NTT データ先端技術

データエンジニアリング技術でAI/生成AI活用を強力に支援

ビッグデータ基盤の設計・構築で豊富な実績を持つNTTデータ先端技術は、そのデータエンジニアリング力を軸にAI/生成AI活用を強力に後押ししている。現状把握から基盤整備、分析・可視化、活用フェーズまでを一気通貫で支援し、企業ごとの成熟度に応じた段階的アプローチでROI(投資対効果)最大化を実現する。
聞き手:日経BP 総合研究所 フェロー 桔梗原 富夫
株式会社NTTデータ先端技術
デジタルビジネス事業本部
テクノロジー&ソリューション事業部
データインテリジェンス担当
担当部長
藤井 一則
ビッグデータ基盤の設計・構築で豊富な実績を持つNTTデータ先端技術は、そのデータエンジニアリング力を軸にAI/生成AI活用を強力に後押ししている。現状把握から基盤整備、分析・可視化、活用フェーズまでを一気通貫で支援し、企業ごとの成熟度に応じた段階的アプローチでROI(投資対効果)最大化を実現する。
聞き手:日経BP 総合研究所 フェロー 桔梗原 富夫

ビッグデータ活用で
豊富な実績
AI時代のアドバンテージに

桔梗原
 AI分野におけるNTTデータ先端技術の強みは何ですか。

藤井
 当社はNTTデータの技術開発本部(当時)から分社する形で設立された会社であり、技術力の高さが強みです。元々、当部門はビッグデータ基盤構築を得意とし、基盤構築後のデータ活用支援の要望も多かったため、BI(ビジネスインテリジェンス)/BA(ビジネスアナリティクス)や機械学習などの技術領域も早くから手掛けてきました。AI/生成AIの活用では、データが非常に重要です。我々が磨き上げてきたデータエンジニアリング技術は、大きなアドバンテージになると考えています。
株式会社NTTデータ先端技術 デジタルビジネス事業本部 テクノロジー&ソリューション事業部 データインテリジェンス担当 担当部長 藤井 一則氏
お客様が
AI/生成AIの価値を
実感できるまで、
エンド・ツー・エンドで
しっかりと伴走します。
桔梗原
 データ基盤構築からデータ活用まで、一気通貫で支援できるというわけですね。

藤井
 AI/生成AI活用をどう進めればよいのか分からない場合も、具体的なユースケースをもとに方針を決めていきます。また、事前アセスメントから技術コンサル、PoC(概念実証)と、ステップ・バイ・ステップで段階的に取り組みを進め、価値を実感できるまでエンド・ツー・エンドで伴走支援しています。

成熟度に応じた5つのステップで
AI/生成AI活用を成功に導く

桔梗原
 2025年は「AIエージェント元年」と呼ばれるほど、高度な活用への関心が高まりました。一方で、成果が上がらず悩んでいる企業も少なくありません。

藤井
 成否のカギは経営トップのコミットメントです。トップの強力なリーダーシップのもと、AI推進組織を整備し、組織的に取り組みを進めている企業は、成果につながる傾向があります。

張替
 今まで暗黙知でこなしていた業務をAIが分かるように形式化・可視化しておくことも重要です。当社ではデータマネジメントや運用関連の領域を得意としていますので、そうした支援も増えています。
株式会社NTTデータ先端技術 デジタルビジネス事業本部 テクノロジー&ソリューション事業部 データインテリジェンス担当 担当課長 張替 清音氏
株式会社NTTデータ先端技術
デジタルビジネス事業本部
テクノロジー&ソリューション事業部
データインテリジェンス担当
担当課長
張替 清音
松田
 データの質や量という点でも課題があります。実際の取り組みでは、蓄積データが少なかったり、欠けていて使えないケースがしばしばあります。データが複数の部署にまたがるケースも多いため、調整に苦労することもあると思いますが、まずは目的に応じたデータを社内からかき集め、きれいにクレンジングして使える状態にすることが肝心です。
株式会社NTTデータ先端技術 デジタルビジネス事業本部 テクノロジー&ソリューション事業部 データインテリジェンス担当 松田 祐真氏
株式会社NTTデータ先端技術
デジタルビジネス事業本部
テクノロジー&ソリューション事業部
データインテリジェンス担当
松田 祐真
桔梗原
 ステップ・バイ・ステップで支援するということですが、具体的にどう進めるのでしょうか。

藤井
 当社ではAI活用について「現状把握」「データを貯めるための基盤づくり」「可視化」「AI活用によるROI創出」「生成AI活用」という5つのステップで定義しています。まずは現状を把握した上で、DWH(データウエアハウス)やデータレイクにデータを蓄積。これを分析・可視化した上で、AIや生成AIで活用するという流れです。このようなプロセスを踏むことで、きちんとROIが出るような形で進められます。

桔梗原
 実際に成果を上げた事例を教えてください。

張替
 NTTデータ北陸と共同で手掛けたタマダ様のケースはその好例です。同社は石川県に本社を置くタンクメーカーで、ガソリンスタンドなどの地下タンクの漏えいを早期に検知する監視システムを展開しています。従来は、計測データをもとにアナリストが漏えい疑いの有無を判定していましたが、新たに熟練者の判定基準をAIに学習させ、判定結果をサジェストする機能を開発しました。これにより、判定時間の大幅短縮や熟練者への依存軽減など、多くのメリットが得られました。

松田
 ある金融機関様では、ドキュメントの整合性チェック、品質向上、修正作業の迅速化に生成AIを活用し、成果を上げています。機密性を担保しつつ、品質の高いドキュメントを短時間で作成できるようになりました。
日経BP 総合研究所 フェロー 桔梗原 富夫
日経BP 総合研究所
フェロー
桔梗原 富夫

スモールスタートで始められる
ローカルLLMプラットフォームも

桔梗原
 金融機関が生成AIを活用する上では、品質に加えて、情報漏えいなどのセキュリティーリスクが障壁になりそうです。

藤井
 当社では、インターネット上に情報を出すことなく自社内で稼働させられるローカルLLM(大規模言語モデル)プラットフォームの提供にも注力しています。

 しかし、最初から大規模投資を行うのは難しいので、スモールスタートできる仕組みも用意しています。例えば、我々は主にミドルウエアから上のレイヤーを担当しますが、そのインフラはお客様の既存環境でもレンタルサーバーでも構いません。AI活用はコストがかさみがちですが、それを抑えることができます。代表的なユースケースをまとめたテンプレートなども用意していますので、まずはこうしたもので小さな成功体験を積み上げていただきたい。さらにその先で本格的に展開する際に、当社の得意領域であるデータ基盤構築やデータエンジニアリング技術が生きてきます。

桔梗原
 これまで培ってきた経験と技術が、AI/生成AIの時代においても力になるということですね。

藤井
 我々は約8PBもの大規模データを取り扱った経験もあります。大規模なデータ基盤とセキュアな運用、ハイレベルな設計・構築力を組み合わせることで、お客様の多様なニーズに応えていきます。また、ソブリンAIやソブリンクラウドを用いたエンタープライズレベルのAI/生成AI活用でも、NTTデータグループの総合力を生かした支援を提供できます。特にAI/生成AIの分野は、システムをつくって終わりというわけにはいきません。そこからどう運用していくかが重要なカギになりますので、我々としてもしっかりとお客様に伴走していきたいと考えています。
お問い合わせ
株式会社NTTデータ先端技術 デジタルビジネス事業本部
テクノロジー&ソリューション事業部
データインテリジェンス担当
藤井・張替・松田・玉井
E-mail:bdo-inquiry@intellilink.co.jp