空気予報 空気の未来を考えよう
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おうちで「焼き肉」や「くん製」を楽しめる調理家電

進化するニオイ対策
おうちで「焼き肉」や「くん製」を楽しめる調理家電

2016.09.29

文/安蔵靖志

現代は「煙」や「におい」に寛容ではない時代だ。1992年にICAO(国際民間航空機関)が国際的な航空機内での禁煙化を勧告し、1998年から2000年にかけ各社の禁煙化が進んだ。2000年以降は各国で鉄道内における全車禁煙を実施。日本でも最近は新幹線の多くが全席禁煙となっている状況だ。「禁煙」「嫌煙」の流れは当然住宅にも及んでおり、1990年前後に登場した「ホタル族」(マンションなどの集合住宅のベランダでホタルがお尻を光らせるようにタバコを吸う人々のこと)なる言葉をご存じの方も多いのではないだろうか。

筆者も以前はタバコを1日約1箱吸うヘビースモーカーだったが、サラリーマン時代に会社の席でタバコを吸えなくなったため、喫煙所デビューをせずに禁煙してしまった。公共交通機関、オフィス、自宅などさまざまな場所で紫煙をくゆらせることのできない時代になったというわけだ。

タバコの煙に寛容な時代は、オフィスなどさまざまな場所の壁が黄ばんでおり、それらがイヤなにおいを発生していた。もちろん当時から煙やにおいが嫌いな人はたくさんいただろうが、社会全体としてはそれが当然のことであり、許容されていた。

タバコの煙がNGになり、自宅の壁や天井をヤニで汚すのがNGになると、アレをやらなくなったという人も多いのではないだろうか。それは……そう、ホットプレートを使った「おうち焼き肉」である。

せっかく家の中でタバコを吸わずにきれいに過ごしても、家の中で焼き肉をやってしまったら元も子もない。タバコだってタールなどが壁紙などにしみついて汚れもにおいも付いてしまうが、焼き肉ともなると煙だけでなく肉の脂も飛び跳ねて大変なことになる。筆者も昔からホットプレートを持っているが、部屋を汚したくないということですっかり焼き肉はしなくなってしまった。

しかし、実は安心して自宅で焼き肉を楽しめる家電がいくつかある。これさえあれば自宅での食事がさらに楽しくなるはずなので紹介しよう。