東陽テクニカ 代表取締役 社長 高野 俊也

PROFILE

高野 俊也 [こうの・としや]
1981年日本大学生産工学部卒業。89年東陽テクニカ入社。2008年執行役員、10年東揚精測系統(上海)有限公司総経理。13年取締役、17年常務、19年代表取締役専務、20年12月より現職。

最先端の“はかる”技術で
あらゆる産業の技術革新と
持続可能な社会の実現に貢献

独自の計測技術により
技術革新の道を拓く

 当社は1953年の創立以来、“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、情報通信、自動車、環境エネルギー、EMC(電磁両立性)、海洋調査、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、情報セキュリティの8分野にソリューションを提供してまいりました。

 “はかる”技術は、あらゆる技術イノベーションの基準点となるものです。例えば、自動車の分野においては「電動化」「自動運転」「コネクテッド」などの技術革新が注目されていますが、当社は電気自動車(EV)普及のカギであるバッテリーの開発や性能評価に大きく貢献しています。人や車両の検知に不可欠なセンサーやアルゴリズムの評価にも当社の技術が使われています。さらに、EVの頭脳であるCPUやコネクテッドを実現する通信技術など、クルマ一つとっても当社ソリューションが求められる場面は数多くあります。

 もちろん、自動車以外にも、海洋調査や宇宙探査、医療現場など様々な分野の最先端研究や実用化に向けて、最新の技術やソリューションを提供。独自の計測技術を活かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大し続けています。

 おかげさまで、21年9月期の決算では、コロナ禍や半導体不足による影響はあったものの、営業利益で38.1%、純利益で20.6%の増収増益を達成することができました。

SDGs推進と一体化した
中期経営計画“TY2024”

 当社は現在、2024年9月期の経営指標達成に向けた、中期経営計画“TY2024”に取り組んでいます。当計画においては、「事業戦略」「財務・資本戦略」「経営基盤強化」の3本柱を軸とする成長戦略を掲げております。その根底にあるのは、サステナブルな社会の実現です。

 様々な産業のイノベーションを支える当社の“はかる”技術は、持続可能な未来づくりに貢献するものだと確信しています。私たちの企業理念である「“はかる”技術で未来を創る」「テクノロジーインターフェース」「企業価値の向上」に基づく事業活動そのものが、サステナビリティ推進に寄与している。その意識統一のもと、SDGsへの取り組みとして注力すべき事業領域や優先課題の特定を行いました。

 なかでも「事業戦略」最大のテーマである脱炭素社会の推進においては、次世代電池の開発や、洋上風力発電設備向けの海中海底計測をはじめとする再生可能エネルギービジネスへの参入を進めています。また、当社のネットワーク関連計測ソリューションや運用監視ソリューションを活かした5G通信環境の整備にも力を入れていきます。

 「財務・資本戦略」においては、新市場区分「プライム市場」を選択し、上場維持基準をクリア。CGコードへのコンプライにより、より一層の「経営基盤強化」を図ってまいります。

仲間との共創により
オンリーワン技術を開発

 持続可能な社会の実現に向けて、“はかる”技術を提供し続けてきた東陽テクニカ。その姿勢はこれからも変わりません。ただし企業価値をより高めていくためには、自社開発の製品やソリューションを増やしていく必要があると考えています。

 例えば、5G分野でも活躍する200Gbps高速パケットキャプチャ技術などは、世界に類を見ない当社の特許技術。こうしたオンリーワン・ナンバーワンの技術を持つ“計測ソリューション・プロバイダー”として、今後も幅広く事業を展開してまいります。そのために多様な業界や研究機関とのオープンイノベーション(仲間づくり)も推進中です。パートナーになっていただける企業・機関の方は、お気軽にお声がけください。

株式会社東陽テクニカ

株式会社東陽テクニカ

〒103-8284
東京都中央区八重洲一丁目1番6号
https://www.toyo.co.jp/

記事中の肩書きやデータは公開時点の情報です