CYBER INITIATIVE TOKYO 2023 CYBER INITIATIVE TOKYO 2023
CYBER INITIATIVE TOKYO 2024 CYBER INITIATIVE TOKYO 2024

ServiceNow Japan

講演タイトル ServiceNowが実践している生成AIを用いたサイバーリスク管理とイノベーション促進とは?

生成AIを活用したインシデント対応の自動化で サイバーセキュリティ運用に変革を

森田 成紀氏

森田 成紀

ServiceNow Japan合同会社

スペシャリストSC本部

本部長

ServiceNow Japanの森田成紀氏は、生成AI技術の台頭により「企業競争力向上の一助となる半面、サイバー攻撃者にとって優位に働き、常に脆弱な状態となるリスクもはらんでいる」と指摘する。

森田氏は、サイバーセキュリティを運用している現場は「日々困難に直面している」と警鐘を鳴らす。「セキュリティ人材やスキル不足でインシデントの調査から分析・対応まで解決時間がかかりすぎている」と現状を危惧する。

こうした課題を解消し、セキュリティ組織が本来やるべき運用にフォーカスするためには、インシデント対応の自動化と生成AIが必要と森田氏は強調した。

そのために、ServiceNowが提供する組織横断的なDX推進のクラウドプラットフォームを用いて、インシデント対応プロセスにデジタルワークフローを導入することを提案する。セキュリティ製品とのデータ統合、セキュリティインシデント対応の自動的な優先順位付け、脅威情報の効果的な活用、適切な対応アクションの見定め、脅威からの迅速な修復、インシデント後レポートのレビュー――で構成するワークフローの随所に生成AIの機能を組み込むことができ、イノベーションの促進が可能だ。

例えばアナリストにとっては生成AIによりインシデントの内容が自動的に要約されるため、数秒でコンテキストを理解できる。また、推奨アクションが提示されるため、工数がかかる調査などの生産性が向上する。長期化したインシデントはサマリー提示に時間がかかるが、生成AIで一貫性のある解決メモを作成できるため、記録の品質向上やプロセス改善などセキュリティ業務の変革を加速する。

デジタルワークフローの中に生成AIを組み込めば、「インシデント対応プロセスの効率化だけでなく、組織全体の継続的改善ができる」と森田氏は力説した。

関連リンク

サイバーイニシアチブ東京2024レビュー 総合トップ