空気予報 空気の未来を考えよう
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不快な空気から体を守る「不織布」、マスクをもっと知る
マスクの活用法編

2016.01.17

(写真/長谷川靖哲 文/杉山元洋)

――マスクの付け方によってブロック効果は大きく変わりますね。

松浦さん:その通りです。マスクを選ぶ際、着ける際には下記の6つのポイント(※)をしっかりチェックして頂きたいと思います。
※出典元(一社)日本衛生材料工業連合会HP

[ マスクを選ぶ際の6大チェックポイント ]

購入前
①素材・機能をチェックする 
②形・サイズをチェックする

購入後
③顔との間にすき間が出来ていないか 
④耳かけで耳が痛くならないか 
⑤呼吸がしやすいか 
⑥ゴワゴワしたり不快感はないか

ご自身に合ったマスクを選び、正しい着け方で使っていれば、風邪やウイルスの感染リスクを確実に減らすことができます。

松浦さん:マスクと顔の隙間から、どれだけ多くの有害物質が体内に入ってしまうか実験でお見せします。これは「平均人頭模型」といって、日本人の平均的な頭部のサイズで作った模型に、呼吸機能を持たせたもの。わざと顔とマスクに鼻のすき間ができるように装着し、空気の流れを見てみましょう。

松浦さん:空中に漂っているのは有害物質に見立てた煙です。そこにレーザー光線を当てると、マスクの隙間に空気が流れ込んでいくのがわかると思います。アレルギーをお持ちの方は、外出時だけでなく、家で布団を干すときや、掃除をするときにハウスダストを吸い込まないようマスクをするのもオススメなんです。

――その他にもマスクの取扱で注意すべきことは?

松浦さん:マスクの外側にはウイルスが付着している可能性があるので、付け外しの際には耳ゴムから外し、なるべくフィルタ部分を触らないように心がけること。あと、もったいないと感じるかもしれませんが、毎日取り替えて清潔な状態を保つのも大切です。最新のマスクは、フィルタとしての機能が高いからこそ、正しい付け方と選び方を広く皆さんにお伝えしていきたいですね。

取材の終わりに、記者も教えてもらった方法でサンプルのマスクを装着。しっかりと顔に密着しているが、呼吸が苦しいということはなく、不織布が確実に濾過して空気のクオリティを高く保っていることを実感できた。質の高いマスクを正しく活用し、手洗いやうがいと組み合わせて、感染対策の季節を乗り切りたい。

取材協力/玉川衛材株式会社 https://www.tamagawa-eizai.co.jp/