空気予報 空気の未来を考えよう
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花粉の季節のお部屋掃除術
朝起きてすぐ、帰宅後すぐの掃除がベスト!

2017.03.24

(文/山田真弓)

<<花粉は持ち込まず、溜めず、取り除く!編はこちら

舞ったホコリが床に落下するまでの時間は無風で約9時間

ハウスダストはホコリの中でも特に1mm以下の肉眼では見えにくいもののことを意味するという。その種類は衣類などの繊維クズ、ダニの死がい・フン、ペットの毛、タバコの煙、カビ、細菌、そして花粉などさまざまだ。

ダスキンの広報、古屋洋氏によれば、平均的な一般家庭のハウスダストの年間平均値を同社で調べたところ、1gの中にダニが約2000匹、カビが約3万個、細菌が約800万個検出されたという。 「0.001mmのホコリが一度空気中に舞い始めると、無風の状態でも約9時間かけて1mを落下します。一旦、家に入り込んだ花粉はそのままの状態でも空気中に浮遊しますが、砕けて細かくなってハウスダストとして部屋の中に溜まるとほかのハウスダストとともに再び舞い上がり、人が吸い込む可能性がより高まります」(古屋氏)。

だからこそハウスダストが舞い上がらないように、毎日の掃除が重要になってくる。

朝一番と夕方の帰宅後すぐ、窓や扉の開閉後の掃除が効く!

「掃除のタイミングとしてベストなのは、朝一番と夕方の帰宅後すぐです」(古屋氏)。ハウスダストは軽く、人の動きに合わせて浮遊するので人が活動する時間帯は宙に舞っておりキャッチするのが難しい。一方、人がいないときや寝ている間は室内の空気の動きがなくなるためハウスダストがゆっくりと床に落ちていく確率が上がる。その落ちた状態を狙って、サッと掃除をするのが効果的なのだという。

「起きがけにくしゃみや鼻水が止まらなくなる現象は“モーニングアタック”と呼ばれていますが、1日の中で特に花粉の影響を強く感じられると答える方が多いのが起床時です。起きたばかりで体が無防備な状態で花粉などが含まれるホコリを吸い込んでしまうことが原因ともいわれます。これをなくすためにも、起きがけに吸着剤の付いたモップなどでハウスダストが溜まりやすい場所を拭き取れば、花粉も舞い上げずに済みます」(古屋氏)。

浮遊する花粉やホコリの量を減らせれば、うっとうしいくしゃみ、鼻水を抑えられる…。朝一番と帰宅後、そして窓や扉の開閉を行った際にドアや窓の近くをサッとモップでひと拭きできればベスト。「もし毎日できないという場合は、せめて休日はモップなどでしっかり拭き取れば、家の中に溜まる花粉の量は減らせるでしょう」と古屋氏は話す。