非IT部門の50代社員が
AIアプリを内製開発可能に
AI人材育成を
伴走支援する
企業IT研修
ブリューアス 〈生成AI活用ワークショップ〉
AIをビジネスの武器にするためには、AIを使いこなす人材が必要だ。ブリューアスは社内に眠っている“原石”を即戦力のAI人材に育成する法人向けIT研修を提供している。豊富な実績に基づく実践的なカリキュラムが強みだ。
AIのビジネス活用の期待が高まっているが、目を見張る成果を上げている企業はまだ少ない。どの業務に、どう使ったらいいのか――。実際の業務に落とし込んで具体的な活用イメージを描くのが難しいからだ。仮にイメージを持てたとしても、アイデアを形にする術がない。全ての開発を外注すると、コストも時間もかかる。いざ形にしてみても、実際の現場業務とリンクしていないと、結局は使われないというリスクもある。
AIは単なる効率化のためのツールではない。活用次第で企業を「ゲームチェンジャー」に変える可能性を秘めている。
AI活用のポイントは “自走力”
大切なことは、現場の一人ひとりが自発的にAIを活用し、自分たちで業務改善や課題解決に取り組む“自走力”を身に付けることだ。「そうすれば小さなことからチャレンジを始められる。小さな成功を積み上げていけば、それがやがて大きな成果につながっていきます」。こう話すのはブリューアス社長の安川 昌平氏だ。
同社は投資事業、教育事業、人材マッチング事業などを展開するユナイテッドのグループ会社。ソフトウエアの受託開発などを主力事業とする。オンラインプログラミングスクール「テックアカデミー」を展開するキラメックスと2025年4月に経営統合し、企業向けIT研修事業の強化を図った。その一環としてAI人材の社内育成を支援する「生成AI活用ワークショップ」を提供する。
一般的に、集合型の講義やe-ラーニングで知識を学ぶことはできるが、それを自身の“血肉”とするためには、試行錯誤が欠かせない。ブリューアスが提供する生成AI活用ワークショップは10年以上AI領域に携わる現役エンジニア講師がメンターとして寄り添い、実践的なカリキュラムで試行錯誤を支援する。「生成AIの基礎知識や使い方を教えるだけでなく、自ら課題を見つけ、生成AIを使ってアイデアを形にし、現場実装によって課題解決を図る。成功体験を実感できるまで伴走支援します」と安川氏は説明する。

代表取締役社長
安川 昌平 氏
生成AIの活用にはドメインナレッジや業務経験がモノを言う。どこにどんな課題があり、どう使えば大きな効果が上がるかをよくわかっているからだ。業務経験豊富な社員がスキルを身に付ければ現場改善が大きく進む。「ベテラン社員こそ新たなスキルをアドオンすることで新たな価値創造や業務改善、生産性の向上が期待できます」と安川氏は話す。
「研修ノウハウ×開発力」 が強み
実際にブリューアスの教育・研修プログラムで大きな成果を上げたのが親会社のユナイテッド。生成AIの活用を進めたいが、社内にエンジニアが不足していた同社では、20年以上の業務経験を持つ甲谷 友明氏を人選し、生成AI活用ワークショップなどを履修してもらった。
具体的にはプロンプトエンジニアリング、Pythonを用いた機械学習プログラムの開発、LLM(大規模言語モデル)アプリケーション開発などの研修を9カ月かけて学んだ。これにより、AIアプリケーションを自分で開発し、やりたいことにすぐに着手できるようになったという。
なぜブリューアスは即戦力のAI人材を育成できるのか。経営統合したキラメックスはテックアカデミーの提供を通じて10万人超の指導実績を持つ。ブリューアスは受託開発事業を展開し、高度なソフトウエア開発力を有する。「両社の強みを生かし、優れた教育・研修ノウハウと実践的な開発スキルを融合させたカリキュラムを提供します。統合による相乗効果は大きな強みです」と安川氏は胸を張る。
生成AIの活用やアプリケーション開発において、どんな壁に直面し、どうすればその壁を乗り越えられるか。受講者が抱く不安も理解している。その解決法も体系立てて提供できるため、実践能力の高い即戦力人材を育成できるのだ。
ブリューアスは多様な法人向けIT研修サービスを提供している。生成AIの基礎を学ぶ短期間の講習、プロンプトの利用法、AIアプリケーションの開発などを学ぶ研修のほか、「AIエージェントワークショップ」、プログラミング初心者でも複雑な機能を実装できる可能性を秘めている「VibeCodingコース」など次世代AI学習プログラムも提供する。実務経験や豊富な知識を持つ現役エンジニアの講師が学習をサポートし、実践的なスキル習得を伴走支援する。「各プログラムは参加者の習熟度に応じた複数のレベル設定や目標とする習得スキルや教育期間などをカスタマイズ可能です」(安川氏)。
これらのプログラムは既に多くの企業が採用している。受講者の声や最新の技術トレンドをフィードバックし、カリキュラムのアップデートにも継続的に取り組んでいるという。ブリューアスはAIと人の可能性を最大限に引き出す教育・研修サービスの提供を通じ、企業の組織変革とDX戦略の推進を強力に支援している。
事業経験にAIスキルを掛け合わせることで
50代の私が今や生成AIの社内メンターに
これまではECやコンテンツ運営に長く携わってきました。システムやツールを使うことはあっても、それを提供する立場ではなかったため、プログラミングの知識やスキルは素人同然でした。そんな私が生成AIの研修を受けたので、最初は分からないことばかり。何が分からないのかをうまく説明することもできない。そんな状態だったのです。もどかしくて、モヤモヤしていることが多かったですね。
担当のメンターはその都度モヤモヤを解きほぐし、「こういうことが分からないのでしょう?」と言語化し、その上で解決手段を一緒に考えてくれました。暗がりにパッと明かりが差すようで、そのたびに成長を実感できました。はじめは意味不明だったPythonが読めるようになった時は、本当にうれしかったですね。
業務経験は20年以上と長いので、既存の業務プロセスは熟知しています。ここをこう変えたら、あるいはこんなツールがあったら、業務をもっと効率化できる。そういうアイデアはありましたが、それを実現する術がなかったのです。研修を受講することで、アイデアを自分の手で形にできるようになりました。

経営管理本部
情報システムグループ
甲谷 友明 氏
現場のニーズを受けて、自社や投資事業で保有している企業の株価をリアルタイムに通知するツール、全社員がChatGPTを社内のコミュニケーションツールのSlack上で利用できるアプリケーションなどを開発しました。自分で作ったものが現場で使われていると達成感のようなものを感じます。
現在は私自身がメンター的な役割を担い、スキルの横展開を推進しています。生成AIの業務活用はもちろん、AIアプリケーションの開発にチャレンジする人材が部門横断的に増えており、AI活用文化が社内に急速に広がりつつあるのを実感しています。
今回、AIの活用スキルやアプリの開発力だけでなく、「課題の本質をどう捉え、それをどう解決するか」の新たな方法論も身に付きました。これこそがブリューアスの研修の最大のメリットだと思います。