人材データの活用で経営戦略と人材戦略の連動性を高める 「社内版ビズリーチ by HRMOS」で社内人材と社内ポジションの最適なマッチングを目指す岡三証券グループ

「お客さま大事」という経営哲学の下、顧客と接する人材の採用・育成に注力する岡三証券グループ。同社は社内人材と社内ポジション(職務)の最適なマッチングで働くことへの満足感を高め、人材の定着と活躍を促すため、2025年4月に「社内版ビズリーチ by HRMOS」(以下、「社内版ビズリーチ」)を導入した。数ある人材情報プラットフォームの中から「社内版ビズリーチ」を選んだ理由とは――。

社員との長期的な関係構築へ社内人材と社内ポジションの最適なマッチングを実現するシステムを模索

2025年で創立102年を迎える岡三証券グループ。「お客さま大事」という創業以来の経営哲学の下、グループ各社が経営戦略に沿った事業展開によって、顧客を最優先に考えたサービスの提供とグループ全体としての発展を目指すように導いている。

「グループ全体の人材戦略を司っているのが、岡三証券グループの人事戦略部です。経営戦略と人材戦略を連動させることで、収益性向上と規模拡大を実現できる強固な人材基盤の確立を目指しています」と語るのは、同社 人事戦略部長の阿部直樹氏である。

岡三証券グループ 人事戦略部長 阿部 直樹 氏

岡三証券グループ 人事戦略部長

阿部 直樹

強固な人材基盤確立のため、岡三証券グループが掲げているのが、「社員との長期的な関係構築」を前提とした「人材基本方針」だ。

「岡三証券グループは、お客さまとの長いお付き合いによって関係性を築き、生涯にわたる資産運用のお手伝いや幅広いソリューション提案をしています。それと同じように、社員との長期的な関係性も大切にしており、社員たちに『この会社で長く働きたい』と思ってもらえるような人事制度の確立を目指しているのです」(阿部氏)

社員の定着と活躍を促すため、「人材基本方針」には「活躍の場や働き方の自律的な選択」ができるようにすること、「個々人の成長意欲に応え、市場価値を高められる組織環境」を整えること、「役割・責任・成果に応じた報酬体系」や市場価値の高いパフォーマーには相応の報酬が与えられる「夢のある報酬水準」の実現なども盛り込まれている。

人材基本方針

収益性向上と規模拡大を実現できる強固な人材基盤の確立を目指し、岡三証券グループが掲げる「人材基本方針」
出典:岡三証券グループ「統合レポート2024」

「人材基本方針」に沿って戦略的な人事施策を推し進めるためには、社内にどんな「活躍の場」があり、どのような役割・責任の下で成果を上げた人材なら「市場価値に即した相応に高い報酬」を得られるのか、さらにはどういった高い専門性・スキルを備えた人材なら「夢のある報酬」が得られるチャンスがあるのかを明示しなければならない。つまり、社員に提供できる社内ポジションと、そのポジションに就くのに必要なスキル・経歴などの要件を示し、それぞれの社員が要件を満たしているかどうかを具体的に示す必要がある。

これらの仕組みを構築するため、また2025年4月から導入された、「組織基盤の強化」「Pay for Job, Pay for Performanceの徹底」 「選択的なキャリアパスの実現」を狙う新人事制度を鑑みて、人事戦略部は、社内人材と社内ポジションのスキルや経験を可視化できる統合的な人材情報プラットフォームの導入を進めたのである。

「社内版ビズリーチ」でポジションと人材を適切にマッチングすれば経営戦略と人材戦略を連動できる

もちろん、岡三証券グループでは、以前から社内に蓄積されている社員の人材データを基に、最適なポジションへの人材配置を志向し、様々な取り組みを行ってきた。

しかし、「人材データは項目によって紙やデータファイル、人事担当者の頭の中といったようにバラバラに管理され、ひと目で可視化できる状態にはなっていませんでした。そのため、人材ごとの適性やスキル、経歴、評価などの情報が一元的に見られる統合的な人材情報プラットフォームの必要性を痛感したのです」と阿部氏は明かす。

