空気予報 空気の未来を考えよう
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花粉の季節を乗り切る 空気清浄機の最新事情
最新空気清浄機 後編

2016.03.07

(文・佐保 圭)

1年中、日本全国の花粉をOHラジカルで無力化(※1)

空気清浄機から発生させたナノイーに含まれるOHラジカル(高反応成分)は、水に包まれているため、消滅しにくいので、花粉に届くと、時間をかけて、花粉を無力化(※1)するという。

「前の機種の『ナノイー』でも、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサの花粉に抑制(※3)効果が認められていましたが、『ナノイーX』は水に含まれるOHラジカルの量が10倍(※5)になったので、ススキ、シラカンバ、ヨモギ、オリーブ、ビャクシン、モクマオウ、ハンノキ、オオアワガエリにも効果が認められ(※2)、日本全国の花粉に1年中、対応できるようになりました」(山田氏)

ナノイーXによる無力化(約6畳空間での約24時間後の効果)が認められた植物の花粉

花粉の飛散については、地域・年度によって異なります。複数の地域で飛散する花粉の時期は関東地方を代表で記載。

『ナノイーX』に進化した結果、ニオイに関しても、従来のタバコ臭、生ゴミ臭、ペット臭、枕の頭皮臭(枕カバー)に加えて、汗臭、焼肉臭、乾き臭でも脱臭効果を実証できたという。

井浦氏は言う。「花粉に悩まれている方のほか、その予備軍の方もたくさんいらっしゃいます。そういう意味では、すべてのお客様に『空気清浄機を入れることで安心して暮らせますよ』という価値を提供していきたい」

「山田氏が続けた。「空気清浄機は健康な空間づくりにつながる商品なので、常に『お客様に喜んでいただきたい』という気持ちを持って、商品を開発しています」

そもそも空気清浄機はどう設置すればいいのか

進化した最新の空気清浄機が、花粉対策にどんな力を発揮するかは、十分に理解できた。開発の最前線に立つ2人の技術者から話を聞く貴重な機会なので、取材の最後、プロだからこそ知る「空気清浄機の賢い使い方」を聞いた。

井浦氏は「きれいな空気を吸いたいからと、枕元に空気清浄機を置かれるお客様がいらっしゃいますが、空気清浄機とは反対側にきれいな気流がきて、吸い込み口には汚れた空気が集まるので、寝るときは足元に置かれた方がよいでしょう」と教えてくれた。

山田氏は「効率的に花粉を除去するには、空気清浄機がつくる気流を乱さない方がいいので、エアコンが冷房で水平に冷風を吹き出す季節は『エアコンと同じ側』に、エアコンが暖房で下方向に温風を吹き出す季節は『エアコンと反対側』に置くのも、1つのコツかもしれません」と説明してくれた。

これからの時代、「きれいな空気の中での安心安全な暮らし」を実現するためには、「気流」を意識して、空気清浄機はもちろん、エアコンなど他の送風機器も含めて、その部屋に最適な「空気の流れ」をデザインすることが大切なのかもしれない。

 

※1:約6畳空間での約24時間後の効果です。実際の使用空間での実証効果ではありません。すべての有害物質に対応するわけではありません。使用環境・お部屋の条件により効果は異なります。
※2:花粉の代表格であるスギ花粉において、花粉に含まれるアレル物質を無害な物質へ99%以上変性。<スギ花粉>【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター 【試験方法】布に付着させたアレル物質をELISA法で測定【抑制の方法】「ナノイー」を放出【対象】花粉(スギ)【試験結果】8時間で97%以上抑制、24時間で99%以上抑制(4AA33-151001-F01)。<スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・ススキ・シラカンバ・ヨモギ・オリーブ・ビャクシン・モクマオウ・ハンノキ・オオアワガエリ花粉>【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター【試験方法】約6畳空間で電気泳動法による検証【抑制の方法】「ナノイー」を放出【対象】花粉(スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・ススキ・シラカンバ・ヨモギ・オリーブ・ビャクシン・モクマオウ・ハンノキ・オオアワガエリ)【試験結果】24時間で低減効果を確認(No.4AA33-151015-F01、4AA33-151028-F01、No.4AA33-160601-F01、4AA33-160601-F02)。
※3:約6畳空間での約8時間後の効果です
※4:花粉の代表格であるスギ花粉において、花粉に含まれるアレル物質を無害な物質へ変性。<スギ花粉>【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター【試験方法】布に付着させたアレル物質をELISA法で測定【抑制の方法】「ナノイー」を放出【対象】花粉(スギ)【試験結果】88%以上抑制(BAA33-130402-F01)。<ヒノキ・ カモガヤ・ブタクサ花粉>【試験機関】信州大学 繊維学部【試験方法】45Lの密閉容器内で直接曝露し電気泳動法による検証【抑制の方法】「ナノイー」を放出【対象】花粉(ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ)【試験結果】60分で低減効果を確認。
※5:「ナノイー」:毎秒4,800億個と、「ナノイー X」:毎秒4兆8,000億個との比較。ESR法による測定。(当社調べ)