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コンビニは今や街の重要なインフラ。その機能を日常業務に取り入れる裏ワザ的な活用法がある。
全国にあるマルチコピー機を自社機器のように使える「ネットワークプリント for Biz」だ。

労働環境改善へ向けて企業姿勢が問われる時代に

今、「働き方改革」が叫ばれ、かつてないほど労働環境への関心が高まっている。ワークライフバランスが重視される中で、労働環境の改善に消極的な会社は企業としての責任も問われるようになった。多くの企業で雇用者と被雇用者双方が働き方の根本的な変革に取り組んでいるが、その核となるのは、在宅勤務やリモートワーク、直行直帰などオフィスに縛られない、働く場所の柔軟な選択と効率的な時間の使い方だ。そんな自由で効率的な新しい働き方は、社員個々の業務負担を減らすだけでなく、会社全体の労働生産性向上にも寄与する。より優秀な人材に選ばれるようになることで、長期的な成長も見込めるだろう。

「働き方改革」柔軟で効率的な業務スタイル

自由な働き方の実現に課題となるのが、オフィスの重要な機能である「プリント出力」。自宅で顧客向け資料を作成できても、家庭用プリンターの印刷品質では印象が悪いし、A3など大きな用紙サイズへの印刷ができないこともある。印刷費用も見過ごせない。とはいえ、プリント出力のために出社しては元も子もない。

この問題を解決してくれるのがネットワークプリント for Biz」だ。これは、オンラインで専用のWebサイトに出力したいファイルを登録し、コンビニのシャープ製マルチコピー機でプリント出力できる画期的なサービス。いち早く導入しているのが、全国各地の病院を巡回し、出張先での営業活動が主業務となるMRを抱える製薬メーカーだ。MRの営業対象となる医師は長時間・不規則な勤務のため、紙の資料による短時間での営業活動が必須となる。同サービスを利用することで、事務所に戻る必要がなくなり、商機の損失がなくなったという。モバイルプリンターを持ち歩いていたMRは、その持ち運びやメンテナンスの手間がなくなるとともに、プリント品質を向上させることができたとのこと。また、USBメモリーにファイルを保存して持ち歩く必要がなくなり、紛失などによる情報漏えいリスクを回避できたことも高く評価する。

クラウドネットワークで全国を網羅!
プリント出力する利用者と管理者双方にメリットが!

「ネットワークプリント for Biz」をクラウドサービスの発展形と位置付けると、オフィスと自宅や出張先との距離を縮める非常に合理的な手段であることがわかる。アカウントを持つメンバーと管理者でクラウドにアップしたプリントファイルを共有できるから、資料の作成や修正などの共同作業がしやすく、業務効率化が図れる。セキュリティも万全なので、BCP(事業継続計画)の側面でも有用だ。また、これまでバラバラだったプリント出力の精算を月締め一元管理できるので、管理者側のメリットも大きい。労働環境と業務効率を一気に改善するソリューションとして検討する価値はありそうだ。