丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社 代表取締役社長 グループCEO 佐藤 由浩

PROFILE

佐藤由浩 [さとう・よしひろ]
大学卒業後、丸紅株式会社に入社。長年にわたり海外のICTプロジェクトに従事。2015年より情報・不動産本部副本部長として国内ICT事業を管轄し、傘下事業会社の取締役を歴任。ドルビックスコンサルティング株式会社社長を経て、2024年より丸紅I-DIGIOグループに参画。2025年4月、 代表取締役社長 グループCEOに就任。

セグメント経営で切り拓く新たなステージ
丸紅I-DIGIOホールディングスが描く
成長戦略

前例なきグループ形成で
次なる成長フェーズへ

 丸紅I-DIGIOホールディングスは2023年、丸紅情報システムズ、丸紅ITソリューションズ、丸紅ネットワークソリューションズ、イーツの4社をまとめる持株会社として設立されました。一度に4社をまとめる取り組みは、丸紅の長い歴史の中でも前例のない挑戦でした。設立から2年を迎えた今、社員の間に一体感が生まれ、統合によるシナジーも着実に姿を見せ始めています。

 私はこれまで、丸紅で通信・IT領域を中心にキャリアを積み、国内外の多様な情報通信事業に携わってきました。CEOとして丸紅I-DIGIOグループを率いるにあたり、そうした経験をすべて注ぎ込み、次の成長フェーズへと組織を導く覚悟をもって臨んでいます。

 総合商社である丸紅の一員として、豊富なビジネス基盤とネットワークを武器に、商社ならではのダイナミックな挑戦ができる立場にあります。一方で、IT業界での認知度はまだ十分とは言えません。業界の中で確かな存在感を確立し、まずはトップ20入りを果たすことが、私に託された使命であると考えています。

セグメント経営体制で高める
統合シナジー

 4社は異なるカルチャーを持ちながらも、セキュリティーやソリューション領域では重なり合う部分も多くありました。グループ形成の効果を発揮するためには、各社の垣根を取り払い、組織を再編する必要がありました。

 そこで導入したのが「セグメント経営体制」です。従来の法人単位の運営から脱却し、事業特性に応じて再編成したセグメントごとに経営を行う。この改革により、部門間の連携が飛躍的に高まり、俊敏かつ柔軟なビジネス展開が可能となりました。

 すでにソリューションやビジネスモデルを掛け合わせる動きが活発化し、これまでにない新たな相乗効果を生み出しています。従来は個社単位で最適なプロダクトを提案するスタイルが中心でしたが、今後はお客様の課題に対して、多角的かつ最適なソリューションを提案できる組織に進化しています。

 人事制度も各社各様であったものを、セグメント経営に合わせて一本化しました。生産性が高く、柔軟な働き方を実現する為には不可欠ですし、ワンチームとして同じゴールを目指している以上、横断的な評価基準でタレントマネジメントすることは、社員一人ひとりの成長を促すとともに、一体感も醸成させると考えています。

※ グループ一体経営を推進するため、丸紅I-DIGIOホールディングス社長が各法人格の代表者を兼務する形とし、複数の事業会社で構成される事業セグメントの各セグメントCEOがビジネスの推進責任者となります。

シームレスな顧客支援で
さらなる進化を

 私たちが目指すのは、徹底した「顧客志向」です。テクノロジーの進化が加速するIT業界においては、常に変化を先取りし、新しい価値を提供し続けなければなりません。グループ全体で約1500人という規模は大手と比べればコンパクトですが、その分、フットワークの軽さと小回りの利く対応力においては圧倒的な優位性があります。

 加えて、丸紅の商社機能を生かしたネットワークとビジネス基盤は、他にはない強みです。商社×ITのハイブリッドモデルで、国内にとどまらず、将来的にはグローバルな価値提供も視野に入れています。

 そのためには、まずシステムインテグレーション機能のさらなる強化が欠かせません。AIと人の役割を明確に切り分け、社内教育の拡充や外部企業との協業・資本提携を積極的に推進し、次世代型の開発体制を築きます。

 あわせて、今後の事業拡大に向けて不可欠なのが、コンサルティング機能の強化です。以前在籍していたドルビックスコンサルティングでDX支援に携わった経験から、上流の戦略と下流のソリューション開発をシームレスにつなぐ「中間点」の重要性を強く実感しています。当社がその橋渡し役となり、お客様のニーズを的確に捉え、ITで具現化する体制づくりに取り組んでいきます。

 さらに、新技術や市場動向を素早く捉え、タイムリーに最適なソリューションを見出し、展開できる組織づくりにも注力します。スピード感と柔軟性を兼ね備えた体制を築き、商社系SIerとして独自のポジションを確立していく覚悟です。

「丸紅I-DIGIOに頼めば安心」と
思われる存在に

 製造業向けには、これまで手がけてきた3Dプリンターや3Dスキャナに加え、デジタルエンジニアリング領域への事業拡大を計画しています。生産工程の高度化や省力化を支援し、日本の製造業全体の競争力向上に寄与していく考えです。また、セキュリティー分野も今後の成長を牽引する重要な領域と位置づけています。専門チームを強化し、セキュリティー診断から対策提案まで、一気通貫で支援できる体制を構築します。

 商社系SIerとして最大限に発揮する大きな強みの一つが、丸紅との強固な連携です。営業資産、資金力、グローバルネットワークを存分に生かしながら、オープンな文化を武器に、自由な発想で新たな事業機会を切り拓いていきます。私たちは、お客様の課題に真摯に向き合い、最適なソリューションを提供しつづける企業でありたいと考えています。その積み重ねこそが信頼を築き、社会から必要とされる存在へとつながると信じています。一つひとつの案件を丁寧に積み重ね、確かな実績と信頼を築くことで、「丸紅I-DIGIOに頼めば安心」と思っていただける企業を目指してまいります。

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社

〒112-0004 東京都文京区後楽二丁目6番1号
住友不動産飯田橋ファーストタワー
https://www.marubeni-idigio.com/

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