あいおいニッセイ同和損害保険

デジタルビジネスデザイン部
プランニンググループ グループ長

佐川 麻佐美 氏(下・左)

デジタルビジネスデザイン部
プランニンググループ 課長補佐

猪俣 雄太 氏(上・左)

IT統括部 デジタルITグループ グループ長

松尾 大史 氏(下・右)

IT統括部 デジタルグループ 課長補佐

藤井 恒文 氏(上・右)

justInCaseTechnologies

joinsure開発責任者

伊藤 慎也 氏(下・中央)

joinsureアライアンス責任者

居林 良太朗 氏(上・中央)

お客さまの視点で、
暮らしに内在する困り事を見つめ直し、
新たな保険サービス創出へ

サービスや商品は、プロダクトアウトからマーケットインへの移行が求められている。そんな中で、DXを活用してよりお客さま目線に立った保険のあり方を追求する動きが、生まれ始めた。

課題に寄り添う
ゲームチェンジャーに

2022年末、インシュアテック※1企業であるjustInCaseTechnologies(以下JICT)様とのアライアンスを発表しましたが、その背景や狙いを教えてください。

あいおいニッセイ同和(以下AD)猪俣:当社は“CSV×DX(シーエスブイバイディーエックス)”を掲げ、データやデジタル技術(以下DX)によって保険を進化させ、お客さま・地域・社会の課題解決を目指しています。その中でJICT様とは、お客さまや地域の不安に寄り添った新たな商品・サービス開発と、UI/UXの追求を行い、“まだ誰も知らない安心を、ともに”※2幅広く提供していきたいと考えています。

JICT居林:AD様の目指す姿は、当社のビジョン「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」に通じます。また、当社はデジタル完結保険の専門家だけでなく、私のように保険業界出身で、業界の慣習や課題を認識したメンバーも揃っています。AD様はこの領域において部門を超えたワンチームを組み、意思決定も速いため、“ともに”業界の流れを変えられるのではとワクワクしています。

AD藤井:当社は「テレマティクス自動車保険」のように、これまでもDXによって新たな保険の価値を提供し、業界をリードしてきました。今回の提携では、インシュアテックの先駆者であるJICT様と、当社の特色ある国内外のパートナー様と、“ともに”ビジネスを創出することで、DX領域の取組をさらに加速させ、社会やビジネスの変革者、ゲームチェンジャーを目指したいと考えています。

お客さま第一の
エンベデッドインシュアランス

お客さまにどのような価値を提供するのでしょうか?

AD猪俣:商品・サービスはマーケットインの思考で、不安に寄り添う安心をスピーディーに提供します。そのためには、効率的な開発に加え、ニーズの変化を素早く掴むため、お客さまやパートナーの声に耳を傾ける必要があります。また、DXでリスクを見える化することで、個別最適なプライシングや潜在リスクに対する提案もできるため、従来よりも幅広いマーケットで、多くの方々に安心を提供できると考えます。

JICT居林:開発スピードの点では、一般的に保険会社の基幹システムは複雑化傾向があるため、我々の“joinsure”のような外部システムの活用は有効策の1つです。商品・サービスへのDX活用では、当社はジャイロセンサーによるスマホ保険の利用状況スコア化等の実績があることから、本協業でも幅広にDXを活用し、新たなチャレンジをしたいと考えています。

AD猪俣:UI/UXについては、様々な導線に安心を埋め込むことで体験価値向上を目指します。たとえば、旅行予約と同時に保険加入する場合に、従来は宿泊日数やクレジットカード情報を別々で入力することが一般的でしたが、これらの導線をシームレスにサービスへ組み込むことで、お客さまの負荷を減らし、より手軽に安心を届けることが可能です。こうしたUI/UXを多様なマーケットで実現することは、結果的にパートナーの本業支援にもつながると考えています。

AD藤井:UI/UXは継続的な改善が必要なので、JICT様が持つマーケティング分析を用いた加入率向上等のノウハウを活用し、パートナーとともに“お客さま第一”のサービスを目指していきます。

JICT居林:UI/UX追求、埋込型保険の実現は、WEBやアプリ等のオンラインだけでなく、人が介在するオフラインの導線も上手く融合させながら実現したいですね。また我々のマーケティングサービス“ウレルン”は、システム構築だけでなく、ビジネス事業開発からご一緒し、売れるまで支援できるため、こちらもぜひ活用していきたいと思います。

感動体験感動体験実現イメージ

まずは地道な活動から

今後パートナー様にはどのように展開されるのでしょうか?

AD猪俣:まず、お客さまやパートナーと、しっかり向き合って話すことが最も重要だと考えます。DXは、何でも叶えてくれる魔法のようなものと思われがちですが、実際は営業活動と同様に、お客さまやパートナーの話を聞くところから始まる地道な活動です。

JICT居林:営業現場の方ともお話する機会がありますが、“お客さまやパートナーの為に”という熱い思いの方が多く、本協業に必要な“寄り添い”が既に文化として根付いているため、多くの特色あるパートナー様との検討が進められると考えています。また、AD様は推進部門とシステム部門が一丸となった部門横断の体制なので、アイデア実現のスピードも非常に速いと思います。

AD藤井:この取組を広く展開し、発展させるためには、我々自身の変化も必要です。システム開発においても「やりたいことをシステムで実現する」から「システムを理解し、必要に応じて既存の業務プロセスを見直す」に変えていくことが、複雑化を回避し、開発スピードの維持向上につながると考えます。今後ゲームチェンジャーになるためにも、本協業が我々がダイナミックに変わる機会になればいいと思っています。

両者のノウハウ・技術の融合

※1 インシュアテック(Insur Tech)=Insurance+Technology
※2 CSV×DXのキャッチコピー

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

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