様々な候補を検討した中で、岡三証券グループの人事戦略部が選んだのは「社内版ビズリーチ」であった。

「社内版ビズリーチ」は社内スカウトで人材流出を防ぐ、ビズリーチの新サービスである。

いわゆる「社内転職」を促すには、社内にどのようなポジションがあるのか? 自分はそのポジションを手に入れるのにふさわしい条件を備えているのか?といった情報を「見える化」しなければならない。

「社内版ビズリーチ」には、社員の経歴・スキルに関するデータと、社内ポジションの要件に関するデータを集積し、それぞれの社員にふわさしいと思われるポジションへとマッチングできる仕組みが用意されている。これはまさに、岡三証券グループの人事戦略部が求めていた仕組みであった。

「『社内版ビズリーチ』を使って社内ポジションと人材を適切にマッチングすれば、経営戦略に沿った業務が遂行され、社員にとっても仕事に対する満足度が高まるというWin-Winの関係が築き上げられます。まさに経営戦略に連動した人材戦略を遂行するという我々の目的にかなったサービスであると思いました」と阿部氏は評価する。

「社内版ビズリーチ by HRMOS」と周辺システムとの連携イメージ

社内版ビズリーチと周辺システムとの連携イメージ。社内版ビズリーチを活用し、統合的な人材情報プラットフォームとして、人事企画・採用・教育・評価・労務など人材に関わるすべてのデータを集約。強固な人材基盤として機能させていく

「社内版ビズリーチ」の生成AI機能が作成した職務経歴書の完成度の高さに驚く

もう一つ、岡三証券グループの人事戦略部が「社内版ビズリーチ」を高く評価したのは、生成AI機能によって、社員の職務経歴書や社内ポジション要件が自動生成され、各人材のデータが自動的、かつ情報更新の都度アップデートされることだという。

経営を取り巻く環境の急激な変化とともに、経営戦略を実行する上で重要な社内ポジションやその要件は目まぐるしく変わる。一方で人材のほうも、新しい仕事の経験を積み、教育を受けるなど、時間とともにスキルや経験はどんどんアップデートされていく。

「そうした変化に対応できず、古いデータを基にミスマッチな人材配置を行うと、パフォーマンスが上がらないのでやる気をなくしたり、最悪の場合、人材が辞めてしまったりする懸念もあります。その点、『社内版ビズリーチ』なら、社員のキャリア自律を高めた上で、経営戦略に沿った最適な人材配置が可能であると考えました。

なぜなら、生成AIにより簡単な入力で社内ポジション要件が自動生成でき、評価データが反映されることで半年ごと、1年ごとといった頻度で生成AIが社員の職務経歴書を自動的にアップデートしてくれるので、常に最適なマッチングが実現できそうだと評価しました」(阿部氏)

「社内版ビズリーチ」の生成AI機能には、これまでビズリーチがサービス提供から16年にわたり蓄積してきた独自の転職市場のデータを学習した生成AI(ビズリーチAI)が搭載されており、ポジション名・職種・スキルといった必要最低限の入力だけで数分で社内ポジション要件を言語化する。また、社員の職務経歴書もゼロから書き上げる必要もない。入社前の職務経歴書や入社後の異動歴、目標評価といった人事が保有するデータを基に、数年分にわたるキャリアサマリや保有スキルを自動で文章化する機能も備えている。その記述内容の正確さや、書き上げる速さも高く評価されているようだ。

「キャリア採用により入社した同僚が、自分の職務経歴書を『社内版ビズリーチ』の生成AI機能に書かせたところ、90点近い評価を付けられるほど完成度が高かったそうです。しかも、自分で書くと何時間もかかりそうな職務経歴書を、わずか数分程度で仕上げたことに舌を巻いていました」と阿部氏は語る。

社員に煩わしい手間をかけることなく人材データを継続的にアップデートできる点や、業務効率が飛躍的に改善される点も、「社内版ビズリーチ」の大きなメリットと言えそうだ。

「当社は『人材基本方針』に沿って社員との長期的な関係を築き上げるため、社員一人ひとりとしっかり向き合うことを大切にしています。当社流の『ヒト大事』の精神に基づいて、『社内版ビズリーチ』の活用により可視化された各人のタレント性を深く理解するとともに、社員のキャリアに対するオーナーシップを高め、才能と情熱を解き放つことで、多様な個性が輝き、躍動する会社へと進化していきたいと考えています」(阿部氏)

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株式会社ビズリーチ

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社内版ビズリーチ by HRMOS

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