、コンサルティング職への転職を決意。2001年に、後に現在のPwCコンサルティングとなる会社に入社しました。

 入社後は、さまざまな業種で会計領域の業務改革およびSAP導入を担当し、その後は配偶者のシンガポール赴任に帯同するため2011年末に一度退職しました。

 出産・育児期間を経て、子どもが1歳になったころ、日本でお世話になったPwC Japanグループのパートナーの方が声を掛けてくださり、2014年2月にPwCシンガポールに現地採用という形で入社する縁に恵まれました。帰国後は、グループのメンバーファームでの勤務を経て、PwCコンサルティングに転籍。現在はジョブマネージャーとしてプロジェクトをリードしています。

PwCコンサルティング合同会社
ディレクター
神田 陽子

岡山 私はX-Value & Transformationチームでシニアマネージャーを務めております。2009年に新卒で外資系コンサルティングファームに入社し、通信業界のクライアントの業務改革に従事しました。もともと、経営をリードするCXOクラスの課題解決に携わりたいと考えていたこともあり、次のステージを見据えてPwCコンサルティングに転職しました。入社後は、多岐にわたる業種・業態で、全社成長戦略・事業性評価・経営統合など、M&Aを軸とした案件に従事しています。

PwCコンサルティング合同会社
シニアマネージャー
岡山 健一郎

松本 私は現在、TMT(テクノロジー、エンタテイメント&メディア、情報通信)チームでマネージャーを務めております。2009年に新卒で外資系コンサルティングファームに入社して、財務戦略コンサルティングを担当していました。その後、別の外資系コンサルティングファームに転職した後、希望する働き方が可能な外資系リスクコンサルティングファームに移りました。

 ここはライフワークバランスを取りやすい環境で、出産と育児休暇も取得できました。復職後大手のコンサルティングファームでもう一度活躍したいという気持ちから、2019年にPwCコンサルティングに転職しました。

PwCコンサルティング合同会社
マネージャー
松本 恵実

コンサルティングは困難な山を登るようなもの。
だからこそやさしさと強さが必要になる

——PwCコンサルティングは「やさしさが生む、強さがある。」というメッセージを打ち出しています。このメッセージに裏打ちされた企業文化とはどのようなものでしょうか。

神田 最初は「やさしさが生む、強さがある。」というメッセージはあまりピンとこなかったんです。ただ、採用面接をしていると、皆さん「PwCはオープンでフラット、社員同士の仲が良いと聞きます」と話してくれます。社内にいるとそれが当たり前だったので、逆にPwCのカルチャーが強みであることに気付かされました。

 実際、コーチやパートナーと話すときも壁がなく、親身になって相談に乗ってくれる人が多いですね。いろいろな人が知恵を出し合い、最高の成果を出すことに意味があるという考え方がしっかり組織に根付いています。その根底にあるのが、PwCのパーパス「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」。そして、パーパスを追求するためのvalues & behaviours(価値観と行動)が定義されており、全世界で共有されています。これらの基盤の上に、PwCコンサルティングのカルチャーが築き上げられています。

岡山 「やさしさが生む、強さがある。」というのは、各メンバーへの敬意と信頼の表れだと思っています。メンバーへの敬意があるからこそ、それぞれがのびのびと個性を発揮することができる。それによって大きな成果を実現し、それがまた、お互いの敬意と信頼を高めていく。この好循環がオープンなネットワークを築き、強さになっているのだと思います。これこそが、PwCコンサルティングのカルチャーではないでしょうか。

松本 PwCコンサルティングは、オープンマインドで温かい人たちが多いですね。例えば難しい案件にアサインされたときも、 1人で悩んで行き詰まる前に、周囲のメンバーが、「○○さんならその分野に詳しいよ」「以前、似たようなケースがあったから資料を共有するね」といったように、場合によってはミーティングまで設定してくれたりするんです。みんな忙しいはずなのに、独りぼっちにさせないやさしさがある。そして個の力が集まることで強さが生まれる。コンサルティングの仕事は、チーム全員で困難な山を登るようなもの。だからこそ、こういったカルチャーが必要なのだと思います。

——御社ならではの社風が、クライアントに提供する価値にどのようにつながっていますか。

神田 今の世の中は変化のスピードが速く、見通しを立てるのが難しい。そんな中、クライアントや社会から求められるのは、さまざまな考え方を持つ人たちが一緒に取り組む「チーム力」だと考えています。

 PwCコンサルティングの強みは、クライアントの課題を解決するために、グループ会社の専門性や海外のPwCの支援が必要になったときに、すぐに動いてチームを組めるところにあると思います。組織、法人、国の壁を越えて協働するのは簡単ではありませんが、PwCが培ってきたカルチャーが浸透しているからこそできることです。

岡山 個人の能力を比べたときに、PwCコンサルティングが他のファームより突出して優れているということは必ずしもないと思っています。しかし、個人の能力だけに頼らず、集団で戦うからこそ、PwCコンサルティングは他のコンサルティングファームには負けない価値提供ができると自負しています。得意領域に特化した人たちが強みを組み合わせながら、チームとして最高のパフォーマンスを出す。さまざまな知見やスキルを持ったコンサルタントが個別に動くのではなく、スクラムを組んで立ち向かっていく。そういう社員の姿勢を、日々の業務の中で感じています。

松本 お二人がおっしゃる通り、社内で協力し合い、相互の専門性や知見をコラボレートしてより良いものを生み出そうとする文化は、クライアントへの提供価値をより高めていると考えます。加えて、PwCコンサルティングには、アイデアを否定しない文化があります。結果として、立場を問わずさまざまなアイデアや意見が生まれ、それがクライアントへの、インパクトのあるソリューション提案につながっています。