

【オープニングスピーチ①】
「建設未来プロジェクト」は、建設業界の革新と、持続的な成長をテーマに、関係者の方々が議論を重ね、必要な情報を発信していく重要な場です。今回は環境政策をめぐる3つの潮流であるカーボンニュートラル、ネイチャーポジティブ、サーキュラーエコノミーにスポットが当てられています。
2050年カーボンニュートラルの実現、自然共生・生物多様性の確保、資源循環は極めて重要な課題です。国土交通省グリーン社会実現推進本部は2025年6月に改定版「国土交通省環境行動計画」を決定しました。国交省が今後5年間進めていく環境政策を示したものです。社会インフラを担う存在として、グリーンインフラの推進(ネイチャーポジティブ)、建設リサイクルの高度化(サーキュラーエコノミー)、建設施工分野での脱炭素化や建築物のライフサイクルカーボン削減(カーボンニュートラル)などの取り組みを進めているところです。
地球環境を将来世代に引き継ぐことは、今を生きる世代の重大な責務であり、グリーン社会の実現に向けて、土木、建築分野からもしっかりと貢献できるように、必要な取り組みを進めてまいりますので、ご協力いただけますようにお願いいたします。
「建設未来プロジェクト」は、持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブ、サーキュラーエコノミーの意義と、これを実現するための具体的な方策を改めて学べる貴重な場です。この機会を通じて、建設業が明るい未来に、また一歩近づくことを切に期待しております。
※所属・肩書は2025年10月29日時点のものです。
【オープニングスピーチ②】
「建設未来プロジェクト」は、業界が直面する課題へのアプローチや、建設業の展望について、各分野の第一線で活躍されている専門家の皆様と掘り下げて議論をし、情報を発信していく貴重な場です。
いま、私たちは激甚化、頻発化する自然災害、資源制約、人口減少といった複合的かつ困難な課題に直面しており、これらの課題解決のため、建設業界は、社会インフラの担い手としての対応と業界の新たな価値創造が求められております。
日本建設業連合会は、建設業界の健全で持続的な発展のため、各種課題に対して取り組みを推進しています。2025年7月には、建設業全体を俯瞰した中長期的な方向性を示す長期ビジョン「スマートなけんせつのチカラで未来を切り拓く」を策定・公表しました。デジタル技術の活用、柔軟な働き方の導入、処遇改善、環境保全への貢献などを通じて、「給与が良い、休暇が取れる、希望が持てる、かっこいい」という「新4K」の実現を目指してまいります。
環境問題に目を移せば、脱炭素に寄与する新しい経済システムの構築を目指す取り組みが始まっており、大阪関西万博でもこの循環型経済の思想が形にされた建築物やパビリオンが見られました。
これらの取り組みを加速させるためには、建設プロセスに関わる事業者だけではなく、すべてのステークホルダーにおける意識の共有と、循環の渦を力強く回し続けていくことが必要となります。「建設未来プロジェクト」が、未来の担い手である若い世代に、夢と希望を届け、持続可能な、より良い社会の実現につながることを願っています。
※所属・肩書は2025年10月29日時点のものです。
※所属・肩書は2025年10月29日時点のものです。
※所属・肩書は2025年10月29日時点のものです。