空気予報 空気の未来を考えよう
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きれいな空気をつくるエアコンは見た目も美しく 空間価値を高めるEoliaのデザイン

意外と知らないエアコンの秘密⑥
きれいな空気をつくるエアコンは見た目も美しく 空間価値を高めるEoliaのデザイン

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2017.03.27

(文/本間 幹)

エアコンには、空調装置として高機能であることはもちろん、室内に設置されるが故、インテリアとしてのデザイン性が求められる。近年、その傾向はさらに顕著だというが、パナソニックの新型エアコン「Eolia(エオリア)」は、そんな要求に応える美しいデザインも魅力の1つ。元々、コンパクトかつシンプルなスタイルに定評のある同社製エアコンのデザインは、どのように進化したのだろうか?

風を操る装置を表現したエオリアスタイル

「デザインに関しては、今回復活した『エオリア』ブランドのスタイルはどうあるべきか? という定義付けから始めました。そして生まれたのが『気流感』と『ボリュームレス&ノイズレス』というデザインコンセプトです」

今年1月、最上級機種から普及機まで、2017年モデルのラインアップが出揃ったパナソニックのエアコン「Eolia(エオリア)」のデザインの基本となったコンセプトについて、このように振り返るのは、同社 アプライアンス社のデザイナー、木下和美氏。

パナソニック株式会社
アプライアンス社
デザインセンター
第1開発部 MA1課
主任意匠技師
木下和美氏

「弊社のエアコンは、ナショナル時代から伝統的に気流制御――風を操る装置であることにこだわってきました。それは2017年モデルも同様で『風を操る』ことを想起させるシルエットを採用しています。例えば、Xシリーズを例に挙げると、下部が曲面になっていますが、これは風の流れ――風をはらんだ帆、あるいは風になびくカーテンをイメージしているのです」

以上が「気流感」について説明した木下氏の言葉だが、「エオリア」というブランド名は、ギリシャ神話の「風の女神」が由来。そのデザインは、グレードに関わらず、いずれも印象的な美しい曲面を持ち、どことなく女性らしさを感じさせる。女性的な柔らかさを感じさせる曲面で、風の流れを表現したデザインは、まさに「的を射た」ものだと言えよう。

また、コンセプトの2つ目に挙がった「ボリュームレス」とは、筐体のコーナー部分にアールを取るなどして、圧迫感を軽減させること。「ノイズレス」は、例えば機能停止時にフラップがぴったりと収め、機能を主張しないような形状にするなど、出来るだけ余分な段差や隙間、凹凸をなくした処理を指す。

その結果、生み出された外観は、「ナノイーX」など、数々の先進技術によって「空気を健康に清潔に保つ」機能を持つ「エオリア」にふさわしい、シンプルで清潔感のあるデザインになっている。

空間調和と性能――相反する要求をデザインで両立

木下氏は、エアコンにおけるデザインのトレンドについて「元々住空間に調和するデザインが要求される家電ですが、その傾向は近年ますます強まっています。より空間に調和するデザイン、さらにはエアコンを設置することで空間の価値を高めるデザインが求められるようになりました」と語る。

その一方で、当然、性能や機能的には、高い省エネ性能や快適性も求められる。しかし、このような要求と空間調和を両立させるのは簡単なことではない。

「エアコンが本来果たすべき性能を維持するためには、サイズが大きくなるのが自然の成り行きです(冷暖房効率はエアコンの熱交換器が大きい方が有利なため)。しかし、空間調和を考えると、サイズは小さい方がよい。そこで我々は、性能を担保しながら空間に融合させる――つまり小さくならないものをいかにコンパクトに見せるかということに取り組んでいるのです」(木下氏)

では具体的に、どのような点に配慮してデザインが行われているのか? その答えの1つが使用シーンに合わせたデザイン展開である。

例えば、リビングでの使用を想定している最上級モデルのXシリーズは、筐体の天地幅を抑えた「ロープロポーション」なのに対し、パーソナルな部屋での使用を想定したJシリーズは「奥行きの幅が短い」。この違いについて木下氏はこう説明する。

「広さがあるリビングでエアコンが目に入るのは、引きの視点で見た時です。そのため、エアコンをロープロポーションにすると圧迫感がなく、部屋が広く見えます。一方、小さな個部屋でエアコンが視界に入るのは、見上げた際。そこでJシリーズでは近くから見上げた時に小さく見えるようにデザインしています」

東日本大震災以降、家族が一緒に過ごせるよう、住まいに大きなリビングを設けることが流行りだが、Xシリーズのデザインは、このようなトレンドを反映したものだという。住空間のトレンドは時代と共に変わっていくものだ。ならばエアコンのデザインも住空間トレンドに合わせて変わり続けるのが必然であろう。木下氏もこの点について「調和ということを重視すれば当然そうなります」と頷く。