My First PC - 子供に使わせたい“初めてのパソコン”富士通 FMV LIFEBOOK AH/UHシリーズ徹底レビュー 戸田覚氏が親の目線で語るパソコンと子供の”良い関係

パソコンは今や、子供にとっても必須の学習ツールとなりつつある。とはいえ、親としては、子供にパソコンとどう付き合わせていくか、悩んでしまう面もあるだろう。その点、パソコン評論の第一人者として知られ、自身も2人の男の子の父である戸田覚氏は、「パソコンと子供の良い関係」を築くにはどうすればいいと考え、実践してきたのだろう? 子供に最初に与えるパソコンにはどのようなものがふさわしいか、富士通 FMVの最新ノートPCであるLIFEBOOK AHシリーズおよびUHシリーズはその条件を満たすものか、といったこととあわせて、1人の親の目線でじっくり語ってもらった。

戸田 覚(とだ さとる)
1963年生まれのビジネス書作家。著書は150冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。現在、日経トレンディネットで「戸田 覚のPC進化論」、「戸田 覚のデジモノ深掘りレポート」を好評連載中。

息子には小4でパソコンを与えた

 僕が子供の頃は、もちろんパソコンは世の中になかったわけですが(笑)、自分の子供には、小学校4年生頃から与えています。小4で与えた理由ですか? ローマ字の読み書きを学校で習得して、キーボードでローマ字入力ができるようになったからです。かな入力で妙なクセがつくのは避けたかったんですよ。

 その際、仕事柄、僕はパソコンをたくさん持っているのですが、お古をあげるのではなく、あえて新品を買い与えました。その理由は、「大事に使おう」という意識を持ってほしいから。それともう一つ、「お前のものなんだから、自分で責任を持って使え」という思いも込めています。例えば、使っていて分からないことが出てきた時も、自分のものなのだから、安易に僕に使い方を聞く前に、自分で調べたり、サポートに問い合わせたりする。そんな力を伸ばしてほしかったんです。

2人のお子様を持つお父さんの目線で語る戸田氏。お子様の話になると自然と表情も柔らかくなる。

子供にパソコンを与える意味とは?

 子供の頃からパソコンに触れることのメリットをいまさら語るのはナンセンスだと思いますね。むしろ、これだけパソコンが世の中で当たり前に使われるものになっている中、子供に触れさせない方が変でしょう? 小学校の授業でも使われたりしていますからね。

 子供にパソコンを使わせることにためらいを感じる親御さんは、どうせ与えてもインターネットで動画を見たりするだけなんじゃないか、みたいに考えていると思うんです。確かにそういうことをするだけだったら与える意味はないでしょう。そうじゃなくて、テレビを見たり、ゲームをしたり、といった「受動的なこと」をしている時間の一部を、パソコンを使って何か工夫して作ってみるといった「クリエイティブなことをする時間」に振り分けるよう、仕向けてみるといい。

 僕らが子供の頃って、男の子なら竹とんぼやプラモデルを作ったり、女の子だったら編み物や手芸をしたり、といったように、何かを自分の手で生み出す経験をしていましたよね? けれども今の子供って、ヘタしたら絵を描くことすらしないですから。そういう創造力を刺激するようなことを、パソコンを使って、自然にいつの間にかできるようになっている状態をつくってあげることが重要だと思うんです。

「親は子供にパソコンに触れる環境をつくってあげるべき」と語る。

 例えば僕の息子の場合、本を読むのが好きで小学校5年生か6年生の時に、真剣な顔をしてパソコンに向かっているから、何をしているんだろう? と思ったら、小説を書いていたんですよ。中国の古代の歴史をインターネットで調べたりしながら。こういうことができるパソコンは、やはり素晴らしいものだと思いましたね。結局、その小説は途中で飽きちゃって完成しなかったようですが、それはそれでいいじゃないかと。

 また、息子は、中学生になってから洋楽を聴くのが好きになり、気に入ったラップの歌詞などを、何を言っているのかパソコンで調べて、口ずさんでいるんです。そのおかげで英語が得意になって、特にリスニングの試験では学年1位を取ったりしています。本人にとっては、勉強をしているつもりは全くないんですけどね。そういうことに使ってくれると、パソコンを買い与えた意味があったなあと思います。親としては、ただパソコンを与えるだけではなく、「自分が好きなことをするのにパソコンはこういうふうに役立つよ」ということを伝えてあげるのも大切だと思いますね。

子供のパソコン選びでは
何を重視すべき?

 子供が使うパソコンの選び方は重要です。特に小学生の場合、今言ったように、親が事あるごとに「それはパソコンでこういうふうにやるといいよ」と子供に教えてあげるのが大事。そのためには勉強机だけではなく、リビングや旅行先など、どこでも使えるものであることが必須です。
 
 そう考えると、まず、キックスタンドタイプのものはダメです。ソファなどでひざの上に置いて使えませんから。ベーシックなクラムシェルタイプがいい。また、液晶でのタッチ操作ができない方がいいと思います。意外かもしれませんが、その方がキーボード操作を覚えるからです。スマートフォンとは別の使わせ方をさせたいですしね。

 あと、意外にデザインも重要なんですよ。子供が使うものだからと馬鹿にしたらいけません。ご自分も子供の頃、自転車とか、カッコイイものが欲しかったでしょう? それと同じです。デザインが良く、質感が高いものを選択し、どのようなコダワリが盛り込まれているのかウンチク込みで説明すると、「こんなにカッコイイものにキズをつけたりしたら悲しいな」と、子供も大切に使います。

戸田氏は「安さだけでパソコンを買ってしまってはダメ」だと語る。
機能性や質感について子供に語って聞かせることが大事だという。

 もちろん、キーボードが打ちやすいことは大前提。バッテリー駆動時間も長い方がいい。できるだけACアダプタなしで、家中あちこちでパソコンを使いたいからです。ACアダプタを挿して使っていると、特に子供の場合、足を引っ掛けて壊してしまうといったことが起こりがちです。

 サポートなどにも自分で連絡させたいので、電話対応がしっかりしているメーカーのものを選ぶといいです。そのためにちょっと価格が高くなったとしても、子供がそれで、自分で調べて問題を解決する方法を学べるなら、充分元は取れると思いますね。

戸田氏はLIFEBOOK AHシリーズとUHシリーズをどう評価するのか。両機のインプレッションをお聞きする。
写真は「LIFEBOOK AH77/C2」(左)と「LIFEBOOK UH75/B3」(右)。

「LIFEBOOK AH」「LIFEBOOK UH」シリーズのご購入は

「富士通WEB MART」

http://www.fujitsu-webmart.com/

お問い合わせ

富士通 購入相談窓口
0120-719-242

(通話料無料/受付時間 9時~19時)