空気予報 空気の未来を考えよう
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においをシャットアウトする家電とは?

進化するニオイ対策
においをシャットアウトする家電とは?

2016.09.29

文/安蔵靖志

<<調理家電編はこちら

調理家電編は「煙」の問題を解決する家電を紹介したが、煙だけでなく「におい」も我々の生活の中で大きな問題だ。においの問題を解決するためには、煙と同様に「吸い込む」か「分解する」かのどちらかの解決策が必要になる。

そこでお勧めしたいのが「空気清浄機」もしくは「脱臭機」だ。空気清浄機はフィルターを利用して空気中のにおい成分を含めたさまざまな有害物質を除去するというもの。室内での喫煙が当たり前だった20世紀では「タバコの煙やヤニを除去する」ことを目的に使用している人も多かったと思うが、最近では健康に害を及ぼす「PM2.5」や「花粉」などの有害物質を除去する目的であったり、除菌・消臭を目的とした人も少なくない。

気になるにおいをシャットアウトするなら脱臭専用機

まず「脱臭機」から紹介しよう。最近では空気清浄機に加湿機能が付いたものを筆頭に、さまざまな機能や特徴を備えた空気清浄機が増えている。しかしここで紹介する富士通ゼネラルの「PLAZION HDS-302C」は、「集じん機能付き脱臭機」というコンセプトになっている。あくまでも脱臭がメイン機能であり、空気清浄機機能は“おまけ”だという主張が潔い。

富士通ゼネラルの「PLAZION HDS-302C」(実勢価格1万6640円/税込み)
http://www.fujitsu-general.com/jp/products/deodorize/lineup/hds302c/

PLAZION HDS-302Cはハニカム状の金属に酸化触媒をコーティングした「高速メガフィルター」を搭載。新・PTCヒーターによって触媒の作用を高めてにおいの元を吸着・分解するという仕組みは「スモーク&ロースター」とも共通する。さらに「UVデオドラントユニット」内のUV(紫外線)ランプで生成したオゾンによって取り残したにおいを分解し、「消臭成分シャワー」機能によってさらに家具や壁紙にしみついたにおいを分解する仕組みとなっている。

脱臭効果がパワフルになった「ナノイーX」搭載空気清浄機

脱臭だけでなく、しっかりと空気中のにおい成分やホコリ、ハウスダストなどを吸着してほしいというのであれば空気清浄機がお薦めだ。

パナソニックの空気清浄機「F-VXM90」は花粉をはじめとするさまざまなアレル物質(イヌ・ネコのフケ、ダニのフン・死がい、空気中の真菌など)を抑制(無害な物質へ変性させること)する効果やタバコ、生ゴミなどのにおいの原因物質を分解する効果、カビ菌を抑制する効果などを持つ従来の「ナノイー」に比べて約10倍の生成量を実現した「ナノイーX」を搭載。これまで以上に花粉の抑制や脱臭効果を強化しているという。

パナソニックの「F-VXM90」(実勢価格9万5000円/税込み)
http://panasonic.jp/airrich/product/f_vxm90/

人の動きを検知する「ひとセンサー」を利用してホコリが舞い上がる前に集じんし、部屋に充満するさまざまな生活臭を検知する「ニオイセンサー」でペット臭や体臭、アンモニア臭、生ゴミ臭、料理臭、タバコ臭などを素早く脱臭。目に見えない約0.3μmサイズの微粒子まで検知する「高感度ハウスダストセンサー」も備えている。

前ルーバーと後ルーバーの2つを備えた「新・ツインルーバー」を利用して2つの気流を生み出すことで、花粉などの比較的大きな汚れを下から吸引する「ハウスダスト気流」、部屋全体や床上に漂う汚れを吸引する「PM2.5気流」、上方や全体にただよう小さな汚れを吸引する「ニオイ・けむり気流」などさまざまな気流制御を実現している。

フィルターはペットの毛や繊維などの大きな汚れを取る「プレフィルター」に加えて、ホコリや花粉、チリ、けむり、PM2.5などのハウスダストをキャッチする「HEPA集じんフィルター」、タバコ臭やペット臭など気になるにおいの元を吸着する「スーパーナノテク脱臭フィルター」を搭載している。