株式会社アイ・エス・ビー 代表取締役社長 若尾 一史

PROFILE

1972年埼玉県生まれ。2002年、株式会社アイ・エス・ビー入社。2014年、執行役員関連企業部長。2015年、執行役員管理企画室長。2016年、取締役。2020年、専務取締役。2021年1月より現職。

積極的な挑戦を続けてきた半世紀
次の100年後を見据え
売上高1,000億円を目指す

将来は宇宙分野への進出も
目指したい

 当社は1970年に創業し、ソフトウェア開発企業として半世紀以上の歴史を重ねてきました。

 創業時は大手電機メーカー様へのオペレータの派遣からスタートし、携帯電話向けのソフトウェア開発から組込み開発やアプリ開発、金融系へと領域を広げ、現在は顧客企業から直接請け負うプライム案件や自社でのソリューション開発を手掛けるなど、業績と領域を拡大してきました。

 半世紀を超えた当社の成長の歴史を振り返ると、大きく2つの点が挙げられます。1つが新たな分野への挑戦、もう1つがM&A戦略です。

 今まで、携帯電話、医療、車載、金融などさまざまな分野を開拓してきました。私は将来、グループとして宇宙事業にも進出したいと考えています。そう聞いて驚かれるかもしれませんが、決して夢物語ではなく、売上高1,000億円企業を目指すためにも、当社のこれまでを振り返れば十分実現できるものと考えています。

 M&A戦略では、同業種との資本提携により規模の拡大を図りつつ、異業種とはシナジー効果の発揮を狙うことで成長スピードを上げてきました。そしてM&Aで獲得した人材によって新事業や新たな分野に挑戦を繰り返すことで業績を積み重ね、売上高を飛躍的に拡大してきました。

 2017年には入退室管理機器のメーカーである株式会社アートを買収しました。同社の機器と当社のソフトウェアを連携させることで、新たなソリューションの開発に成功し、さらに継続的に収益をあげるリカーリングビジネスへの参入も実現しています。

グループの企業理念体系を策定
一丸となって課題解決を

 2021年に社長に就任した私は、新たにグループの企業理念体系を策定しました。今後グループで一丸となって成長への課題に取り組んでいくために、各社の幅広い階層からなるプロジェクトメンバーを募り約半年を費やし取り組んだ結果、創業者の言葉である「夢を持って夢に挑戦」をグループの企業理念に掲げ、ミッション、ビジョン、バリュー、クレドを策定しました。現在は、その浸透活動としてタウンホールミーティングを定期的に開催しています。これは、グループ全社員と私が直接交流をすることでさまざまな本音を聞き、社員エンゲージメントの向上に努めることを目的としています。

売上高1,000億円企業を目指すアイ・エス・ビーグループが掲げるキーワード

 今期からスタートした中期経営計画2026では、“「永続する企業」へ”というテーマを掲げています。知恵とITの融合で、お客様の課題を解決できる企業であり続けることが、永続する企業への道で、そこへ一歩一歩進んでいこう、と決意を込めた言葉です。

今後は売上高の構成内容の
変化に注目してほしい

 安定して業績を上げることは重要です。DXの追い風を受けて業績が好調な今こそ、新たな布石を打つべきと考えています。当社には、事業をまとめ上げる力と、お客様の課題解決に向けたコンサルティング力のさらなる強化が必要であり、そのための人事戦略は重要です。

 まず教育制度を充実させ、全体的により一層のスキルアップを図ります。さらに組織の拡大を見据えリーダー層の強化に取り組みます。社員のキャリア形成も多様化しています。マネジメント志向、技術志向、社員が目指すところに合わせた制度改革も行っていきます。コミュニケーションが取りやすく風通しの良い職場づくりに取り組むことで、エンゲージメント向上を図ります。

 一方で、自社製品やソリューション、リカーリング売上高の比率を引き上げて、収益力の強化を図ります。また、次世代の通信システムやセキュリティ製品の開発も進めていきます。株主、投資家の皆様には売上高の数字だけでなく、その構成内容にも注目してもらいたいと考えています。引き続き積極的な情報開示を行っていきますので、今後の展開にご期待ください。

株式会社アイ・エス・ビー

株式会社アイ・エス・ビー

〒141-0032 東京都品川区大崎5-1-11
住友生命五反田ビル
https://www.isb.co.jp/

SHARE

記事中の肩書きやデータは公開時点の情報です