ニーズ高まる「プラベート資産」 長期的資産形成の有効手に ニーズ高まる「プラベート資産」 長期的資産形成の有効手に

複雑さを増す世界では、上場株式や債券といった伝統的資産だけでは
投資効率最大化が難しいと見る個人投資家にとって、プライベート資産は分散投資の魅力的な選択肢に挙がっている。
2025年2月には、これまでプライベート資産の商品ラインアップを拡充してきた大和証券が、
世界のインフラ関連資産に投資を行う日本初となるプライベート・インフラの公募投資信託を開発し、話題を呼んだ。
なぜ今プライベート資産に資金が流入しているのか、その魅力と期待について、
大和証券代表取締役社長の荻野明彦氏と、
ブラックストーン会長 兼 最高経営責任者(CEO)のスティーブ・シュワルツマン氏に聞いた。

急拡大のプライベート市場分散投資需要追い風に

——大和証券のプライベート資産に対する戦略を教えてください。商品ラインアップも拡充されていますね。

荻野 「貯蓄から投資へ」の流れが本格化し、投資を取り巻く環境は近年大きく変化しています。お客様のニーズも多様化かつ高度化しており、新たな付加価値が求められています。大和証券グループでは「お客様の資産価値最大化」をグループ経営基本方針として掲げ、今までにない新たな投資機会をご提供すべく商品開発を行っています。なかでも、従来の伝統的資産とは異なる運用成果が期待されるプライベート資産は重要な位置付けにあり、スピード感を持って投資商品開発に取り組んでまいりました。

例えば23年に設定した「プライベート・クレジット」に投資するファンドは、米国企業へ直接融資を行う非上場ファンドを投資対象とした日本初の公募投資信託です。個人富裕層や新たな運用先を検討されていた法人のお客様へ、プライベート資産という道をご提供できたと手応えを感じています。続く24年に「プライベート・エクイティ(非上場株式)」に投資する公募投資信託を導入し、25年2月に世界のインフラ関連資産に投資を行う日本初の公募投資信託「ダイワ・ワールド・ファンド・シリーズ - ダイワ ・ブラックストーン・インフラストラクチャー・ファンド(米ドル建て)」を開発して提供する運びとなりました。

——日本でもプライベート資産の普及が進んでいますが、反響はいかがですか。

荻野 私どもがご提案しているのは単一の投資商品ではなく、お客様のご資産全体から見たコンサルティングです。その大きな鍵の一つがプライベート資産だと考えています。一般的に、長い期間で見ると伝統的資産と低い相関関係にあり、お客様の投資効率の改善につながる期待があるからです。

実際、プライベート資産は想定以上のペースで買付が増加していますね。コンサルティングに際して投資効果を可視化する資産運用ツールを活用していることも、プライベート資産の運用実績を実感いただく一助となっているようです。当社のコンサルティングを受け入れていただけていると同時に、プライベート資産という新しい分散投資をお客様が評価してくださっている証しだと感じています。今年3月にブラックストーン社と共催した対面大型セミナー(下写真)も大変盛況に終わり、プライベート資産の浸透を実感しているところです。

大和証券とブラックストーンが共催した対面セミナー

機関投資家品質の個人向けファンド

——今年40周年を迎えるブラックストーンはプライベート・エクイティ業界のパイオニアであり、日本でも独自かつ巨額の投資を行っていますね。投資先企業との強固な信頼関係も目を引きます。

シュワルツマン 当社は40万ドルの創業資本から始まり、現在では1.1兆ドル以上の運用資産残高を誇る世界最大級のオルタナティブ投資運用会社へと成長しました。ビジネスの領域はプライベート・エクイティ、不動産、クレジット、インフラ、ライフサイエンスなどプライベート市場の資産クラス全体にわたり、顧客のためのパフォーマンス向上を追求し続けています。日本でも多くの素晴らしい企業、投資家が、何十年にもわたって私たちに資本を託してくれています。私はよく「当社のビジネスはレストランを経営するようなものだ」と言うのです。素晴らしい料理を提供し続ければ、顧客は新しいメニューを試してくれるはずだからです。

