こうして採用チャネルを拡大する中で、アルトワイズがパートナーとして選んだのがマイナビ転職AGENTだ。
向井氏が採用で最も重視しているのがカルチャーフィットである。企業文化に共鳴する人材と出会うためには、会社の考え方を正しく伝えることが欠かせない。そこでアルトワイズは、マイナビと連携しながら、自社の魅力を正確に届けるための取り組みを進めてきた。
その中で、マイナビのリクルーティングアドバイザー(企業担当)からの提案により、キャリアアドバイザー(求職者担当)向けの説明会を実施した。向井氏自らマイナビのオフィスに赴き、企業のカルチャーや代表の考え方を直接共有。候補者との接点を担うキャリアアドバイザーに価値観を浸透させることで、魅力をより正確に伝える体制を整えていった。
さらに向井氏が評価するのが、マイナビの分析力だ。マイナビ転職AGENTでは、採用プロセスのデータを可視化し、どこに課題があるのかを明確にする仕組みがある。
「マイナビさんは、採用プロセスのどこがボトルネックになっているのかを数字で示してくれるんです。例えば、書類選考から次のステップに進むまで何日かかっているか、面接の通過率はどうかといったことを細かくレポートしてくれるので、とてもわかりやすいですし、定性・定量の両面から『この部分を改善した方がいいのではないか』といった具体的な提案もしてくれます」(向井氏)
これらのデータ分析をもとに、書類通過率や面接通過率、選考スピードなどを振り返りながら採用プロセスの見直しを継続的に実施。アルトワイズとマイナビが情報を共有しながら戦略立案することで、一次面接までのリードタイムを短縮するなど具体的な改善につなげ、採用の精度とスピードの両立を実現してきた。
また、候補者とのコミュニケーション面でも手厚い支援があったという。
「候補者ごとに、『アルトワイズのどんな部分と合っているのか』『入社後にどのように活躍できそうか』といった点を具体的に伝えてくれるんです。そうしたフォローがあることで、候補者の理解や納得感が高まっていると感じています」(向井氏)
こうした伴走型の支援により、アルトワイズではマイナビ転職AGENTを通じて2024年に11名、2025年に8名、2026年の4月時点で既に11名の採用が決まっている。
採用人数だけでなく、入社後の活躍という点でも手ごたえを感じているという。
「マイナビさんは、当社の希望にほぼ合っている人材を紹介してくれます。実際に入社した社員も会社にしっかりフィットし、活躍してくれています。マイナビさんは自分がもう一人増えたかのように、採用のプロフェッショナルとして伴走してくれる存在であり、非常にプラスになっています」(向井氏)
アルトワイズの採用課題の分析や戦略立案、面接のプロセス調整など一連の業務を担当するマイナビのリクルーティングアドバイザーも、同社の採用支援において「企業理解」を重視してきたという。
「アルトワイズ様は、趣味を大切にする文化や案件選択制など、エンジニアが主体的に働ける環境づくりを進めていらっしゃいます。そうした価値観を深く理解した上で、候補者にも丁寧にお伝えすることを意識しています」(マイナビ リクルーティングアドバイザー)