
ブルーモ証券
“攻め”と“守り”の資産運用
世界最大※1の運用会社の投資戦略※2で
ブルーモ証券が運用
「誰もが安心して資産を育てられる社会をつくる」というミッションを掲げ、2022年に創業したブルーモ証券。同社は25年11月、世界最大の運用会社ブラックロックの投資戦略を活用した新サービス「Bloomo Core(ブルーモコア)」をリリース。既存の米国株・ETF投資に加え、長期安定運用で、日本の個人投資家に「資産運用の新しいスタンダード」を提案する。同社CEOの中村仁氏に、新サービスに込めた思いと今後の展望を聞いた。

世界最大※1の運用会社の戦略※2と
プロの介入で
リスクをコントロール
安心して資産を育てられる社会に
財務省で税務調査や国際金融業務に従事後、スタンフォード大学でMBAを取得。帰国後、マッキンゼーを経て2022年6月にブルーモ証券を創業。「誰もが安心して資産を育てられる社会」を目指し、世界基準の資産運用サービスの提供に尽力している。
グローバル投資を軸にした
金融インフラをつくる
「誰もが安心して資産を育てられる社会をつくる」をミッションに掲げるブルーモ証券だが、中村氏は現在の日本の投資環境について、危機感を抱いている。
「新NISAなどにより投資は市民権を得て、ここ数年は堅調でした。しかし、これからもみんなが安心して続けられるかは不透明だと思っています」(中村氏)
投資は「始めた」だけでは終わらない。続けるほど、迷いは増える。相場が順調なときはよいが、下落局面を経験した瞬間に「自分のやり方は正しかったのか」と立ち止まってしまうという。一方で、投資参加者は増加傾向にあるものの、家計金融資産の多くが現金のまま眠る現実もある。その約7割を60代以上が保有しており、彼らの多くは「投資は自分には関係ない」と感じ、資産運用の恩恵を十分に受けていないのが実情だ。ブルーモ証券は、こうした層に活用してもらえる「安心できる金融インフラ」の構築を目指している。
世界最大※1の運用会社の戦略※2で
投資を次のステージへ
同社は従来、長期資産形成向け投資アプリを展開してきた。アプリでは、米国株・ETFでポートフォリオを組み、目標比率に沿った売買やリバランスを自動化できる点が特徴だ。毎日の積立で購入タイミングを分散し、配当金再投資で複利効果を狙う機能も備える。このアプリユーザーは当初想定していた若年層だけでなく、40〜50代を中心とした資産形成層も数多く利用するという。彼らの多くは、米国グロース株への集中投資で資産を増やしていたが、中村氏はそこにリスクを見て取った。
「ご利用者さまのポートフォリオを見ると、マグニフィセント・セブンなどのグロース株に偏っています。足元の相場は好調ですが、次の10年も同じ成長が続く保証はありません。攻めの『サテライト』だけでなく、守りの『コア』が必要です」(中村氏)
そこで開発されたのが、25年11月にリリースされた「Bloomo Core(ブルーモコア)」だ。最大の特徴は、世界最大の運用会社ブラックロックの投資戦略を活用している点にある。「『Bloomo Core』は、株や債券、金などを組み合わせたマルチアセット・バランス型の運用を行います。最大の特徴は、固定されたモデルではなく、市場動向に合わせて機動的に資産配分を調整する点です」(中村氏)
一般的なロボアドバイザーが固定的なアルゴリズムで運用するのに対し、「Bloomo Core」は市場の急変時などにプロが介入し、リスクをコントロールする「ダイナミックな運用」を実現している。
また、「Bloomo Core」のバランス型運用の有効性を示す例として米国市場のドットコムバブル後の10年を例に挙げる。「やっと株価が戻るかと思えばリーマンショックで再び下げる展開で、この10年だけを切り取ればS&P500のリターンはマイナスです。しかし、株と債券を組み合わせたバランス型運用であれば、プラスを確保できていました(下図参照)」(中村氏)
「Bloomo Core」(リスク水準3)を25年11月時点の資産配分で運用した場合の資産推移とS&P500ETF(SPY)単体に投資した場合の資産推移を00年1月から09年12月末までの期間で比較したバックテスト。
(その他の前提条件)●分配金は再投資し、年に一度のアロケーションを揃えるためにリバランス取り引きを実施 ●ETFの経費は資産から減算し、「Bloomo Core」についてはさらに運用報酬として残高に対して年間0.88%を追加減算して計算。 ※上記シミュレーションは、過去の運用実績または過去のデータに基づいており、将来の投資成果を示唆あるいは保証するのもではありません。
さらに「Bloomo Core」には、自社開発のリスク診断機能も搭載。客観的な属性データと、下落時の行動などを問う主観的な回答を組み合わせ、ユーザーのゴールやリスク許容度に応じて5つのポートフォリオから適切なものを提案する安全設計となっている。
モデルポートフォリオ運用を
資産運用のスタンダードに
「Bloomo Core」は、単なる自動運用サービスにとどまらない。手数料も一般的なロボアドバイザーなどに比べて抑えられており、預かり資産が増えるほど資産全体の手数料率が下がる(0.55~0.88%)。預かり資産額に応じたステータスプログラムも用意されており、1000万円以上のユーザーには、AIによる情報提供に加え、人間によるファイナンシャル・アドバイザリーも提供される。
「資産規模が大きくなれば、やはり人のサポートが必要です。デジタル完結だけでなく、ハイタッチなアドバイザリーを組み合わせることで、本当の意味での安心を提供したいと考えています」(中村氏)
ブルーモ証券が提案する投資スタイルは「Bloomo Core」を資産の“コア”とし、従来の米国株・ETF投資を好みの“サテライト”として組み合わせる「コア・サテライト戦略」だ。中村氏は「10年、20年と動かさないお金は『Bloomo Core』に任せ、自分の色を出したい部分は自分で運用する。この使い分けが、これからの資産運用のスタンダードになるはずです」と優位性を語る。
プロレベルの「守り」と「攻め」を両立させるブルーモ証券の新たな挑戦は、日本の個人投資家に新たな投資の可能性を実感させるであろう。
※1 2024年末時点の資産残高ベース。当社調べ。
※2 ブラックロックの助言の下で、顧客資産を運用する一任サービスをブルーモが提供。



