Transformation to BEV Vol.2

アウディはプレミアムブランド
No.1のEVブランドを目指す

2026年以降に発売する新モデルは
すべてバッテリーEVに

2026年以降に発売する
新モデルは
すべてバッテリーEVに

2022年1月17日。アウディ ジャパンは、年頭記者会見「Audi New Year Press Conference 2022」を開催。アウディ ジャパン ブランドディレクター マティアス・シェーパース氏が登壇し、アウディの今後の電動化戦略について語るとともに、アウディの最新電気自動車「Audi Q4 e-tron」を同日発表した。

2025年にはすべての生産工場を
カーボンニュートラルに

 電気自動車への転換が我々のストーリーラインであるー。

 アウディ ジャパン ブランドディレクターのマティアス・シェーパース氏はプレゼンテーションの冒頭、力を込めて話し始めた。

 「AUDI AG(ドイツ アウディ本社)の電動化戦略『Vorsprung 2030』の中で、明確なロードマップが提示されています。2030年までに、サステナブルな企業として、社会的責任を果たしながら、新しい技術でリーダーシップを取る。それがアウディの目指す1つのゴールなのです」

 アウディは、26年以降に発売するモデルはすべて電気自動車とすること、そして33年までに内燃エンジンの生産を一部地域を除き段階的に終了すると発表。電気自動車およびハイブリッド車の包括的な製品攻勢を実施し、22年から26年の間に、研究開発および設備等に対して合計約370億ユーロ(約4.7兆円)の投資を行い、eモビリティへの移行に対する明確な取り組みを強調している。

 AUDI AGに入社して22年目というシェーパース氏は改めて、カーボンニュートラルへの取り組みについてこう話す。

 「自動車会社にとってCO₂を減らすことは義務であり、難しい課題です。クルマは走行時だけでなく、生産時にもCO₂を排出するためです。LCAの観点で見れば生産のタイミングで約2割のCO₂が排出されますが、アウディは20年以上前からこの問題に取り組んできました。25年までにすべての生産拠点においてカーボンニュートラルにすることを目指しており、すでにアウディの電気自動車『e-tron』を生産しているすべての工場でそれを達成しています。もちろん今日発表した『Audi Q4 e-tron』もその工場製です。ちなみに現時点で、日本の自動車メーカーでカーボンニュートラルな工場を持っているメーカーはありません。それがいかに難しいことであるか、お分かりいただけると思います」

 電気自動車が増加すれば、電力供給が大きな課題となる。そしてカーボンニュートラルの実現に向けては再生可能エネルギー源から生成された電力の比率を高める必要がある。アウディはドイツの電力会社と共同で国内最大規模のソーラーパークを建設。約42万枚のソーラーパネルを使用し、総発電能力は1億7000万kWhに到達。年内にも稼働を開始するという。シェーパース氏は続ける。

 「これは欧州での取り組みの一例ですが、我々はクルマを造るだけではなく、クルマをチャージする仕組みやモビリティを造っている。アウディはデザインや品質がいいだけでなく、チャージするときにはグリーンエネルギーを使う、環境に優しく心地いいブランドであると、きっとユーザーの価値観はそのように変わってくる。そのため真のグリーンカンパニーを目指して進んでいるのです」

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フォルクスワーゲン グループ
ジャパン 株式会社
代表取締役社長 兼
アウディ ジャパン ブランドディレクター
マティアス・シェーパース