万博会場で注目を集める
ペロブスカイト太陽電池
「大阪・関西万博は、世界中が一つの舞台に集まる機会であり、未来社会のデザインを示す場になる。ここで当社グループの技術による持続可能な社会の実現に向けた挑戦を世界に示したい」と加藤氏は強い意志を持って参画したという。
同グループが参画する「未来ショーケース事業」では、万博会場を未来都市に見立て、来場者が先端技術を通じて次世代の暮らしを体感できる空間を創出している。そこでは、最先端の環境・エネルギー技術やバイオ・医療素材の展示などを通じて、私たちが描く未来社会のビジョンが具体的な形で表現されている。
「積水化学グループはビジョンステートメントとして『Innovation for the Earth』を掲げています。これは持続可能な社会の実現に向けて、イノベーションの力で地球環境と人々の暮らしを支えていくという私たちの強い意志の表れです。万博では社会課題の解決と経済的発展を両立させる先端技術の数々を紹介し、当社グループが実現を目指す未来社会の姿を来場者に伝えていきます」
万博会場西ゲートの全長250メートルにも及ぶバスターミナルの屋根に設置されたのは、積水化学が開発したフィルム型ペロブスカイト太陽電池だ。世界最大規模で実装されたこの設備から供給された電力は万博会場の夜間照明に利用されている。同社のペロブスカイト太陽電池は軽量かつフレキシブルであるため、このほかにも万博内ではスマートポール※や大阪ヘルスケアパビリオンの天井、キッチンカーにも設置されている。湾曲した場所や耐荷重性が低い構造物にも設置でき、これまで太陽電池の導入が難しかった都市部の建物にも利用可能であることを実証する象徴的な取り組みとなっている。
※スマートポールとは、街路灯・信号機・電柱などのポールに、IoT技術や先進機能を組み込んだもの