また、投資家に対して魅力的なリターンを提供するためには、投資先企業の創業者や経営陣との強固なパートナーシップが重要です。我々が長期的な投資アプローチを取ることで、投資先企業は短期的な市場の圧力に影響されることなく、持続可能な成長に集中できます。投資先企業から信頼できるパートナーとして当社が選ばれてきた理由は、まさにそこにあるのではないでしょうか。さらに、深い業界知識を有する経験豊富な専門家チームが、企業の持続的な価値創造にも伴走します。

こうしたパートナーシップが真価を発揮している好例が日本です。創業以来、当社は投資先企業の価値向上に貢献しており、日本でも投資先企業との良好な関係性の構築に繋がっています。当時国内のヘルスケア・セクターで最大級の投資であったアリナミン製薬や、デジタル、IT、フィンテックセクターの重要なプレーヤーであるソニーペイメントサービスへの投資などが代表的ですね。加えて、私たちは日本における不動産投資家の筆頭でもあります。西武ホールディングスからの東京ガーデンテラス紀尾井町の取得など、外国投資家による史上最大級の不動産投資も実現しています。

——数ある運用戦略の中から、大和証券がブラックストーンのプライベート・インフラ戦略を選定した理由とは。

荻野 我々は最高品質の投資商品をお届けするために、協業する運用会社に高い運用実績と経験を求めています。ブラックストーン社はプライベート資産の運用会社で世界最大級ですし、プライベート市場の豊富な経験を日本のお客様へお届けできるパートナーとして、前回協業した際の素晴らしい実績もあります。プライベート・インフラにおいては、データセンターへの投資に強みを持つのも魅力です。データセンター投資はこのところ高い成長期待を背景に注目度が上がっており、ブラックストーンは世界最大級の投資規模を誇っています。また、機関投資家向けに高い実績を有していることも、個人投資家のお客様に対し自信を持ってその商品をお勧めできる理由と考えました。

世界経済変革を担うトレンドを投資テーマに

——プライベート・インフラ投資の今後を占うに当たり、AI革命をはじめどのような変革を予想していますか。

シュワルツマン ブラックストーンの投資は、テーマに基づいています。世界の動向を見極め、その流れに合ったビジネスに投資を行うのです。現在デジタル・インフラは私たちの最も確信を持った投資テーマの一つです。私たちの800億ドルに及ぶ稼働中のデータセンターポートフォリオは、世界各地の大手テクノロジー企業を支えています。データセンターはデジタル経済にとって不可欠であり、AIだけでなく、クラウドコンピューティングやエンタープライズ・テクノロジーなど、背後には巨大な需要があると見込んでいます。24年にはアジア太平洋地域最大級のデータセンタープラットフォームであるエアトランクに投資し、当社は世界最大級のデータセンター提供者となりました。

このような投資は、ブラックストーンによる未来のインフラ構築の一例に過ぎません。私たちは、日常生活のデジタル化を支えるデータセンターに加え、eコマースの成長を支える倉庫、エネルギー移行の進展を促進する再生可能エネルギー、命を救う治療法を提供する医薬品開発にも投資しています。今後も、世界経済を変革することができる革新的な分野での投資に注力してまいります。

ダイワ・ワールド・ファンド・シリーズ ― ダイワ・ブラックストーン・インフラストラクチャー・ファンド(米ドル建て)

ケイマン籍オープン・エンド契約型外国投資信託/追加型

※ファンドは、特化型運用を行います。

■投資リスク

●ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証されているものではなく、これを割り込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属します。●投資信託は預貯金とは異なります。●いずれの期間においても、とりわけ短期間でファンドの投資目的が達成される保証はありません。投資者は、ファンドへの投資が利益を生み出す保証はないことを理解する必要があります。投資者は、ファンドへの投資の大部分またはすべてを失う可能性があります。ファンドの投資は、リターンのボラティリティが比較的高くなります。

基準価額の主な変動要因については次のとおりです。※変動要因は下記に限定されるものではありません。

〈ファンド・中間ファンド・投資対象ファンドに関する主な変動要因〉 ●投資対象ファンド・中間ファンドへの投資に関するリスク ●インフラ関連資産への投資リスク ●債務およびその他の証券への投資リスク ●流動性に関するリスク ●為替変動リスク ●カントリー・リスク ●集中投資に関するリスク ●組入資産の評価に関するリスク ●レバレッジに関するリスク ●その他(買戻しに関する制限)

上記は、ファンドの主な投資リスクの要点だけを述べたものです。他のリスクを含む詳細は「投資信託説明書(請求目論見書)」をご参照ください。
お申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書)」の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

