空気予報 空気の未来を考えよう
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不快な空気から体を守る「不織布」、マスクをもっと知る
マスクの活用法編

2016.01.17

(写真/長谷川靖哲 文/杉山元洋)

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99%以上のウイルスなどを除去するだけでなく、有害物質の無害化の機能を持つまでに進化したマスク。その開発の現場で効果的な使い方などを、玉川衛材のマスク研究所「フィッティラボ」におじゃまして、開発を手がける松浦孝伯さんに伺った。

玉川衛材 製品開発部
係長 松浦孝伯さん

――マスクをしていれば風邪をひくことはないのでしょうか?

松浦孝伯さん(以下、松浦さん):最新の不織布マスクは、約99%ものウイルス飛沫をカットする性能を持っています。しかし残念ながら、感染を完全に防ぐことは難しい。その理由のひとつは、正しい付け方をしていないこと。顔にしっかりとフィットさせれば、本来のフィルタ効果を発揮することができるんです。

マスクの専門家直伝の装着法

松浦さん:まずはマスクを半分に畳み、鼻に当たるノーズフィッターの中央を曲げます。たいていのマスクには表裏があって、正しい方向にしないと口元に余裕ができるようにプリーツ(あらかじめ入った折れ目)が開きません。当社のフィッティ®の場合には耳紐が付いている面が顔側で、ロゴマークが外から読めるようにすればOKです。
(メーカーによって異なりますので、上下・裏表はパッケージに記載の使用方法をお読みください。)

松浦さん:次に、一度開いてから、中央の両脇2箇所を自分の鼻の形に合わせて曲げます。

松浦さん:耳紐をかけたら、マスクの上下で鼻と口を完全におおうように広げ、鼻の両脇のフィット感を確認すれば完了です。