nikkei TRENDYnet SPECIAL
グローバル人材育成を応援するTOEIC®プログラム
TOEIC®を英語の定期健康診断として活用する

――言語は一朝一夕で身に付けられるものではありません。キャンベルさんは日本語をマスターするまでにどのような苦労をされましたか。

言語を学ぶことは、扉を一枚一枚開いていく過程そのもの。違和感を解消するために自分から日本語に歩み寄ったり、逆にこちらに引き寄せたりと、綱引きのようなことを繰り返しながら少しずつ自分になじませ、次の扉へと向けて前進していくイメージです。なかでも、とりわけ日本語はとても奥が深く、重層的な言語。相手によって敬語や謙譲語、位相語などを使い分け、さらには「言外」という日本語特有の言語空間もある。対象との距離や場に応じて風船のように伸び縮みする日本語のスペックを理解し、自分のものにするまでには、何枚もの扉を開く必要があったし、そのためにはしつこいぐらい人に聞いて回りました。それこそ機関銃のように質問をし、人間関係が危うくなるほどに(笑)。でもおかげで少しずつ言葉が自分の一部になる手応えを感じられるようになりました。

――日本人が英語を学ぶにあたって心がけるべきことはありますか。

まずは、たくさんの人といろんな場面で実際に会話を展開していくのが一番です。そのときに大切なのは、本当に話したいことと今のスキルで実際に伝えられるレベルの差を見極める目を持つこと。つまりメタ意識を持って自分を観察する。その点において、日本人は高いアドバンテージを持っていると思います。玄関に鏡を置いて、出かける前に自分をチェックするのは日本人独特の習慣。言葉に関しても同じで、口に出す前に自分の中できちんと整えたいという意識がある。その意識は学習意欲に直結します。そして己の内側を見つめながら言葉を繰り出す訓練を繰り返すことで、さらに磨かれていくのです。

――自己を見つめることも大切ですが、より客観的に見定めるツールとしてTOEIC® Programを活用する手もあります。

まさにその通りで、日本語版TOEIC® Programがあれば私もこんなに苦労はしなかったと常々思っています(笑)。英語でも日本語でも、あるいはスポーツや楽器をマスターするにしても、頑張ればある程度のところまで階段を上がっていけますが、やがて踊り場に出る。そこから次のステップを上がるのが難しいんです。じゃあどうするか。まずはスキルの棚卸しです。自分のストックはどれくらいか、足りないものは何か。それを客観的に知るための指標が、英語においてはTOEIC® Programが最適となります。

――TOEIC® Programで自分の位置を確かめることで、次の一歩も踏み出しやすくなるのですね。

TOEIC® Programにはまた、健康診断のような側面もあります。定期的に体を測定し、血液や血圧、心電図などを検査して自分の健康状態を明らかにすることで、病気を未然に防ぐ。あるいは治療の道筋をつける。それは英語における自分の強みや弱点を知ることにも置き換えられ、診断結果は改善の手がかりや前に進むための指針ともなります。一方で、健康診断もTOEIC® Programも一度きりではなく、期間を置いて継続することに意味がある。前回と比べて自分はどう変わったのかを確認しながら、次の対策を立て着実に歩みを進めていくことが、成長の手助けとなります。

――最後に、読者に向けて応援のメッセージをいただけますか。

グローバルビジネスの世界では、必要な場所にパイプを持つ誰かを頼るのではなく、自分自身でダイレクトにアクセスする能力が求められます。つまり、英語スキルを上げることは、仕事の達成度やレベルアップに直結する。言葉は使っていくうちに必ず自分の一部となるので、場数を多く踏むことが上達の近道となります。そして定期的にTOEIC® Programを活用し、その結果を自身の鏡や励みとしながら、英語との一体感が高まる喜びを味わってみてください。

英語は、使えば使うほど磨かれる。とはいえ、「英語を使う場面がなかなかない」「英語で話すのは緊張する」という人も。そこでIIBCでは、気軽に英語コミュニケーションを楽しめる場を様々な形で用意している。11月8~10日には六本木ヒルズで、「TOEIC® ENGLISH CAFÉ presented by IIBC」が開催された。このイベントでは、J-WAVEの人気ナビゲーターと英語で話す「SPEAK UP NIGHTS」や、ネイティブスピーカーと会話できる「フリートーキングテーブル」など、多彩なプログラムで参加者の好評を博した。IIBCは、今後も人と企業の国際化を支援する様々なイベントを発信していく。最新のイベント情報は、テスト受験や英語学習をサポートする「TOEIC® SQUARE」で入手できる。

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