■分配金に関する留意事項

●分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。●分配金は、分配期間中に発生した収益を超えて支払われる場合があります。その場合、当分配宣言日の基準価額(分配後)は、前回の分配宣言日の基準価額と比べて下落することになります。また、分配金の水準は、必ずしも分配期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。分配期間は、分配宣言日の翌日から次回の分配宣言日までの期間をいいます。●投資者のファンドの受益証券の購入価格によっては、分配金の一部ないしすべてが、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンドご購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。 この場合、当該元本の一部払戻しに相当する部分も分配金として分配課税の対象となります。

■ファンドの費用

大和証券でお申込みの場合。当ファンドのご購入時や運用期間中には以下の費用がかかります。(消費税率10%の場合)

お客さまが直接的に負担する費用

■購入時手数料:〈料率等〉購入口数に応じて、3.3%(税込)を上限とする率を乗じて得た額〈費用の内容〉購入時の商品説明または商品情報の提供、投資情報の提供、取引執行等の対価です。

■換金(買戻し)手数料:ありません。

■信託財産留保額:換金(買戻し)時に、評価日の基準価額に0.3%の率を乗じて得た額を、換金する口数に応じてご負担いただきます。

お客さまが信託財産で間接的に負担する費用

■管理報酬等:ファンドの資産から支払われる総報酬は、次のとおりです。純資産総額の年率2.74%程度+成功報酬(1.39%程度+中間ファンドおよび投資対象ファンド1.35%+成功報酬)(注)(注)管理報酬、受託報酬および管理事務代行報酬に最低報酬金額が設定されているため、純資産総額によっては、上回ることがあります。

■その他の費用・手数料:ファンドは上記管理報酬等に加え、中間ファンドおよび投資対象ファンドにおいて、その他の費用・手数料を支払います。これには中間ファンドの設立および募集費用等が含まれます。また、ブラックストーンが運用する他のファンド、第三者が運用するファンドや共同投資ファンド等(投資先ファンド)に投資を行う場合、当該投資先ファンドにてかかる管理報酬・成功報酬・管理事務代行報酬・その他の費用・手数料を直接的または間接的に負担する場合があります。ファンドは、AML業務報酬、弁護士報酬、監査人報酬、印刷費用等の直接の運営のコストおよび費用を負担する場合があります。※「その他の費用・手数料」については、ファンドが負担することにより、投資者の皆さまに間接的にご負担いただくことになります。これらの費用については、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。

※手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。これらの詳細につきましては、投資信託説明書(請求目論見書)の該当箇所をご参照下さい。

※当ファンドの直接的な投資対象である中間ファンドには、各四半期において、買戻上限として前四半期末時点の発行済み投資証券口数または純資産総額の3%が定められています。中間ファンドを解約できなかった場合等、管理会社がその絶対の裁量により換金(買戻し)の申込みを制限し、または申込みの受付を中止することが賢明であると判断した場合には、管理会社はかかる制限または中止をすることができます。翌四半期以降に解約を行う場合には再度お申込みが必要です。また基準価額の計算が停止されている間は換金(買戻し)は行われません。

※本勧誘は、中間ファンド、投資対象ファンドまたはブラックストーンのその他のファンドの持ち分を勧誘するものではありません。

※当ファンドは、お申込みされる方の国籍、居住地等により取得の制限が設けられています。次に該当する場合、お申込みを行うことができません。●米国の市民、または居住者●ケイマン諸島の市民、または居住者

※当ファンドが投資対象ファンドの投資家として負担する費用(例えば、投資対象ファンドの資産に基づく運用報酬、設立費用、投資費用、運営費用、および投資対象ファンドの投資家が負担するその他の費用および負債)を負担することになります。このような当ファンドの追加費用(手数料を含む)によって、当ファンドのパフォーマンスは投資対象ファンドより低いものとなります。

※お申込みの際は、必ず「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。

「投資信託説明書(交付目論見書)」
のご請求・お申込みは…

〈販売会社〉
商号等 大和証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号
加入協会 日本証券業協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
一般社団法人日本STO協会
管理会社:
IQ EQファンド・マネジメント(アイルランド)リミテッド
管理会社代行サービス会社:
商号等 大和アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第352号
加入協会 一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会

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