性能や耐久性にフォーカスした靴選び 今ビジネスマンに必要な快適シューズとは!

ビジネスシューズに求められる性能6項目を専門機関にて徹底調査!

一般財団法人化学物質評価研究機構
東京事業所

市場に出る前の化学物質の安全性試験から製品となった段階での各種検査、廃棄後の環境分析まで、化学物質の全ライフサイクルにおける試験検査と研究開発に取り組む第三者機関

専門家とともに日経BPヒット総合研究所が、2万円以下で購入できる売れ筋のビジネスシューズ7足を選定。「化学物質評価研究機構 東京事業所」にて、屈曲、耐水、摩耗、むれ防止、耐滑、はく離の6項目における試験を実施した。それぞれ、5つのクラスに分けて、どのビジネスシューズの数値が高いのか調査を行った。

  • 屈曲試験

    歩行時に靴の先で発生する屈曲を再現した試験で、一般的な規格では5万回が目安。今回は30度の屈曲を1分間に140回実施し、その動作を20万回繰り返した。試験終了後は、屈曲を行った甲部と底部における亀裂の有無を目視で確認。粗雑な靴では1万回程度で亀裂が発生するが、今回は、7社全ての靴に変化がなかった。

  • 耐水性試験
    (屈曲処理前、屈曲処理後)

    靴の甲からの染み込み、また、甲皮の縫い目や甲皮と靴底の間からの浸水がないかを試験。靴の甲と底の境目の最低位置から1cm上まで水に浸した。早い靴では1時間で浸水。8時間浸しても浸水しなかったのは7社中4社だった。さらに、5000回の屈曲試験後にも同様の試験を実施。うち、3社は屈曲試験後も浸水しなかった。

  • 摩耗試験

    回転する研磨材に、靴底から切り出した試験片を一定の力で押し付けて、削れた量によって靴底の減りやすさを計測。ゴム底の場合、粗悪な素材は減りが早く、クレームにつながることが多いというが、7社中4社が最高クラスの5を獲得。この4社の数値は、標準品質規格の規格値よりも1.5倍も高い数値だった。

  • むれ防止性試験
    (透湿率、発散率)

    履き口を密閉した靴の内部で水蒸気を発生させ、前後の靴の重量変化を測ることで靴の通気性を試験。靴が透過した水分比である透湿率と靴が放出した水分比である発散率を足した数値で、蒸れ防止性の高さを測定した。

  • 耐滑性試験
    (乾燥状態、湿潤状態)

    人工足型に履かせた靴を一定の重さでステンレスの板に押し付けて、板を水平に移動させる。これにより、滑りやすさの基準となる動摩擦係数の数値を測定。ステンレス板が乾燥した状態と濡れた状態の両方で耐滑性を調査した。

  • はく離試験
    (つま先はく離、全面はく離)

    つま先の接着強度を測るつま先はく離試験と甲と表底全体の接着強度を測る全面はく離試験を実施。接着強度が弱い靴は、つま先や靴の変形しやすい部分から剥がれが発生し、かかと方向へと剥がれの面積が大きくなっていく。

全社に共通した高い水準でのモノづくり特に耐水性の高さに驚かされる

一般財団法人 化学物質評価研究機構 理事
高分子技術センター センター長
近藤 武志

日経BPヒット総合研究所
上席研究員
渡辺 和博

渡辺:7足分の試験を実施して、どのような感想をお持ちになりましたか?

近藤:どこの会社も高い水準で作り込んでいると感じました。驚いたのは耐水性の高さです。靴の甲と底の境目の最低位置から1cm上まで水に浸すということは、完全に水没している状態。8時間浸けても浸水しない靴は、なにかしらの工夫をしているのでしょうね。

渡辺:ゴアテックスファブリクスなどの防水素材を採用しているメーカーもありますからね。

近藤:あと、普段はあまりやらない試験が、むれ防止なんです。今回は0.5〜1.1という数値が出ていましたが、感覚的には0.2〜0.3より上ならば不快感はないと思います。

渡辺:今回行った6項目のうち、特に重要な試験はあるのでしょうか。

近藤:重要というか、問題が発生しがちなのが、屈曲試験とはく離試験ですね。

渡辺:その問題とは?

近藤:屈曲試験は1万回で割れる靴もあります。はく離試験でも、強度が低い靴がある。実は、接着剤は意外に高額なので、接着剤を希釈したり、塗布量を少なくしたりすると、はく離しやすくなります。

近藤:さまざまなケースを想定して試験で再現されているんですね。靴の試験をここまでやっていることに驚きました。

総合的に良いビジネスシューズとは!?

今回の試験で、屈曲、耐水性、摩耗、耐滑性、はく離試験の5項目で最高ランクを獲得して総合1位になったのは、A社のビジネスシューズ。雨の日にも快適に履ける、アサヒコーポレーションの『通勤快足』だった。

※雨に関する耐水性、耐滑性で5を獲得したブランドを優先に判定

通勤快足

ゲリラ豪雨が増えた日本で雨に強いピッタリの一足

右ページの試験を行った結果、7足中、総合的に点数が高かったビジネスシューズは、アサヒコーポレーションの『通勤快足』だった。全6項目ある試験結果の中、5項目で最高クラスの5を獲得。特に、耐水性と耐滑性において際立っており、耐水性では、5千回の屈曲試験を行った後、8時間水に浸けても靴の中への浸水は見られなかった。また、耐滑性は唯一、最高クラスの5を獲得。「ゲリラ豪雨」が多くなった最近の天候に、ピッタリのビジネスシューズといえるだろう。もちろん、屈曲、靴底の摩耗、はく離といった試験でも5を取っており、耐久性の高さもお墨付き。足で稼ぐといわれる営業マンにとっては心強い結果だ。

「ゲリラ豪雨」にも強く、長期間にわたり履き続けられる『通勤快足』。その良さは、ぜひ、実際に履いて確かめてみてほしい。

日本人に合った木型にこだわる

『通勤快足』がこだわっているのは機能だけではありません。40万の足型を参考にした日本人の足に合う木型を使い、靴の型を製作。そこに一体成型するインジェクション製法でソール部を接着して履き心地を高めています。歩く機会が多いビジネスマンが快適に仕事をできるように、仕事の妨げにならない、足に合った靴の開発を心がけています。

株式会社 アサヒコーポレーション 執行役員
商品企画部長
塚本 栄治
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